527 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 00:38:48.85 ID:YdsB3olso
右手におたまを。
左手にフライパンを。
そしてそれらを叩きつつ……。
葉子「ごはんできたよー!」ガンガンガンガンガンガンガン!!
ゆま「!?!?!?!???!?!!?!?」バッ
飛ぶように起きるゆまである。
ゆま「え……え?えっ……?……え!?」
混乱している。
下4レス
529 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 00:40:26.78 ID:9ji2a3JZo
おはようゆま
朝ごはん出来てるよ
532 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 00:48:39.50 ID:YdsB3olso
葉子「おはようゆま。朝ごはん出来てるよ!」
ゆま「……」
ゆま「……ヨーコ……」
葉子「うん?」
ゆま「……普通におこして……」
葉子「……」
―――
――
―
545 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 02:14:02.68 ID:YdsB3olso
―――
――
―
ゆま「……」モグモグ
葉子「……」モグモグ
半熟の目玉焼きと
歯触りの良い焼きたてのトーストを食す。
……午前中にも接触する可能性のある魔法少女は5人。
登校開始が恐らくまだである暁美と
父親の汚職事件の影響で学校に行けていない美国。
そして元々不登校気味だった呉キリカに、そもそも家が無い佐倉。
後はあすみ。
……今日一日どうしようか?
見滝原中学は午前授業で、多分巴からまた魔女狩りに誘われるだろう。
下4レス
547 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:16:02.28 ID:4YKriA7No
監視者をあぶり出すため一人で出歩いてみる。
ついでに透明な使い魔を召喚して、そいつに見張らせる。
548 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:16:47.72 ID:9ji2a3JZo
547+ゆまは留守番&ワンコ使い魔で護衛する
549 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:17:26.89 ID:qTpqU5aNo
↑ 透明な使い魔だが目なら、カラスタイプで
554 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 02:22:24.78 ID:YdsB3olso
……今日は尾行者をあぶりだす為、1人で出歩こう。
もちろんゆまはお留守番で、わんこ使い魔で護衛させておく。
……で、尾行者の監視用に烏っぽい使い魔を作ろう。
―――
――
―
557 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 02:23:53.87 ID:YdsB3olso
━道中・朝━
烏「アホーアホー」
葉子「……」イラッ
……さて、どこを歩いてみようかな、と。
1・公園
2・橋
3・見滝原中学付近
4・墓地
5・繁華街近くの工場
6・繁華街近くない工場
7・工事現場
8・病院
9・美国邸
10・自由安価
下2レス
559 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:24:36.33 ID:bnQU24eA0
4
562 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 02:29:08.98 ID:YdsB3olso
━墓地━
……あすみの母が眠る墓地。
あの子は毎日ここへ墓参りに来ていた。
母親の事を「都合の良い者」と言っていたが
今ならその意味が分かる。
……照れ隠しだろう。
下1レスコンマ秒数判定「結界出現」→01~50
563 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:29:34.61 ID:qTpqU5aNo
ほい
567 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 02:33:04.19 ID:YdsB3olso
……まぁ、魔女は出ないか。
……で、肝心のあの子は……。
下1レスコンマ秒数判定「接触」→01~15
568 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:33:37.56 ID:qTpqU5aNo
ほい
571 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 02:34:13.78 ID:YdsB3olso
……居ないか。
……さて、どうしたものか。
下2レス
573 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:34:55.32 ID:bnQU24eA0
墓参り
574 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 02:38:46.34 ID:YdsB3olso
……せっかくだ。
墓参りをしよう。
葉子「……」
……お世話になっております、お母様。
あすみは良い子ですよ。
こんな私を愛してくれる、とっても優しい子……。
葉子「……」
下1レスコンマ秒数判定「――!」→01~35
575 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:39:06.40 ID:qTpqU5aNo
ほい
579 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 02:42:20.20 ID:YdsB3olso
葉子「……」
葉子「……また来ます」
私は墓地を後にした。
……さて、これからどこ行こう?
