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名前: ◆llXLnL0MGk[saga] 投稿日:2013/07/25(木) 18:12:46.39 ID:Ef+jiHvm0 [2/16]
――ある廃墟。
その奥で一人の少女がペットボトルをひっくり返し、その中身を頭から被っていた。
「んーっ、気持ちいいっ!でもやっぱりホンモノと比べるとなぁ」
ペットボトルの中身は濃度の高い食塩水だった。
普通に考えたらそんなものを頭から被るのはとてもお勧め出来ない。特に女性には。
だが彼女は全く意に介さないどころか、とても気持ち良さげだった。
「さーて、また補充しなきゃなぁ。……」
ふと窓の外を見やる。視線の先には、雨が降り注ぎながらも燃えるような真紅に染まった街。
そう、憤怒の街である。
「……あんだけカースが暴れてれば、塩も水も分けてもらえそうにないね」
耳を澄ませば、何者かが戦っているような轟音も聞こえてきた。
「うん、地上のヒーローさん達が頑張ってるみたいだし、行って邪魔になっちゃまずいよね」
少女は憤怒の街から視線を外し、広げていた荷物をまとめた。
「市街地を平気で吹き飛ばすのもいれば、ああやって他人の為に自身を投げ出すのもいる……」
「……やっぱりあたしにはできないな。どこ行こうか、ホージロー?」
『キィン』
少女の言葉に金属音が応える。音の主は床から生えている三角形のヒレのような物体だった。
いや、生えている、という言い方には御幣があるかもしれない。
コンクリート製の床にはヒレを中心として波紋のような物が広がっているのだ。
生えているというよりが、潜っている、というのが正しいだろうか。
少女は屈んでそのヒレを撫でてやると、荷物を背負って出口へ歩き始めた。
「カイ、止まれ」
突然の声に、カイと呼ばれた少女とヒレは歩みを止める。
カイ「……誰?」
「俺だ」
物陰から声の主が姿を現した。
カイ「何だ、スパイクPさんか。もうっ脅かさないでよ!」
正体を知って安心したのか、カイはスパイクPの肩をフレンドリーにポンポンと叩く。
スパイクP「本題に入るぞ。手をどけろ」
カイ「つれないなぁ」
ぷう、と頬を膨らませるカイを無視してスパイクPは話を進める。
スパイクP「カイ、現時刻をもって地上先行破壊工作員の任を解く。後任は俺だ」
カイ「えっ……ちょ、ちょっと待ってよ!何でいきなり……」
スパイクP「地上に派遣されてからのお前の行動を海皇様に報告したまでだ。破壊活動をしない破壊工作員は必要無い、と仰っておられたぞ」
言い終えてスパイクPは懐から小瓶を取り出し、中身を自らの体へぶちまける。
スパイクP「ふん、海水の携帯が必要とは……地上とは不便なものだ。ほら、俺の予備をやるからさっさと帰……」
カイ「海皇様は……分かってないんだ……」
カイがスパイクPの言葉を遮った。
スパイクP「何……?」
カイ「地上人は、温かいんだよ!」
カイ「そりゃあ下の人間のその後とか、自分達以外の種族の事も考えずに街を焼き払うような奴らもいる!」
カイ「でもそれが全てじゃない!現に今、あの街では自分よりも優先して人を護ろうとしてる人達が沢山いるんだ!」
カイ「戦う事が出来なくても!見ず知らずのあたしに塩と水を恵んでくれた人だっていた!」
カイ「そんな人達を、海皇様一人のエゴで滅ぼしていいハズが無いよ!」
スパイクP「…………」
スパイクPは黙ってカイの言葉に耳を傾けている。
カイ「大体みんなおかしいと思わないの!?いきなり何の理由も無しに『地上人を滅ぼし、地上を第二の故郷とする』なんて!」
カイ「あんなの……あんなの昔の海皇様じゃないよ!まるで悪魔か何かでもとり憑いたみたいに人が変わって……」
黙って聞いていたスパイクPが口を開く。その口から、ガトリングの様に次々と言葉が飛び出してきた。
スパイクP「……言いたい事はそれだけか?」
スパイクP「お前は海皇様のご命に懐疑を抱いた」
スパイクP「我らが海底都市は海皇様在ってこそ」
スパイクP「海皇様のご命は絶対である」
スパイクP「海皇様から俺へのご命はもう一つある」
スパイクP「『カイが帰還を拒否した場合、カイの生死は問わない。アビスナイトだけ回収せよ』……だ
カイ「!?そんな……海皇様が……」
カイはスパイクPの言葉が信じられず、呆然と立ち尽くす。
スパイクP「せめて苦しまないように葬ってやる……バイオ」
『カチッカチッ』
スパイクPの呼びかけに応じ、金属製の巨大なウニが姿を現した。
スパイクP「……オリハルコン、セパレイション」
スパイクPが呟くと、巨大ウニは複数のパーツへとバラバラに分解され、鎧のように男へ貼り付いていく。
スパイクP「アビスパイク、ウェイクアップ……」
全身棘だらけの鈍重そうな甲冑。これが彼の戦闘形態『アビスパイク』である。
カイ「あ……ああ……」
アビスパイクを纏ったスパイクPを前にカイはなおもうろたえるばかり。
そんなカイをスパPイクが睨み付ける。
スパイクP「さあ、死ね。スパイク・ミサイル」
右肩の棘が一本、カイへ向けて発射された。
カイ「……ッ!?しまっ……」
ギィン!
