邪智暴虐の王

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  • I Wanna Be Your Dog
    ...んだ」 No.01 邪智暴虐の王 キングスライム No.46 命の価値は? 魔獣ケルベロス No.28 歪みの国のアリス
  • 邪知暴虐の王
    目覚めて早々、キングスライムは激おこぷんぷん丸状態だった。 「なんて無礼な男なんだ! ぼくは王様なんだぞ! こんな戦いに乗るもんか!」 彼は『キング』である。だからエラい。別に何もしてないけど、キングならエラいのだ。 生まれた時からエラかったので、自分は常に上の立場にいて当然だと考えていた。 そんな自分に対して上から目線で「戦い合え」などと言われて、黙っていられるわけがない。 粛正だ! モリーは自らの手で粛正を下してやる! 彼はスタンスを決定した。 「あの野郎、ぶっ殺してやる!」 知性の欠片もない悪態をつきながら、ボヨンボヨンと跳ねて歩く。 ……すると、道中の橋の上で鎧に身を包んだ大男と鉢合わせた。 ちょうどいい。この男を家来に引き入れよう。 「おい、そこの侍! 王様であるぼくの部下になれっ!」 「誰に向かって口を利いている? 雑種...
  • 支援絵
    支援絵 シュンキチ氏 魔人アリス ギギギギギギギギ アリス「3gさんふぁいとっ★」 死導アリス 精神を抉るアリスさん 電気おばけ氏 ギルガメッシュ対プチヒーロー+ジュペッタ ジュペッタ 幽鬼マンイーター CMロワバレンタインデー たんぽぽ茶氏 狂気のアリス 名無し氏 ピクシー フルウ氏 モリーの最終兵器 剣に勇気を、胸に怒りを 挿絵・邪知暴虐の王 挿絵・モンスターだって何にでもなれる 挿絵・「で?ICBMって何だ?食えるのか?」
  • ギルガメッシュ
    ――誰に向かって口を利いている? 雑種が…… 【名前】ギルガメッシュ 【出典】ファイナルファンタジーシリーズ 【説明】 古代メソポタミア・ウルク第1王朝の王と同じ名を持つ、鎧を纏う人型の魔物。 複数個所持している伝説の武具(本物かどうかは不明)を用いて戦う。 【パーソナルデータ】 オス。強さこそが格だと信条している。高飛車な性格。一人称は「我」。 ジャンプが使える模様。 【スタンス】 優勝狙い 【初期支給品】 くさりがま 【登場話】 +開示する 話数 タイトル 01 邪知暴虐の王 38 キミが死んで、僕が生まれた 49 show me your brave heart
  • キングスライム
    ――王様をバカにした者は…………死刑!! 【名前】キングスライム 【出典】ドラゴンクエストシリーズ 【説明】 豪華な冠を被ったスライムの王様。 巨体を生かした押しつぶしや、高位の呪文攻撃など、スライムとは桁違いの強さを持つ。 複数の特別なスライムたちが合体して、この姿になるとも言われている。 【パーソナルデータ】 オス。キングに生まれたというだけで偉そうにしている。頭が悪い。一人称は「ボク」。 メラゾーマを覚えている模様。 【スタンス】 過激対主催 【初期支給品】 きあいのハチマキ 【登場話】 +開示する 話数 タイトル 01 邪知暴虐の王 13 I Wanna Be Your Dog 46 命の価値は? 52 そんなものはない
  • ◆5omSWLaE/2
    ◆5omSWLaE/2 投下作品 00 オープニング 01 邪知暴虐の王 18 悪の華 34 進撃の巨竜 44 サボってんじゃねえよ 50 escape 65 救いの手 67 第一回生存者報告 73 わるだくみ 79 終焉の物語蛇足 87 It s Time to Play 作品に寄せられた感想 CMロワの 1。独自のコンセプトにより書くも読むもとっつきやすいロワを築き上げた。主役でもなければ悪役でもない、けれど世界の何処かでそれぞれ生きているモンスターたちの物語の場を用意してくれた氏に感謝を -- 名無しさん (2013-07-31 19 14 33) 名前 ...