1・公園
2・橋
3・見滝原中学付近
4・杏子の教会
5・繁華街近くの工場
6・繁華街近くない工場
7・工事現場
8・病院
9・美国邸
10・自由安価
下2レス
581 名前:名無しNIPPER[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:43:10.70 ID:zvOclhaSO
5
582 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 02:46:09.13 ID:YdsB3olso
━工場・昼前━
ここはブラウン管の魔女が出た所か。
トラウマを抉り出すと言う、あの……。
下1レスコンマ秒数判定「結界出現」→01~15
583 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:47:06.38 ID:qTpqU5aNo
1
587 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 02:49:23.59 ID:YdsB3olso
……魔女は居ない、か。
まぁ、時間帯的に仕方が無いだろう。
下1レスコンマ秒数判定「――!!」→01~40
588 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:50:13.92 ID:qTpqU5aNo
ほい
593 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 02:51:21.92 ID:YdsB3olso
……さて、どうしよう。
1・一旦帰宅
2・橋
3・見滝原中学付近
4・杏子の教会
5・公園
6・繁華街近くない工場
7・工事現場
8・病院
9・美国邸
10・自由安価
下2レス
595 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:52:31.10 ID:bnQU24eA0
1
599 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 02:53:30.84 ID:YdsB3olso
━自宅・昼━
―ガチャ
葉子「ただいまー」
ゆま「あ!ヨーコおかえり~!」
(U^ω^)「わんわんお!」
犬の使い魔と遊ぶゆま。
服装は相変わらず。
下2レス
601 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:54:16.06 ID:qTpqU5aNo
昼飯にしよう
603 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 02:56:02.17 ID:YdsB3olso
よし、昼飯にしよう。
ゆま「ゆま手伝うよ?」
……ありがとう。
……で、今日のメニューは……。
下2レス
604 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:56:18.31 ID:9ji2a3JZo
婆豆腐に挑戦
607 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 02:58:48.22 ID:YdsB3olso
よし、私の十八番である麻婆豆腐を作ってやろう。
ゆま「ゆま辛いのやだ!」
……。
下2レス
609 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 02:59:31.04 ID:qTpqU5aNo
じゃあ、ゆまの食べたい物を作ってあげよう なにがいい?
612 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:01:08.31 ID:YdsB3olso
じゃあゆまの食べたい物を作ってあげよう。
何が良い?
ゆま「辛くないそれ!」
……辛くない麻婆か。
ならば……。
1・「分かった」
2・「分かった」ニタァ...
3・DarkMatter
4・自由安価
下2レス
614 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:01:34.82 ID:9ji2a3JZo
本当にいいんだな?と確認してから作る
617 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:02:30.14 ID:YdsB3olso
葉子「……本当に良いの?」
ゆま「うんっ!!」
……よし、じゃあ……。
下1レスコンマ秒数判定「完成度」→01~99 ※偶数値で血迷って激辛にする。
618 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:02:41.80 ID:qTpqU5aNo
ほい
623 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:05:11.22 ID:YdsB3olso
―――
――
―
……火力を使うところまでは流石に手伝わせない。
よってゆまには食卓で待たせてある。
……で、味は……。
葉子「……美味い!」
……よし!凄く完成度高い衝撃の麻婆が出来た!
葉子「ご飯できたよ~」
ゆま「わぁい!」トテテ...
さぁ、召し上がれ。
ゆま「……」
624 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:05:58.03 ID:YdsB3olso
ゆま「……ヨーコぉ……」
……ん?
ゆま「……すごく赤い……」
……ゆまの視線の先には
マグマの様に煮えたぎる麻婆が。
下2レス
626 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:06:51.50 ID:khaHiUCro
だまって氷を入れた水を用意
634 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:08:21.51 ID:YdsB3olso
葉子「……」ゴトッ
ゆま「えっ……」
……氷を入れた水を黙って用意した。
ゆま「……辛いのやだ、って……」
葉子「……」
ゆま「……ゆった、けど……」
葉子「……」
ゆま「……」
ゆま「……か、辛くない……よね?」
葉子「……」
下2レス
635 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:09:05.21 ID:9ji2a3JZo
美味い美味いと言いながらマーボーを貪り食う
639 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:10:42.36 ID:YdsB3olso
葉子「……あむ」モグ...
ゆま「……」
葉子「……」ムグムグ...