カイ「……え?」
スパイクP「……何だと?」
スパイクPの棘が、跳ね返された。跳ね返したのは、あのヒレの持ち主。
カイ「……ホージロー!」
カイが連れ歩いている金属製の鮫、ホージローだった。
『キィン、キィンキンキンキキン』
ホージローがカイに金属音で語りかける。
カイ「……うん、そうだね。……ごめんね、ホージロー!柄にもなくネガティブしちゃってたね!」
『キンッ♪』
カイの表情に生気が戻った。そして、
カイ「…オリハルコンッ!セパレイション!!」
スパイクPと同じ号令で、ホージローもまた鎧の如くカイの体を覆っていく。
スパイクP「しまった……!ええい、スパイク・ミサイル!」
スパイクPは立て続けに棘を乱射した。しかし、
カイ「……遅いよっ!」
発射した棘は全て装着途中のカイに叩き落された。
スパイクP「ぐぅぅっ…!」
直後に装着の終わったカイが、大きく見得を切る。
カイ「アビスナイト!ウェイク、アァップ!!」
流線型で女性的なシルエット。一点の曇りも無いシルバー。
カイが成った戦闘形態『アビスナイト』は、まるで一つの芸術品のようだった。
スパイクP「チッ、血迷ったかカイ!出あえ、イワッシャー!」
「「「「「ッシャー!」」」」」
スパイクPの号令で五体のアンドロイドが出現した。
カイ「雑魚じゃあたしは止まんないよ!」
言うが速いか、カイは前方のイワッシャーの顔面に拳を叩き付ける。
ごっ
「イ゛ッ……シャ……!?」
「「「「ワッ、ワッシャー!!」」」」
殴られなかった四体は慌ててカイに殴りかかる。が、
「ふっふっふ、華麗にターン!」
カイは殴ったイワッシャーの胸をトンと蹴り、回転しながら一気に飛び退いた。
「シャッ!?」
その場に残されたイワッシャーを待ち受けるのは、
「「「「シャッ、シャー!?」」」」
……急に目標が消えて止まらない、仲間四体の拳だった。
ごしゃり
「シャヴァドゥヴィッ!?」
哀れ、イワッシャーは仲間の拳が決め手となって爆散してしまった。
カイ「余所見してる暇は無いよっ!」
叫びながらイワッシャー二体を回し蹴りで蹴飛ばす。
「「シャッ!?」」
二体の転倒を確認したカイはそのまま地面にとぷん、と沈んだ。
程なくヒレだけがひょっこりと顔を出し、
ザザザザザザザザザザザザ
青白いエネルギーを迸らせながら、転倒したイワッシャーへ猛烈な勢いで突っ込んできた。
「シャシャッ、ワシャー!?」
「イッ、イシャッシャー!?」
二体は慌てて起き上がろうとするも、片方がもう片方につまづいたりしてうまく起き上がれない。
そうこうしている間に、ヒレは二体を一直線に両断した。
カイ「シャーク・ストレートッ!」
地面から飛び出したカイは両断された二体=四つの爆風も見届けることなく、勢いのまま前方のイワッシャーにドロップキックを打ち込んだ。
「シャワァッ!?」
間髪入れずに、カイは鮫の上顎を模した右ガントレットを操作した。
カイ「アームズチェンジ!ソーシャークアームズ!」
ガントレットの鮫が、ホオジロザメからノコギリザメへと変化したのだ。
カイ「そぉれぇぇっ!」
カイが振り下ろしたノコギリザメの刃は、ドロップキックしたのとは別のイワッシャーの頭部を1/4ほど切り取った。
「ワシャァ!?」
カイ「にぃっ。……フルスピード!」
カイは一瞬でイワッシャーの背後にまわり、斬りつける。
今度は右へ一瞬で移動、また斬りつける。
左へ、正面へ、斜めへ、時には上へ。
目にも留まらぬスピードでイワッシャーを卸していく。
「シャ…シ/ャ…/シ/ャ/…シ…シ////シ///ワ/////ャ/」
まともな悲鳴をあげる事もままならず、イワッシャーは粉みじんになった。
カイ「シャーク・サウザンド、一丁上がり!さあ、まだまだいけるよっ!」
更にガントレットを変化させる。こんどはシュモクザメだ。
カイ「アームズチェンジ!ハンマーヘッドシャークアームズ!」
「ワワッシャ!」
最後のイワッシャーが目からビームを乱射してくる。
カイ「わわっと。今のあたしに射撃戦挑むんだ、へぇ~……」
不敵な笑みを浮かべたカイは、ガントレットの先端をイワッシャーへ向ける。
