妖怪退治屋
剣士
剣術(一撃必殺系)
表向きは剣道家として知られる九州の妖怪退治屋『脇山家』八代目当主。
ただし、西蓮の所持の為に肩書だけを継いだ形であり、実務面は先代である父が担っている。
紗枝ほどではないがかなりの才覚を秘めており、特に剣術に関しては自身の身の丈の2/3ほどもある大太刀の西蓮を手足のように扱うほど。
現在は修行の一環として京都で紗枝の補佐をしている。
珠美の愛刀にして、かつて『鬼』と呼ばれた武人の魂が宿った、刃渡り1m弱もある大ぶりの妖刀。
かなり荒っぽい性格で珠美とは口喧嘩が絶えないが、『当主しか振るう事が許されない』という決まりのために先代に無理を言って家督を譲らせるなど実力は認めており、実戦になると息はピッタリ。
鋼の如き強い意志が反映された『決して欠けず、曲がらず、折れない』という特性を持ち、妖怪の体をも豆腐のように易々と斬り裂く。