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<p>第二話<br />
狐と咲夜(さくや)の付き合いは長くなるのだった。<br />
雪も積もる冬も暑い日差しの夏も涼しい秋もあたたかな春も<br />
狐は人間の姿に化けることができた。<br />
12歳の可愛い顔の男の子だったサラサラした髪と白い肌が目を引く<br />
一緒に遊んだあと狐が言った<br />
「僕とキスしておくれ」<br />
咲夜はいいよと狐にキスをした。<br />
3分くらい口と口をつけたまま…<br />
狐に名前があった 白雷(はくらい)と… 名付け親は誰だか知らないけれど<br />
咲夜はふわふわした可愛らしい女の子だった。<br />
咲夜と白雷の愛を交わし合った。<br />
「白雷あのね… わたし都会の中学校に行くことになったの」<br />
咲夜が切り出した。<br />
「中学受験でね」<br />
「都会の私立の中学校に通うの?」白雷が尋ねた。<br />
「そう… だからこれからあんまり会えなくなる」<br />
「寂しくなるけどiPhoneで連絡取る」<br />
「うんありがとう」<br />
そうしてその日は咲夜と白雷は別れた。</p>
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