カイ「ファイア!」
カイがガントレットを操作すると、ガントレットからエネルギー弾が五発飛んでいった。
そして、全てがイワッシャーに直撃する。
「シャワシャ!!?」
カイ「いよっし、フルパワー!」
再びガントレットを操作すると、ガントレットの先端に極大のエネルギー弾が少しずつ精製されていく。
「シャア!」
撃たれる前に撃とうとしたイワッシャーだが、今の攻撃でビーム系統に異常が出たのか、ビームを出せない。
仕方なく殴りに向かうが、時すでに遅し。
カイ「シャーク・インパクト!吹っ飛べぇっ!!」
放たれた極大のエネルギー弾は光の帯を描きながら、イワッシャーの体をまるごと穿った。
「シャア……シャア……シャア……!」
爆散。
スパイクP「……馬鹿な……五体のイワッシャーをこうもあっさりと……」
カイ「高みの見物もそこまでだよ、スパイクPさん!」
護衛は無し。スパイクPは完全に追い詰められたとみていいだろう。
スパイクP「な、なめるな!死ね、カイ!スパイク・スコール!!」
スパイクPは力むと全ての棘を上空へと発射。
カイ「……何がしたいの?降参?」
スパイクP「ふん、じきに分かる……おおっと危ない」
スパイクPが勢いよく飛び退くと、直後。
カイ「……ッ!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッッッッ
発射した棘が一斉に降って来た。一帯に土煙が舞い、カイの姿が見えなくなる。
スパイクP「ふふふ……ふふふふ……あーっはっはっはっはっは!ざまあないなカイ!」
スパイクP「海皇様に楯突くからこうなるんだよ、あっはっはっは!」
スパイクP「アビスナイトの鎧も壊れてしまったろうが、なあに心配はいらん」
スパイクP「俺が地上人を滅ぼせば、その褒美のついでにチャラにしてもらえよう!」
スパイクP「あっはっはっはっはっはっは!あーっはっはっはっはっはっはっは……」
ザザザザザザザザザザザザザザザザ……ボンッ
カイ「……背中ががら空きだよ、お間抜けさん」
スパイクP「……っは?」
スパイクPの反応が遅れた。しかし、直後に理解した。カイは棘に貫かれてなどいない。寸前で地面に潜ったのだ。
戦闘外殻の中でも一部の物にしか搭載されていない、『固体への潜水能力』。
それを使って棘をやり過ごし、スパイクPの遥か後方から助走をつけて、今、飛び出して来た。
ガントレットはいつの間にかホオジロザメに戻っている。そして、大きく開かれた両腕は――
――獲物を喰わんとする、鮫の大顎の如きオーラを纏っていた。
カイ「シャーク・バイトッッ!!!!」
バキィィン
カイが華麗な着地を決めた後ろで、アビスパイクの鎧が無残に砕け散った。
スパイクP「はぁっ……はぁっ……俺は……まだ……」
立ち上がろうとするスパイクPに、カイが鋭く言い放った。
カイ「スパイクPさん、あたし決めたから。あたしは……今の海皇様と決別する」
スパイクP「なにっ!?」
カイ「今の海皇様は正気じゃない。海皇様がどれだけ刺客を送り込んできても……」
カイ「海皇様が、元の優しい海皇様に戻ってくれるまで、あたしは戦い続ける」
カイ「海底都市に帰って、海皇様にそう伝えて」
スパイクP「……くそぉぉぉぉぉぉっ!!」
スパイクPは雄たけびを上げると、現れた水柱の中に姿を消した。
カイ「…………ありがとね、ホージロー」
『キィキキン♪』
カイと分離したホージローは地面に潜って顔だけ覗かせている。
カイ「さーて、どこ行こうかな?」
『キンキン』
カイ「……そうだね、これはいわばウェンディ族の私闘。無関係な地上の人を巻き込んじゃまずいよね」
カイ「刺客があたしだけを狙うなら、なるべく地上人が住んでない場所に……」
『キンッ!キンキンキキキン!』
ホージローが文字通りの金切り声を上げた。
カイ「ん?あ、ああ、そうだね。あたしだけじゃなくて、ホージローも一緒だね」
『キッキキン♪』
カイ「そうそう、地上の言葉で言う、一心同体、一蓮托生、だね♪」
カイとホージローは笑いあって、どこへともなく歩き出していった。
続く?