ゆま「……」
葉子「――!」ムグムグムグムグ
ゆま「!?」
葉子「――――――――!!」ムグムグムグムグムグムグ
ゆま「!?!??!?」
葉子「あぁ……美味い……!美味い……っ!」ムグムグムグムグムグムグ
ゆま「……」
640 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:12:17.20 ID:YdsB3olso
嗚呼、満たされる……!
舌を焼く様な、炎の辛さ。
一口、また一口と運ぶ度に
私の身体が内側から火照ってくる……!
辛さこそ至高の味覚!
私を満たしてくれる!
ゆま「よ、ヨーコぉ……」
葉子「うん?」ダラダラ
ゆま「……汗だらけだよ……?」
葉子「……」ダラダラ
下2レス
642 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:13:02.79 ID:4YKriA7No
美味いんだから食え!
美味いから。めっちゃ美味いから!
645 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:16:03.98 ID:YdsB3olso
葉子「美味いんだから食え!」ハァハァ
ゆま「えっ……」
葉子「美味いから!めっちゃ美味いから!」ハァハァ
ゆま「……」ヒキ...
葉子「はふはふ」ムグムグ
ゆま「……」
ゆま「……ぁむ……」
葉子「……」ニタァ...
ゆま「……」ムグムグ
葉子「……」
ゆま「……」
ゆま「~~~~~~~~~~~~~~~っ!!」ジタバタ
葉子「……」ニタァァァァァァァァ...!!!
下2レス
647 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:17:09.53 ID:4YKriA7No
どうだ、これが私の味だ(ドヤァ
649 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:19:04.12 ID:YdsB3olso
葉子「どうだ、これが私の味だ」ドヤァ...
ゆま「~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!!」ジタバタ
ハハハ――!
足掻け!もがけひれ伏せ!
これが真の麻婆たる物よ!
ゆま「よ、よーおひろい!」
葉子「?」
……何を言っているんだこいつは。
ゆま「ゆまからいのやらっれゆっらのに!」
ゆま「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!」ジタバタ
葉子「……」
あぁ……!
たまらないなオイ……!
下2レス
651 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:19:52.81 ID:qTpqU5aNo
この辛さの良さがわかるようになったら、ゆまも一人前だ
655 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:22:42.72 ID:YdsB3olso
葉子「この辛さの良さがわかるようになったら、ゆまも一人前だ」ニタァ...
ゆま「……うぅ……」
ゆま「……ぁむ……っ!」プルプル
葉子「お……」
……また一口運んだ。
早く一人前になりたいと言う事か?
ゆま「~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!」ジタバタ
葉子「ハッハッハ」
良い感じじゃないか……!
―――
――
―
658 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:25:38.26 ID:YdsB3olso
―――
――
―
ゆま「ふぇぇ~ん……!」
(U^ω^)「わんわんお!」
結局キャパシティを大幅にオーバーし
完食には至らなかった。
……で、今拗ねてしまっている訳だ。
下2レス
660 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:26:07.53 ID:9ji2a3JZo
デザートに甘いものでも作る
663 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:26:42.71 ID:YdsB3olso
……しょうがない。
デザートに甘い物でも作ってやろうか。
……何を作ってやろうかな。
下2レス
665 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:27:01.07 ID:qTpqU5aNo
杏仁豆腐
671 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:30:24.62 ID:YdsB3olso
よし、中華のデザートと言う事で杏仁豆腐に挑戦だ。
……正直上手く作れる自信がない。
……佐倉と志筑のカップリングと言う訳では無い。
念の為。
……そう言えば奴等め、接点があまり無いな。
そりゃそうか。
下1レスコンマ秒数判定「完成度」→01~99
672 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:30:26.70 ID:qTpqU5aNo
ゆまっちぺろぺろ
675 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:32:39.43 ID:YdsB3olso
―――
――
―
葉子「……」コトン
ゆま「……!」
……杏仁豆腐だ。
初めてにしては良く出来た方だと思う。
ゆま「……あむ……」
葉子「……」
ゆま「……」ムグムグ
葉子「……」
ゆま「……おいしい!」
ご満悦の幼女。
拗ねたこの子はどこへやら。
ゆま「あむ……っ!」ムグムグ
―――
――
―
676 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:34:37.20 ID:YdsB3olso
―――
――
―
ゆま「ごちそうさま!」
お粗末様でした、と……。
葉子「……」パチッ
……案の定巴からメールが届いていた。
これから魔女探しをするそうで。
下2レス
677 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:35:14.17 ID:JNJvOkhIO
ご一緒していいですか?と返信
681 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:36:39.68 ID:YdsB3olso
ご一緒していいですか?と返信する。
事実上、誘いに乗る形である。
葉子「……じゃあ行ってくるね?」
ゆま「……うん!」
(U^ω^)「わんわんお!」
―――
――
―
684 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:38:27.35 ID:YdsB3olso
━見滝原市民会館━
マミ「……♪」
……既に巴が待っていた。
遠くから見ても嬉しそうな顔である。
葉子「……」チッ
下2レス
686 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:39:10.60 ID:qTpqU5aNo
駆け寄って嬉しそうに挨拶する
690 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:45:29.70 ID:YdsB3olso
葉子「マミさ~んっ!」トテテ...
