滅びの三竜が一体
『リヴァイアサン』、『バハムート』と並び滅びの三竜が一体。
伽藍堂の願望機。最新の災厄。無限の大地。円環の龍。他の二竜と同様に神を超える力を持ち、世界そのものである絶対の『ルール』。根本から通常の竜種とは異なり、更には三竜の内もっとも近代に出現し、特に異質な性質を持つ。数百年前に突如として現れ、世界をループによって閉塞させ、未来を消失させた。成り立ちから歪んでおり魂を持たず、『願い』を持つ人の魂を内包することで起動する『願望機』。『願ったから現れた』のか『現れたから願った』のかというような捻じれた因果によって、世界に突如出現している。そして『ウロボロス』自体が意図しているのかは不明だが、『願い』を叶えさせるために時間を何度もやり直させるが、その『願い』は決して叶うことはない。世界を閉塞させるためだけに存在する歯車である。また、自らで完結している輪廻によって、存在するだけで周囲の生命を蘇生し『素霊結晶』を無尽蔵に生成し続ける。
『ウロボロス・アナスタシア』アナスタシアの5歳まで主人格であり、本来の人格。その精神性は、神の天聖気を内包していることにより、優しく、慈愛に満ち、争いを嫌う聖女のようなものであった。だがある一件によって人格は崩壊、現在のアナスタシアが表の人格を引き継いで、心の中に埋没する。それによって心の奥底、神の封印さえ超えた領域の、自らの源泉でありそのものである『ウロボロス』を発見。内側からそれをコントロールすることによって、『外』のアーニャを助けてきた。だが強大な『ウロボロス』の力に触れ続けることで、その人格は歪み、囚われていく。
『戦うこと』に囚われるアーニャを見限り、ウロボロスの完全復活を目論む。そして両親が死ぬことのなかった『正しい世界』を『ウロボロス』に願う。
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