  • タブンネ
    ――ワタシ、戦イナンテイヤナノ。アナタモ一緒ニ助カル術ヲ探ソウヨ! 【名前】タブンネ 【出典】ポケットモンスターシリーズ 【説明】 高い経験値を目当てにトレーナーに倒されまくる不憫なポケモン。 ピンク色の肉付きの良いボディと、ふわりとした大きな耳が特徴。 慈愛に満ちあふれたポケモンで、襲ってくる相手にすら「いやしのはどう」で回復させてくれたりする。 【パーソナルデータ】 メス。誰に対しても優しい。困った人を見たら放っておけない。何故かカタコト口調。 癒しの波動を覚えている。 【スタンス】 平和主義 【初期支給品】 メガホン 【登場話】 +開示する 話数 タイトル 01 邪知暴虐の王
  • 邪知暴虐の王,挿絵アリver
    目覚めて早々、キングスライムは激おこぷんぷん丸状態だった。 「なんて無礼な男なんだ! ぼくは王様なんだぞ! こんな戦いに乗るもんか!」 彼は『キング』である。だからエラい。別に何もしてないけど、キングならエラいのだ。 生まれた時からエラかったので、自分は常に上の立場にいて当然だと考えていた。 そんな自分に対して上から目線で「戦い合え」などと言われて、黙っていられるわけがない。 粛正だ! モリーは自らの手で粛正を下してやる! 彼はスタンスを決定した。 「あの野郎、ぶっ殺してやる!」 知性の欠片もない悪態をつきながら、ボヨンボヨンと跳ねて歩く。 ……すると、道中の橋の上で鎧に身を包んだ大男と鉢合わせた。 ちょうどいい。この男を家来に引き入れよう。 「おい、そこの侍! 王様であるぼくの部下になれっ!」 「誰に向かって口を利いている? 雑種...
  • 本当に逃がしますか? →はい
    火炎が、鮮やかに燃え盛る。 雷撃が、身体の芯まで痺れさせる。 光線が、華麗に的を撃ち貫く。 爆発が、ド派手な音を立てる。 沸き立つ場内。満員御礼。沢山のニンゲンの視線を浴びつつ、アタシは舞う。 でっかい技を放つと挙がる一見さんの驚きの声。気持ちいい。 反撃を避けるたびに挙がるファンの皆の喜びの叫び。心地いい。 試合が終わる一秒前まで、その戦い(ステージ)はアタシの独壇場だった。 「それでも、負けちゃったのよ」 「ソーナンス?」 「終わる寸前に調子乗って観客席に手ぇ振ってさ、その結果がKO負けよ」 「ソーナンス」 対戦相手が最後の一瞬に見せた悪あがき。 たったそれだけでも、か弱いアタシをノックダウンするには十分で。 今までに体験したことがない痛みと衝撃。 言うことを聞かずに崩れ落ちる身体。 意識を失う直前に聞こえた、お客さんの嘆き...
  • オープニング
    「レディース・エーン・ジェントルメーン!! 一世一代の大舞台に集いし老若男女の皆々様!!  ついに来ましたこの瞬間! 世界を、いや次元を超えて集められたモンスターたちの!!  肉体を、魂を削って生き残りをかけるデスマッチ! その中で最後まで大地に立ち、栄光を手にするのはいったいどいつだ!?  魔物たちによる魔物たちの大いなる祭典、スペシャルモンスター闘技場がいよいよ開幕だーっ!!」 実況の声に応答して、わぁっと沢山の人々の歓声があがる。 そう、誰もが待ちわびた前代未聞の大祭りがついに始まるのだ。  ◆ ……おっと、キミは『モンスター闘技場』が何なのか知りたいのかい? 簡単に説明すれば、まず世界中から集められた魔物たちが互いに戦うんだ。 キミの仕事は、あらかじめ誰が生き残るのかを予想して、あとは勝利を祈りながら戦いを見るだけさ。 鋭い牙が、重い拳が、...
  • 12時~18時までの脱落者
    時間 名前 殺害者 死亡作品 死因 場所 開始前 レオモン モリー オープニング ゴッドスパークの杖で見せしめ ????? 昼 タブンネ キングスライム 邪知暴虐の王 体当たりを受けて全身骨折 D-7 昼 すえきすえぞー 妖精クーフーリン @ メタルキングの槍で目玉から一突き F-2 昼 チョコボ 魔人アリス human in the box チェーンソーで足を切られ、ジハードで消し飛ばされる B-7 昼 堕天使デカラビア ゴーレム お酒はほどほどに バッカスの酒で暴走し、潰される E-4 昼 ドラゴン 魔人アリス 歪みの国のアリス 呪殺される C-7 日中 外道バックベアード 幽鬼マンイーター 悪の華 麻痺で行動不可能なところを殴り殺される E-5 日中 スライム トンベリ 上手くズルく生きて楽しいのさ 氷の刃で肉体を切断される F-5 日中 ブイモン チャッキー 眠ったままで 刃で切り...