マミ「あら……!」
……と、この様な態度で駆け寄るのも演技である。
葉子「こんにちはっ!」
マミ「ふふっ、ごきげんよう」ニコッ
葉子「えへへっ」
……と、嬉しそうに挨拶する。
そんな自分がキモい。
マミ「ええと……もうお昼は済んでるかしら?」
下4レス
691 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:45:58.84 ID:9ji2a3JZo
ええ、もう済ませてきたんですけど…マミさんはこれからですか?
696 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:50:14.44 ID:YdsB3olso
葉子「ええ、もう済ませてきたんですけど……」
葉子「マミさんはこれからですか?」
マミ「ううん、大丈夫……」
あぁ、私に気を遣ってのお誘いか。
残念だったなクロワッサンめ。
マミ「それじゃあ早速だけど、パトロールに行きましょうか」
葉子「はいっ!」
―――
――
―
698 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:54:50.84 ID:YdsB3olso
―――
――
―
マミ「……うーん……」スタスタ..
葉子「……」スタスタ...
ソウルジェムを宝玉型にし、魔女の気配を探る巴。
……この間にも尾行がついてたりするだろうか?.
下1レスコンマ秒数判定「――!」→01~25
699 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:55:22.98 ID:khaHiUCro
あ
702 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:56:16.60 ID:YdsB3olso
……尾行の気配は感じられない、か。
マミ「……?どうしたの……?」
葉子「……」
下2レス
703 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:56:39.84 ID:9ji2a3JZo
ちょっとマミさんに相談したいことがあるんですが…構いませんか?
708 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 03:59:12.41 ID:YdsB3olso
葉子「ちょっとマミさんに相談したいことがあるんですが……」
葉子「……構いませんか?」
マミ「……えぇ」
葉子「えっと……」
下1レスコンマ秒数判定「結界出現」→01~40
709 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 03:59:18.69 ID:qTpqU5aNo
ほい
712 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 04:02:39.09 ID:YdsB3olso
―――
――
―
……昨日感じ取った不愉快な気配について相談した。
多分尾行されているだろう、と。
マミ「……」
……少し考え込む巴。
もう少し何か言ってみるか?
下3レス
713 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 04:04:12.26 ID:9ji2a3JZo
一度、一人で尾行者を探したんですが気配だけで姿は見えませんでした。
一般人に魔法少女の追跡をかわすのは難しいので、相手も魔法少女なのかもしれません。
715 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 04:05:05.95 ID:JNJvOkhIO
713
+なにか心当たりはありませんか?
719 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 04:09:38.61 ID:YdsB3olso
葉子「一度、一人で尾行者を探したんですが……」
葉子「……気配だけで姿は見えませんでした」
マミ「……うん……」
葉子「……一般人に魔法少女の追跡をかわすのは難しいので」
葉子「相手も魔法少女なのかもしれません」
マミ「……そうね……」
葉子「何か心当たりはありませんか?」
マミ「……」
……少し考え込み……。
マミ「……他の縄張りの魔法少女が下見に来た、とか……」
マミ「……ごめんなさい、それぐらいしか思い浮かばないわ」
……役立たずめ……。
下2レス
721 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 04:10:29.48 ID:qTpqU5aNo
そうですか・・・相手の目的が私だけとは限りません マミさんも気を付けて下さい
722 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 04:12:35.56 ID:YdsB3olso
葉子「……そうですか……」
……しかし、これで巴は白……と。
葉子「……相手の目的が私だけとは限りません」
葉子「マミさんも気を付けて下さい……!」
マミ「……えぇ、ありがとう……」
……頼む。
こいつは私の獲物だ。
盗ってくれるなよ……?
