2スレ目>>502~>>509


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「この和菓子美味しですよ~~」モグモグ

『こっちの和菓子も美味しいですよ~』モグモグ

両手に別々の和菓子を持ちながら交互に食べながら、一人の女性は歩いていた。

だが、不思議な事に独り言を言ってる感じなのに、まるで交互に別の人が喋ってる感じだ。


「それにしても、ベルちゃん」モグモグ

『な~に~?菜帆ちゃん?』モグモグ…ゴキュン

一つの身体で二つの声が喋る。

「私には悪魔とかよくわからないけど、ベルちゃんなら私を乗っ取ることは可能じゃないですか~?」モグモグ

『そうですね~。けど、私には私のやり方があるんですよ?すぐ本性現したりしませんよ? 私はじっくり様子を見る方ですから。うふ』モグモグ

他人から見れば、ただの独り言だが実際は違う。

一つの身体に二つの魂が入ってるのだ。


「そうですか~。それより次は何を食べに行きましょうか~?」

『なんで、普通に流しちゃうんですか?怖がってくださいよ?食べちゃいますよ?』ムクーモグモグ

……っと、まあ、人間の方は肝が座ってるのか?はたまた天然なだけなのか?マイペースである。

一方の暴食を司る悪魔ベルゼブブは頬を膨らませながら、残りの和菓子を食べていた。おい、それでいいのか?悪魔?

 

「流してないですよ?だって、私はいずれベルちゃんに乗っ取られるんでしょ?なら、今を楽しまないと」

「それに」
『それに?』

自分の中にいる悪魔に彼女は微笑む。

「美味しいモノってワクワクしません?」


『……うふ。そうですね。ワクワクしますね』

そこで、ベルセブブは確信する。私はこの人間と相性がいいと。

グ~~~っとお腹が悲鳴をあげ、二人は次の目的地へ向かう。


「それで、次は何処へいきますか?ハンバーガー食べにいきます~?」

『ドーナッツもいいですよ?あそこの新作美味しいみたいですし~』

「じゃあ、両方買っちゃう?」

『そうしましょう』

彼女達は今日も食べる。


「そういえば魔界の食べ物は美味しいですか?」

『美味しいのもありますよ?けど、私は宇宙や地底、異界の食べ物も気になります~』

「じゃあ、全部制覇しましょ~」

『うふ。そうですね~』

だって

 


美味しいモノってワクワクしません?

 

 

 

 

 

 

終わり