1スレ目>>102~>>110


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 ヒーローと侵略者がはびこる、この世界。
 
侵略者が暴れ、ヒーローがとめる。
それが当たり前のこの世界。
 
そして、この街にも日夜、侵略者から街を守る二人のヒーローが……
 
乃々「いきなりで申し訳ないんですけど、あの、私、ヒーローやめたいですけど……」
 
ほたる「だ…だめですよ!乃々ちゃん!辞めないでください!」
 
乃々「いや、だって、あの、その、えっと…」
 
なんか解散しそうな雰囲気になっていた。
 
 
説明しよう!
 
彼女達は自然を司る精霊により選ばれた正義の味方である。
変身アイテム『ナチュルリング』を使う事により、自然の力で平和を守る優しき戦士『ナチュルスター』に変身するのである。
 
乃々「ヒーローなんてむーりぃー」
 
このいかにもネガティブそうな少女は森久保乃々。海の力を司る『ナチュルマリン』に変身する。
海の力は傷ついた人々を癒やし、安らぎを与える。時には荒れ狂う波の如く侵略者を飲み込む。
 
ほたる「む、無理じゃないですよ!」
 
それを止めてる、いかにも幸薄そうな少女は白菊ほたる。空の力を司る『ナチュルスカイ』に変身する。
空の力は侵略者の攻撃から人々を護り、安心を与える力。時には荒れ狂う天候の如く侵略者を吹き飛ばす。
 
 
乃々「ヒーローなんて私達以外いっぱいいるじゃないですか、その人たちに全部任せたいんですけど…」
 
ほたる「けど、私達がいないと街の人達守れないですし…」
 
乃々「確かにそうですど、怪我人は出てない代わりに、街を余計破壊してるんですけど…」
 
ほたる「うぅ……すいません…」
 
………そう。先ほどの説明で気づいた人もいると思いますが、彼女達は人を守る事や癒す事は得意なんです。
だけど、攻撃に転ずると周りに被害がでてしまうのだ。
 
例えば、一人倒せばいいのに津波や大嵐が襲ってきて、周りの建造物を破壊するのである。
 
自然の力って恐ろしいね。
 
 
乃々「昨日は銀行強盗の車を止めようとして、ほたるさんが雷おとしたら辺り一帯停電しちゃったですし…」
 
ほたる「すいません……すいません…」
 
乃々「お、落ち込まないでください!わ、私も火事を消そうとしたら無事な所まで海水まみれにしましたし……ヒーローなんてむーりぃー…」
 
ほたる「の…乃々ちゃん。け、けど取り残された赤ちゃん助けて、私達、お母さんに感謝されたじゃないですか!」
 
乃々「………そうですど…」
 
 
ほたる「私、昔から疫病神とかお前がいると迷惑とか色々言われてきたんです。
 
だから、最初ヒーローに選ばれてから、どうして私なんかが…って思ってました。余計に被害増やしちゃうし、嫌われちゃうんじゃ......って
 
けど……それでも私に、私達に感謝してくれてる人がいるんです。ありがとうって言ってくれる人達がいるんです。
 
今の私たちは沢山迷惑かけてしまうけど、それでも助かってる人はいるんです。
 
だから……乃々さん。私のわがままですけど、辞めないでくれませんか?」
 
そう言う、ほたるの目はいつもの幸薄そうな暗い目ではなかった。
 
何処か少し希望に満ち、光をともした目で乃々を見ていた。
 
 
乃々「……むーりぃー………って、言いたいですけど」
 
いつものような弱気でオドオドとした感じで、ほたるの目を見つめているが
何処か少しやる気をおびたような感じがしていた。
 
乃々「ほんの少しだけ…頑張ってみます…
別に…….ほたるさんの為じゃないですし…」
 
ほたる「!!……ありがとうございます!乃々ちゃん!」ギュッ
 
乃々「だ、抱きつかないでください!あ、暑苦しいんですけど!むーりぃー」///
 
無邪気に喜んで抱きつくほたると顔を赤くしながら慌てる乃々。
 
なんだかんだで、乃々は優しいのであった。
 
 
キュピーン!!キュピーン!!
 
そんな事をしていると二人のつけてる『ナチュルリング』が光出した。
 
それは近くで誰かが悪さをしている事を意味するのである。
 
ほたる「乃々ちゃん!」
 
乃々「早く帰りたいんですけど…」
 
乃々「海よ!!」ほたる「空よ!!」
 
乃々「悪しき心を持つ邪悪な意志に立ち向かう」
 
ほたる「自然を愛する優しき乙女に力を!」
 
そう言うと二人の姿が光に包まれ、変わり始める。
 
 
乃々は、まるでプリキュアのような青いフリフリの衣装で、両耳の所に貝殻の飾りがついている。それはまるで水をイメージしたような感じである。
 
ほたるの衣装もプリキュアのような白いフリフリの衣装で、背中や靴には白い翼がくっついている。それはまるで雲をイメージしたような感じである。
 
乃々「全てを包み込み、安らぎを与える海!ナチュルマリン!!」
 
ほたる「全てを見渡し、恵みを与える空!ナチュルスカイ!!」
 
「「人々を守り、自然を守る戦士!!ナチュルスター!!」」
 
 
乃々「………なんで、まだそこに行ってないのに、決め台詞いうんですか?」
 
ほたる「えっと…なんとなくです。それよりいきましょ?」
 
そう言うと乃々を片手で抱きかかえるように持ち上げ
 
乃々「えっ?……ちょっとまっ」
ほたる「いきます!!」
 
風に包まれ、猛スピードで空を飛び、誰かを助ける為に飛び去って行った。
 
むーりぃーーー!!という叫び声を残していきながら。
 
今日も彼女達は、被害を増やしていきながらも人々を守る為に侵略者に立ち向かっていく!
 
終わり
 
余談だが、何故か彼女達が破壊した建物とかから植物が生えたり、生き物たちの住処になったりしてるため、自然と共存する街として有名になっているのを彼女たちは知らない。
コレも自然の精霊の計算通り……なのかもしれない