・カイ(地上人名・西島櫂)
職業(種族)ウェンディ族
属性装着系変身ヒーロー
能力アビスナイト装着による固体への潜水能力優れた身体能力
詳細説明海底都市に住むウェンディ族の少女。海皇宮親衛隊の一員。ある日を境に豹変した海皇から地上攻撃の尖兵に任命されるが、やがて「今の海皇には従えない」と判断し、反旗を翻した。相棒のホージローを身に纏い、荒荒しくも優雅に戦う「アビスナイト」に変身する。またウェンディ族の問題に地上人を巻き込めないと考え、極力地上人との接触を避けている。
関連アイドル(?)ホージロー(相棒)スパイクP(元同僚)海皇(元上司)
関連設定ウェンディ族海底都市戦闘外殻
・ホージローカイの相棒である戦闘外殻。姿は全長1.5メートルほどの金属製ホオジロザメ。顔は怖いが非常に人懐っこく、よくカイにじゃれる。「固体への潜水能力」により、土でもコンクリートでも木でも石でも「潜水」が可能。
・アビスナイトカイがホージローを纏いウェイクアップした姿。取り立てて目立った能力がある訳でもない、いわゆる万能型・汎用型。鮫の上顎型ガントレットを変化させることで様々な武装が使用可能。・シャーク・ストレート地面に潜って背ヒレだけ出し、背ヒレから放たれるエネルギー波で敵を両断する。・シャーク・サウザンドソーシャーク専用。高速で敵の周囲を動き回りながら斬り続ける。・シャーク・インパクトハンマーヘッドシャーク専用。極大のエネルギー弾をビーム状に撃ち出す。・シャーク・バイトノーマル専用。地中から猛烈な加速と共に飛び出し、敵に全身で喰らいつく。
・スパイクP
属性装着変身系ヒール
能力優れた身体能力
詳細説明海底都市に住むウェンディ族の青年。海皇宮親衛隊の一員。地上人をちっとも殺戮しないカイにしびれをきらした海皇により派遣される。バイオを身に纏い強力な棘を持つ「アビスパイク」に変身する。カイを殺して自分が地上人を殺戮しようと企むが、迷いを振り切ったカイにあっさりと倒される。
関連アイドル(?)バイオ(使役)カイ(元同僚)海皇(上司)
・バイオスパイクPが使役する戦闘外殻。姿は2メートルほどあろうかという巨大な金属製ムラサキウニ。スパイクPの意向で自我は無く、スパイクPの指示に淡々と従う。全身の棘は万物を貫くと謳われていたが、残念ながら初陣で看板に偽り在りとなってしまった。
・アビスパイクスパイクPがバイオを身に纏いウェイクアップした姿。防御・遠距離戦・拠点防衛に特化している。・スパイク・ミサイル棘をミサイルのように高速発射する。・スパイク・スコール全ての棘を上空に放ち時間差で広域を攻撃。敵味方識別不能の危険な技。
・海皇
属性国家指導者
能力不明。
詳細説明海底都市を治める十七代目の海皇。歴代でも類を見ない程温厚だと言われていたが、ある日を境に豹変、地上人全滅と地上制覇に乗り出す。
関連アイドル(?)カイ(元部下)スパイクP(部下)
・イワッシャー海底都市の治安維持などで出動するアンドロイド。目からビームを出す以外には徒手空拳しか攻撃手段が無い。比較的低コストで量産される、いわゆる戦闘員。
・ウェンディ族太古に海で暮らす決意をした四組の男女の人間を始祖に持つ亜人種。水中での生活に適応するよう体が少しずつ進化していた。が、文明の発達で海底都市が建造されると、適応の必要が無くなり、地上人と大差無い姿へ退化した。脇腹の小さな鰓、踝の小さなヒレ、定期的に海水(食塩水で代用可)を浴びないと乾燥する肌はその頃の名残である。
・海底都市三代目海皇の代に建造が始まり、八代目海皇の代に完成した巨大都市。内部には充分な酸素が蓄えてあるため、進化で生まれた鰓は退化していった。中央には海皇宮が鎮座しており、海皇宮親衛隊により手厚く護られている。。
・戦闘外殻海皇宮親衛隊という一部のエリートに用意される意思を持った鎧。姿は鮫、ウニなど水中生物を模っており、ボディは強固なオリハルコン製。また多少の傷なら短時間で自動修復も可能。
◆イベント情報1.海皇軍を名乗る軍勢がぽつぽつと出没を始めました彼らは人類殲滅の障害を無差別に襲撃します現在攻撃の優先順位はカイ>武力を持つ人類>悪魔、カース、カースドヒューマン>武力を持たない人間>妖怪>へレンとなっているようです2.鉄の鮫を連れた少女が塩と水を求めて各地を転々としています心優しい方恵んであげてください
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