  • SSタイトル解説
    解説書ける方がガンガン編集して頂ければ幸いです。 No. 題名 解説 00 オープニング 幕開け。 01 邪知暴虐の王 小説「走れメロス」の一節より。暴君に向けられた呼び名。キングスライムのことを指している。 02 本当に逃がしますか? →はい ポケモンを逃がす時のメッセージ。あなたの逃がしたポケモンたちが何を思うのか、想像したことはありますか? 03 チキン・ラン 同名の映画が元ネタか。脱走を試みるニワトリたちの作品だが、このSSのサボテンダーは一応乗り気である。 04 海物語 CMロワ→CM ROWA→CR マップに海がある→海 CR海→CR海物語→海物語 05 モンスターだって何にでもなれる 勇者にでも、アイドルにでも、何にだってなれる。 06 さみしさの共振 一人にされるのは寂しい。そんな彼らが惹かれあった。 07 Fantastic Future 声優田村ゆかりの楽曲が元...
  • 00〜50
    【00】 No. 題名 作者 位置 登場人物 00 オープニング ◆5omSWLaE/2 ???? ピカチュウ、モリー、レオモン 【01〜10】 No. 題名 作者 位置 登場人物 01 邪知暴虐の王 ◆5omSWLaE/2 D-7 キングスライム、ギルガメッシュ、タブンネ 02 本当に逃がしますか? →はい ◆GOn9rNo1ts C-6 ピクシー、ソーナンス 03 チキン・ラン ◆n4C8df9rq6 G-4 サボテンダー 04 海物語 ◆193R5b5IKU A-1 ピカチュウ 05 モンスターだって何にでもなれる ◆/wOAw.sZ6U D-4 ジュペッタ、プチヒーロー 06 さみしさの共振 ◆6XQgLQ9rNg F-5 ハムライガー、トンベリ 07 Fantastic Future ◆9eFMlaiqFQ B-6 メタモン、グレイシア、ドラゴン 08 怪物騙 ◆3g7t...
  • 本編SS目次(時系列順)
    【オープニング】 No. 題名 作者 位置 登場人物 00 オープニング ◆5omSWLaE/2 ???? ピカチュウ、モリー、レオモン 【昼】 No. 題名 作者 位置 登場人物 01 邪知暴虐の王【挿絵Ver】 ◆5omSWLaE/2 D-7 キングスライム、ギルガメッシュ、タブンネ 02 本当に逃がしますか? →はい ◆GOn9rNo1ts C-6 ピクシー、ソーナンス 03 チキン・ラン ◆n4C8df9rq6 G-4 サボテンダー 04 海物語 ◆193R5b5IKU A-1 ピカチュウ 05 モンスターだって何にでもなれる【挿絵Ver】 ◆/wOAw.sZ6U D-4 ジュペッタ、プチヒーロー 06 さみしさの共振 ◆6XQgLQ9rNg F-5 ハムライガー、トンベリ 07 Fantastic Future ◆9eFMlaiqFQ B-6 メタモン、グレイシア、ドラゴ...
  • キミが死んで、僕が生まれた
    「流石に拙者には扱いきれないでござるな……」 「ん~、腕が使えるならイケると思ったんだけどなぁ」 ガブモンという種族が剣を扱うことが出来るのか、この質問に対して答えることは出来ないが、 ここにいるガブモンが剣を扱うことが出来るかどうかと言えば、その答えは否である。 剣を握ることは出来る、振ることも出来る、だが武器として扱うことは出来ない。 ガブモンの手に握られたのは、一振りの剣だった。 鋭く伸びる刀身は斬ることの能わぬ空すら斬り裂かん程に研ぎ澄まされており、 握りから伝わる仄かな暖かさは、それが人の業を遥かに超えた神の領域の剣であることを言葉も無しに掌に伝えてくる。 世に出れば全ての業物の等級を下げることとなるであろうその剣の名はヒノカグツチといった。 「もとより拙者の武器はこの身一つ、不慣れな剣に命を預けることは出来ぬ」 「もったいないなぁ~」 ...
