ポケットモンスター~逆襲のルカリオ~

体が、言う事を聞かない。
目の前にいるのは、複数人の人間にその家畜のようなものに成り下がったポケモンたちだ。
私たちを捕まえ、他の人間に売り飛ばす。
そのために、目の前の人間どもはこんなことをしてくる。
これまでに仲間は何人も連れて行かれた。
その度に、私は自分の非力さを嘆いた。

「――――観念しやがれ、ルカリオは希少種だからなぁ……俺らが育てると、リオルもルカリオにならねぇ。
 最初から成体のテメェなら、面倒もなく高く売れるってもんさ」

人間たちは、モンスターボールを取り出す。
アレに捕らえられれば、自分も奴らの家畜と成り果ててしまう。
それだけは、絶対に嫌だ。
だが先ほども言った通り、体が一切言うことを聞かない。
複数の敵に攻撃をされ、体が限界を迎えていたのだ。

(こんなところで、私は――――)

意識が、闇に堕ちる。
そして目覚めた時、彼は『殺し合い』などという日常ではありえない場所へと呼び出されることとなる。



 ■         ■          ■



目が覚め、まず彼が感じたのは異常なほどの不快感だった。
あの後自分は捕えられたのは間違いない。
だが、その結果が今ここにいるのだ。
サバイバル、実質的な『殺し合い』だ。

(――――なんて、外道な人間共だ)

私たちが殺し合うのを見て、楽しむだと?
自分たちは高みの見物で、安全な場所で『死』を楽しんでいる。
許せない――――許してはならない。

「――――殺してやる」

殺す、殺す、殺す。
私を捕まえた奴を、このふざけた現状の原因を、私たちが抗うのを見て楽しんでいる奴らを。
全員ぶっ殺してやる。

(見ていろ――――私はこの殺し合いを潰してみせる。 そして貴様らのような奴らをまとめて殺す。
 絶対に生きて帰って、仲間を助け出さなくてはならない――――!)

そのために、まずは仲間を集めることだ。
そしてこのサバイバルに賛同した人間共の味方も殺す。
たとえ、間違っていると言われようとも――――。

「私は、この殺し合いを、人間を――――潰す!」

【G-1/灯台/一日目/昼】

【ルカリオ@ポケットモンスター】
[状態]:健康
[装備]:なし
[所持]:ふくろ(不明支給品1)
[思考・状況]
基本:主催者・観戦者・殺し合いに乗った奴を殺す
 1:まずは志を同じくする仲間を探す
 2:呪いを解除するには……どうすればいい?

[備考]
オス。仲間思いな性格。悪人達によって仲間が連れ去られ、人間に怒りを感じていた。一人称は「私」。



No.22:何も無条件で海に突き落としたわけではない モリーも「このサーフボードに乗っては如何でしょうか」と事前に対策を立てている どういった行動を取るかという決定権はピカチュウさんサイドにある その上でご自分の意志で波乗りしていらっしゃるのだからすなわち責任はピカチュウさんサイドにある なぜモリーが責められなければならないのか なぜモリーがピカチュウさんに謝罪せねばならないのか むしろ殺し合いの中、安全地帯にいるピカチュウさんこそが我々に謝罪すべきではないだろうか 投下順 No.24:「で?ICBMって何だ?食えるのか?」
ルカリオ No.41:NEXT LEVEL