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コンビニのアルバイトの帰り、北条加蓮は悩んでいた。
北条加蓮……嫉妬のカースドヒューマンだったが、きらりに浄化され、病気もそれと一緒に消え去った。本来なら、そこで死ぬ運命なのだが……
偶然にも、戦闘中に奈緒の血液を飲んだ事により核が浄化されても死なずにすんだのだ……
だけど、命は拾ったが、問題は色々山積みだ。
特に問題なのは二つある。
一つは、嫉妬の蛇龍。自分が作った大型カース。だな、アレは本来動くはずないのに、誰かが未完成のまま目覚めさせたのだ。
二つ目は…………
加蓮「パパもママも心配してるかな………そうだった…私は見捨てられたんだった…」
家にも病院にも帰れない事だ。
彼女はカースドヒューマンになってから、両親も病院も、重病人が生きれないと思い、諦め、死亡届けを出したのだ。
つまり彼女は死人扱いされている。
現在はエンヴィーの時から住まわせて貰っているとある女子寮で寝泊まりしているから、家には困らないのだが……
それでも寂しいものはある。
加蓮「そういえば、涼に休んでた分シフト出てもらった事、お礼言ってなかったな……」
エンヴィーだった時から、一緒に働いてるアルバイト仲間である松永涼。
この機会だし、友達になりたいなと思う。
エンヴィーの時だけではなく、病に患ってたときから友達がいなかった加蓮にとっては、それは結構思いっきりな考えである。
加蓮「………きらりやネバーディスペアの三人とも友達になりたいな。ナチュルスターの二人とも……」
自分を嫉妬の呪縛から解き放ってくれた4人と何回も交戦し自分を説得した2人の顔を思い出す。
だけど、断られたらどうしよう……沢山迷惑かけちゃったし……
昔の加蓮なら悩むだけで、終わっていた。
加蓮「……よし!」
けど、今は違う。もう病に蝕まれてもない、嫉妬の呪縛に絡みつかれていない。
今、自分に必要なのは一歩踏み出す覚悟だ!
加蓮「私……頑張って友達を作らないと!!どうせなら、同じ女子寮の人達とも友達になってみたいな」
加蓮「そうと決まったら友達を作ろう!目指せ100人!!」
…………なんだろう。ちょっと悲しくなってくる……
だが、彼女は挫けない!
エンヴィーの時みたいにコンビニに来る仲良しグループやカップルを見て舌打ちをするような生活はもうしない!羨ましがらず、自分で友達を作るんだ!
頑張れ加蓮!負けるな加蓮!!頑張ってぼっちから脱出して友達を沢山作るんだ!!!
『加蓮は友達が少ない(むしろいない)』終わり
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