  • 不定形の王道
    有り体に言うと、暇だった。 青い空、白い雲、それらがゆるりと様変わりしていく過程。 別にぼーっとしているわけじゃあない。 しかしこんなに暇があるのは、珍しいことだった。 だから使いあぐねた時間で、ちょっと意味のある暇つぶしをやってみることにする。 青い色は、見飽きたから。 グレイシア達と別れた後に、会話はなかった。 「ピギィ!ほっぺた擦りむいた!もうちょっと丁寧に扱えよ!」 どこが頬で顔だか分からないボンレススライムは喚く。 「っていうか、本当ににメタモンっていうの助けに行くの?そんなにお前暇なの?」 そう、会話はなかった。 「ちぇーーシカト決め込んでやがるよこのキモい植物」 返事の代わりにため息一つ。これは会話にカウントされない。 「くっさ、お前、その口臭どうにかしたほうがいいよ、お口クチュクチュモン……ギピィイイ」 ぎゅううと締めあげ...
  • 先見えぬ王道
    「…………」 別れを告げることは出来なかった。 スライムは目の前で消え失せた、ただ何も無くなった空間を見てモルボルは大きく嘆息をもらす。 また、目の前で死が起こった。 今度は、名も知らぬ魔物の時とは違う。 命令を下すことが出来た。その結果、スライムは死んだ。そして己もまた、死んでいた。 しかし、蘇生した。 生命の川とも言うべき、幾千万ものスライムは皆死に、自分だけは生きてしまった。 王とは何なのだろうか、いたずらに命を浪費する存在であるのか。 頭上で輝く王冠が、モルボルには滑稽に思えてしまう。 「何が……王だ」 王冠を投げ捨ててしまいたかった。 何も出来ぬ裸の王など、いない方がマシというもの。 己の王位ごと、命をも捨ててしまいたい。楽になりたい。 うねる触手が王冠をとらえる。 「…………わかっている」 しかし触手が王冠を外すこと...
  • そんなものはない
    王とは何かと問われれば、それは民衆の代表であり、纏め上げる、導くものと答えたい。 暴虐によって国を獲ろうとも、受け継いで王になろうとも、そうであってほしい。 これはあくまで、憧れるものの儚い願いに過ぎないが。 「……この、形容し難い生き物はあなたを襲ったのですね?」 「う、うん……お前ちょっとボコらせろって」 「ソーナンス?」 ぐしゃぐしゃになってもなお生を享受する生き物、キングスライム。 グレイシアはその蒼く美しい瞳を撓ませ、深いため息をつく。 この物体がなぜここまで瀕死に追い込まれているのか、なんとなくだが察することができた。 きっと不相応に戦いに挑んで返り討ちにでもあったのだろう。 グレイシアの予想は正解であったが、彼女の想定以上にこのキングスライムは色々やらかしている。 それを知ってか知らずか、彼女は冷気を帯びた吐息とともに一言。 ...
  • バトルレックス
    ――我は捕食者の王、龍である。 【名前】バトルレックス 【出典】ドラゴンクエストシリーズ 【説明】 両手を使いバトルアックスを構える二足歩行のドラゴン。 火炎の息や氷の息に加え、はやぶさの如く斧を高速で振るう。 【パーソナルデータ】 オス。獣。 これまで龍としての誇りと、生きること以外には興味を抱かなかった。 火炎の息、はやぶさ斬りを会得している。 【スタンス】 生存優先 【初期支給品】 ゴッドアックス 【登場話】 +開示する 話数 タイトル 08 怪物騙 34 進撃の巨竜
  • ◆/wOAw.sZ6U
    ◆/wOAw.sZ6U 投下作品 05 モンスターだって何にでもなれる 12 ハートとカタチは重ならない 29 眠ったままで 36 可能性の魔物 48 無色透明の 52 そんなものはない 55 テレビのスイッチを切るように 61 ありがとう 64 不定形の王道 71 その心まで何マイル? 74 黄昏の影を踏む 86 交差して超える世界 88 ハルモニア 作品に寄せられた感想 CMロワでは割と珍しいかもしれない基本シリアスよりな人。ロリコンなブイモンの過去を上手く掘り下げたことで、CMロワにおいて、ギャグをやったと思ったら後々シリアスな伏線だったという展開が度々起きるようになった。何気に影響力が高いかもしれない -- 名無しさん (2013-07-31 19 24 21) ...
  • 心蝕
    敵を引き離したことを確認すると、ガルルモンは山へと登った。 キラーパンサーの体からは完全に熱が失われた、二度と甘えられることもない。 背中から優しくキラーパンサーを降ろし、新たに得た強靭な爪で穴を掘る。 少しでも天国に近いところへ埋葬してやりたいと思った。 穴を掘り終えてしまうと、限界だったのかガルルモンの姿はガブモンに戻っていた。 ガブモンの体とは、こんなにも小さかったのか。 先程まで背に乗せていたキラーパンサーを必死で担ぎながら、そのようなことを思う。 キラーパンサーの死体を穴の中に入れ、再び土を被せる。 墓の代わりに出来るものは無かったので、からっぽのふくろを埋まった穴の上に置いた。 埋められてしまえば、もう誰にもその存在はわからない。 風が吹けば飛んでいくようなふくろだけが、キラーパンサーの存在の証だった。 「…………」 キラーパンサーの埋...
  • チャッキー
    ――かたかた、かたり。 かた、かたり。 【名前】チャッキー 【出典】モンスターファームシリーズ 【説明】 オレンジのキャップに赤い蝶ネクタイ、間の抜けた顔が特徴の人形の姿をしたモンスター。 その愉快な容姿とは裏腹に、殺されたモンスターの呪いが込められているため、非常に残忍な性格。 体のパーツを取り外したり、手に持ったナイフを駆使して殺戮衝動を満たす。 【パーソナルデータ】 オス。殺し合いという生き方しか知らないため、食事や睡眠など、生きるために必要なこと以外は殺戮しか行わない。 普段は一切の感情が現れないが、殺し合い中は感情が高ぶり、異常なまでのハイテンションとなる。 一人称は「オレ」 【スタンス】 マーダー 【初期支給品】 グラディウス 【登場話】 +開示する 話数 タイトル 21 絆のカタチ 29 眠...
  • ブルーディスティニー
    どうしてこんなことになってしまったのだろう。 月に吠えるでもなく、心ここにあらぬままハムライガーは天を見上げる。 なぜこんなことになってしまったのだろう。 殺すと決めた。他のすべてを殺してでも帰ると決めた。 今度こそ自分の意志でハムライガーは決断し、自分の手で彼を救おうとしてくれたガブモンを殺した。 そのことに何も思わないといえば嘘になる。 抱きしめてくれたガブモンの身体を引き剥がそうとして、上手く引き剥がせなくて。 だんだん冷たくなっていくその身体を涙ぐみながらそれでも、それでもと突き飛ばして。 ようやく、ようやくまた歩き出そうとしたのがついさっきのこと。 そうだ。また歩き出そうとしていたのだ。 帰るために、信じるブリーダーさんの元へと還るために、心通わした相手を殺してまで歩き出そうとしていたのだ。 彼の心を救ってくれたプチヒーローと再...
  • モルボル
    ――ワシの下へくるがいい、貴様に相応しき待遇でもって迎え入れてやろう! 【名前】モルボル 【出典】ファイナルファンタジーシリーズ 【説明】 複数の目と全身から伸びる触手、大きな口で人間を食べる植物の魔物。 口から強烈な悪臭を放ち、数々の状態異常を引き起こして弱らせ、対象を捕食する。 通称「くさいいき」という技で、毒に侵し、混乱させ、視界を奪い、呪文を封じ、動きを鈍らせ、失神させたり発狂させたり石化させたり肉体を縮めたりカエル化させたりカッパ化させたり即死させたりする。 【パーソナルデータ】 オス。ただのモルボルであったが自分を討伐しにきた王を名乗る男に憧れて王を目指している。王らしい尊大な喋り方を心がけていて一人称は「ワシ」 臭い息、サンダガを習得している。 【スタンス】 対主催 【初期支給品】 スライムのかんむり 【登...
  • 殺戮人形は祭りの時を待ち望む
    苛立つ。 チャッキーの生きる意味とは殺戮である。 殺戮という概念に命を与えたものがチャッキーである、そう言い換えても構わない。 より多くの死を産むために、彼は生きている。 ならば、今の状態は彼にとって非常によろしくない。 彼の人生を否定していると言っても良い。 何時間歩いただろうか、何度手に持つグラディウスで獲物を刺し殺す感覚を思っただろうか、 最後に会った魔物を殺してから八時間――今日という日の三分の一もの時間、彼は獲物に出会えていない。 かたかた――と、音が鳴る。苛立ちが体に現れている。 誰かを殺せば、追手が来るのが当たり前だった。 そして、その追手を殺せば、また追手が来る。 そうやって、日常的に――息を吸うように、息を吐くように、殺人衝動を満たすことが出来た。 だが、今はどうだ。 殺し合い――モリーはそう言った。 足りない。たった、50の命では...
  • 51〜100
    【51〜60】 No. 題名 作者 位置 登場人物 51 駆け抜けてBlue ◆3g7ttdMh3Q D-3 ルカリオ、ボナコン、ベヒーモス 52 そんなものはない ◆/wOAw.sZ6U D-7 キングスライム、ピクシー、グレイシア、ソーナンス、モルボル 53 ようやく戦ったね(ニッコリ ◆7NiTLrWgSs F-6 サボテンダー、オルトロス 54 言葉も想いも拳に乗せて ◆TAEv0TJMEI D-4 妖精ジャックフロスト、キノガッサ 55 テレビのスイッチを切るように ◆/wOAw.sZ6U F-7 ゲルキゾク 56 色鮮やかな結末若しくはマンイーターちゃんのパーフェクト誘惑教室 ◆3g7ttdMh3Q F-5 邪鬼ギリメカラ、幽鬼マンイーター、ホイミスライム、ハム、ハムライガー 57 我ハココニ在リ ◆TAEv0TJMEI D-3 ルカリオ、ボナコン 58 さよなら ◆3g7t...
  • 救いの手
    「……エアドラモン……なんでだよ……」 どこまでも歪みきってしまったエアドラモンの飛び去っていく姿。 彼が殺していった人気キャラクターの成れの果て、無残に切り刻まれたライチュウの亡骸。 ティラノモンはそれらの様子を見て、むせび泣いた。 「ライチュウさんも……どうして俺なんかのために……」 どうしてこんな結果にならざるを得なかったのか。 どうして俺はこの悲劇を止めることが出来なかったのか。 『誰にも相手にされないぐらいなら、世界中の人間に嫌われてでも、  誰か一人の目に焼きつくような強烈なインパクトを植えつけてやる』 『いいわけないだろ!!だけど、それしかねぇんだ!!もう俺には……それしかねぇんだよ…………』 クソッ、アイツ卑屈すぎるんだよ……! どうしてそんな最悪の選択肢ばかり選ぶんだ。何がアイツをこんなにまで動かしているんだ。 多く...
  • バトロワ中にエクササイズやったら死ぬ
    カロリーナに戦うことは出来ない。 美を追求するためのトレーニング、そしてダイエット、それが彼女に出来る全てのことだ。 だから、彼女は踊る。 それしか出来なくても、それが出来るのだから、 それをすることを、彼女は選んだ。 ──「戦イナンテヤメテワタシト一緒ニえくささいず致シマ、ショォー!!」 何一つ、打算はなかった。 けれども、 ──「ハァーイ、わんつーわんつーー!!はむノわんつーニモ負ケズニィ!両手両足ヲパンパン!ハイッ!強ク!正シク!美シクゥ!!」 少なくとも、目の前で命が奪われようとしていること。 それだけは嫌だった。 だから、彼女は踊った。 【モッチー(カロリーナ)@モンスターファームシリーズ 死亡】 そら撃つよ。 目の前で隙丸出しで踊ってたら、そりゃゲルキゾクだってガトリング撃つよ。 そっちは...
  • 命の価値は?
    ◇ 「大丈夫……きっと大丈夫……」 自分に言い聞かせるために、ピクシーは独りで何度も呟いた。 きっと、メタモンは生きている。そう信じなければならなかった。 そうしなければ、罪悪感に心を蝕まれる。 メタモンは自らの意思でアリスを引きつけてピクシー達を逃してくれた。 『だからこそ辛い』 太陽が爛々と輝いて、汗が流れそうなほどに熱い。 それにも関わらず寒い、震えが止まらない。 怖くて……しょうがない。 ──アタシはこんなに弱かったの? 自問自答を繰り返すまでもなく、答えは決まっていた。 しかし、その答えをはっきりと理解してしまうのは嫌だった。 泣きついて、この質問をして、誰かに否定してもらえたらどんなに楽だろう。 だが、他人の答えですらピクシーの震えを止めることは出来ない。 「メタモンは大丈夫、だって……」 強いから...
  • テレビのスイッチを切るように
    深くも浅くもない木々の合間を縫って、彼はその木の一本に背を預ける。 木漏れ日とまばらな影に覆われる純白の高貴は、眩い空を仰ぎ、瞳を閉じた。 警戒しながらの浅い眠りを迎え入れ、彼の心は記憶の整理を始める。 ここにきてからのことはまだ余りに短く、さして登場することはなかった。 見たこともない世界、見たこともない魔物の王、どこかで見たことがあるような……挙動不審なモンスター。 つっかえる情報の一端。 ゲルキゾクの頭が、心が違和感を覚えると同時に記憶は遡る。 「……エクササイズって儲かるのかしら」 茫洋と興行集団を眺めていた主がつぶやいた。 彼女はいつだって金を欲していた。 何故か、と一度だけ問うて見たことがある。 興味本位で尋ねた質問。 どうせ適当に業突張りな台詞を頂戴するのだろうと返事を待っていたが、彼女は、陽の光が宿らぬ瞳で。 『金がありゃあ、金で契約すりゃ...
  • 怪物騙
    戦い──その行為自体に何一つとして思うことはない。 己にとって戦いとはただの狩り、食事にすぎない。 くだらない人文主義も嗜虐嗜好も持ちあわせてはいない、食事はただの食事だ。 獲物に対して何を思うことがあるか、何一つとして有りはしない。 生きることは喰らうこと、ならば何の遠慮も有りはしない。 だから、この様な場所に連れて来られたとしてもバトルレックスは──いや、彼は自分の種族名すら認識してはいなかった。 彼は言葉という概念は知っていた。 言葉が文明を造ることを知っていた。 だが、興味など有りはしなかった。 己が龍であること、そして生きること、彼の興味はそれ以外には無かった。 ただただ、殺し、喰らった。 それ以上を求めないことが己の生であると、 それを続けることで、幸不幸のくだらない思想と離れ、ただ生きることだけに集中できると考えていた。 ただ...
  • ハートとカタチは重ならない
    唸りぶつかり払い合う触手。血に餓えた獣の争いでもなく、恐怖に飲み込まれた暴走でもなく、両者は冷静に、平素の状態で命の奪い合いを行っていた。 「どなたか存じませぬが、きっと名のある王なのでしょう。こんな状況でお目にかかるのは無念でなりませぬが」 感情の籠もらぬ声で、白く濁った半透明な鞭が声を投げた相手が居た場所に振り落ちる。 「ワシも、久方ぶりに礼儀を弁えた魔物に会えて嬉しいぞ」 ぬめりと透けた陽光を受けててらてら光る緑色の触手。束ねて破壊力を増したそれが横凪ぎに迫る。 踏張る足も持たぬはずの魔物は、緑色の触手が体を打ち付けるすんでのところで跳躍し、また平然と佇んだ。 白と金で構成された、ゼリーのような体。胸の部分に黄金の命がゆらめく以外、僅かながら人型を取っているだけの不定形な魔物。 「惜しい、実に惜しいぞ……なあ、このワシ、モルボルキングの下に...
  • 眠ったままで
    一匹のデジモンがその日生を受けた。 卵から孵って広がった空は果てしなく、世界は寒かった。 頼りなく震える体を抱いてくれたのは、幼い少女。彼女の細い腕のなかは温かく、デジモンは寒さを忘れた。 少女は、やがて大人になって、デジモンのことを忘れてしまった。 デジモンは悲しみ、再び襲った寒さのために体も心も、卵に閉じ込める。沢山の思い出や進化の記憶をデータの奥底に溶かして、溶かして。 また、また幼い少女に会える日まで、眠ったままで。 「くぅーッ……マンイーターの姐さんにそんな悲しい過去があるとは……! マンイーターの即興でっちあげ凄惨過去話、略して過去バナに涙するブイモン。 ちょろいもんだぜ、と内心ガッツポーズをしつつも「あー気にしないでいーわよ、ホント」なんて気丈に振る舞う。 なんて完璧な演技力、話の構成力! 自身のパーペキさに身震いしちゃうわ! うっかり高...
  • CALLING YOU
    死は全てに平等である。 人間、動物、魔物、そして――物言わぬ建造物にまで。 「…………」 廃村を抜け、ベヒーモスは古城――いや、遠目に見て古くなった城だと判断したが、実際はそんなものではなかった。 入ってすぐに、魂が抜けていると――そうベヒーモスは感じた。 修理すれば直せる空間というのは存在する。だがこの城はそうなりそうにない、廃棄された城だ。 主人を失い埃だけを積み上げた高価な家具、最早誰かもわからない肖像画、床に投げ出された古書物。 モリーさえも手を付けなかったのだ。 住む者どころか訪れる者も、この殺し合いが終わってしまえば二度と無いだろう。 城の墓だ――死体が棺桶も墓も兼ねている。ベヒーモスは鼻を鳴らした。 耳を澄ます、戦闘の音は聞こえない。 あの恐竜も追って来れはしないだろう、ベヒーモスはそう判断すると、寝室を探した。 古城の調査の前に、支...
  • 描き出す未来図
    いつからだろうか、その伝説が人に、ポケモンたちに、囁かれだしたのは。 曰く、それは黄金に輝く鎧を纏い、漆黒のマントを靡かせて、炎の剣を掲げし者。 人であるとも、ポケモンであるとも、人でもポケモンでもないとさえ囁かれし者。 彼の者は悪しきを挫き、弱きを助けし者。 人、その者を――勇者と呼ぶ。 ▽ 「……っ、戻れえええっ、ガー太郎!」 青年が付き出したモンスターボールから放たれた光が傷だらけのガーディーを包み込む。 ガーディーはまだいける、やらせて欲しいとばかりに抵抗するも、そのままボールに吸い込まれていく。 (わりいな、ガー太郎。お前がよくても、俺っちが駄目なんだ。もうこれ以上、お前たちが傷つくのを見たくないんだ) 分かってる。これがその場しのぎにしかならないどころか、状況を悪化させるだけの選択なのは誰よりも青年自身が分かっている。 分...
  • 決勝(5)
    ◇ 全身が凍り付いていた。 昔、聞いたことがある。 モンスターが吹雪を受けた際の完全凍結率――つまりは指の先すら動かせなくなる確率は三割。 その吹雪をありったけ――回避行動も取れぬままに五度受けた。 そして、己の復活を拒むように全身をコロシアムの瓦礫が押し潰している。 成程、氷で全身が脆くなっている。死ぬのだろう。 今まで、自分の死ということを終ぞ思ったことはなかった。 死ぬ寸前まで闘い、戦い終わった後にやっと自分が死んだことを気づくものだと思っていた。 成程、この全身から力が抜けていくような感覚。 全身を泥沼に投げ出したかのような沈みゆく感覚。 これが死か。 成程。 わかった、つまらん。 まだ、自分は闘いを求めているらしい。 全身が凍結し、瓦礫によって押し潰された肉体はあらぬ方向に折れ曲がり、砕けかけているというのに。 それでも、自分は闘いをやめられ...
  • ~チカラ~
    ――力が、欲しいか? ▼ くだらない、本当にくだらない。 死した龍の亡骸を前にして、レナモンは力なく嗚咽を漏らし続けた。 分かっていた。 言われるまでもなく見せつけられるまでもなく分かっていた。 力を得たところで失われたあの子たちは帰ってこない。 力さえあればと嘆いても、全ては後の祭りに過ぎない。 今更なのだ。今更、今更力を得たところで何になる。 変わらない、何も変わらない。 意味なく理由もなく、無為に力を求めているだけだということくらい遠の昔に理解していた。 理解した上で、それでもと力を求め続けていた――はずだった。 なのに。 何故、こうも心が痛い。 何故、打ち倒した相手へと延々と乞い続ける? 喰らえばいいではないか。 勝ったのだ。 奴は死に、私は生きているのだ。 なら、今まで通り、敗者のデータをものにすればいい。 龍が見せた力...
  • 君のとなり
    全てを救うなどということは夢想にしか過ぎない。 どうしても救われぬもの、取りこぼされるものは出てきてしまう。 それが人間界に来てからシャドームーンが目の当たりにした人間たちの生きる現実だった。 救われぬまま不幸の中死に絶えることなど、なんら珍しいことではない。 故に人は神に縋る。仏に縋る。 生きているうちは苦しくともせめて死んだあとは天国に、極楽に行けるよう願うのだ。 それが唯一彼らにとっての救いであり、死んだものを救う方法だ。 けれど。 人は奇跡を信じない。 誰しもが神を信じているわけではない。 あるものは神の存在を否定し、あるものは救われる価値がないと自分に見切りをつけ、あるものにいたってはそもそも救われるという考えさえ抱けない。 それでもまだ死そのものが彼らにとっての救いならばいい。 死ぬことで救われる。死んでやっと救われる。 あまりにも悲しい救いだが、それ...
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