―――
――
―
723 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 04:15:36.85 ID:YdsB3olso
━道中・夕━
……まだ魔女を発見できていない。
マミ「……今日は居ないのかしら……」
マミ「居ないに越した事は無いけれど……」
グリーフシードの為にいて貰わねば困る。
マミ「……そろそろ休憩にしましょうか」
下2レス
724 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 04:16:14.56 ID:9ji2a3JZo
この前のお返しにジュースでも買ってきますよ。マミさんは何にします?
727 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 04:18:27.43 ID:YdsB3olso
葉子「この前のお返しにジュースでも買ってきますよ」
マミ「えっ……そんな、別に良いのに……」
葉子「良いですよぉ。マミさんは何にします?」
マミ「……えっと……」
……この謙遜が少々苛立つな。
1・もう少し待つ
2・勝手に選んで買う
3・自由安価
下2レス
729 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 04:19:01.59 ID:qTpqU5aNo
1
730 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 04:22:19.99 ID:YdsB3olso
マミ「……じゃあ、紅茶で……」
葉子「分かりました!じゃあ行ってきますね!」トテテ...
……後で金返せよ、巴先輩よぉ……!?
……そして自販機前。
葉子「……」ピッ
葉子「……」ゴトン
注文通り、ペットボトルの紅茶を買った。
下1レスコンマ秒数判定「――!」01~34
731 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 04:22:52.93 ID:qTpqU5aNo
ほい
736 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 04:28:45.18 ID:YdsB3olso
―――
――
―
葉子「お待たせしましたぁ!」
マミ「あ、ありがとう……」
……人から奢られるのには慣れてないか。
長年独りぼっちだった所為か?
……何か話すか?
下2レス
737 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 04:29:57.64 ID:9ji2a3JZo
マミさんは今まで一人で魔法少女の役目を果たしてきたんですか?
821 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 22:07:32.99 ID:Y5o2QvIUo
葉子「マミさんは今まで一人で魔法少女の役目を果たしてきたんですか?」
マミ「……」
少し困った様な表情をする。
……まぁ、過去が過去だけに当然だ。
それを今更聞く私も白々しい物ではあるが。
マミ「……全く独りと言う訳では無かったけど……」
マミ「……いえ、やっぱり独りね」
マミ「ほら、縄張りと取り分の話もあるでしょう?」
マミ「だから誰かと組んで魔女退治、なんて事は中々無くて……ね」
……佐倉の事は隠しているな。
まだそこまで腹を割って話す間柄ではない、と言う事か?
下4レス
823 自分:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 22:15:26.04 ID:nSLfMiTjo
私には2か月の経験しかありませんがそれでも魔女退治がどれほど大変かは理解しているつもりです。
誰にも相談できないし、悩みは一人で抱え込むしかありませんから…・。
それを一人で2年も続けるなんて…。ホントすごいですね。
(この豆腐メンタルが2年持つなんてな…)
831 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 22:26:07.00 ID:Y5o2QvIUo
葉子「……私には2か月の経験しかありません」
葉子「けど、それでも魔女退治がどんなに大変かは理解しているつもりです」
魔女だけでなく、魔法少女を相手にする事も。
……そして意志を無視され、奴隷としていいように操られる事も……ね。
葉子「誰にもこんな悩み相談できないし……独りで抱え込むしかありませんから……」
あぁ、こんなモノ誰にも相談できる訳が無い。
……唯の魔法少女にだって、この痛みや業苦
そして悲しみが分かる筈が無い。
……尚更お前如きに分かる筈も無い。
そして分かられる必要も無い。
お前なんかに分かってたまるか。
貴様に何が分かる?
837 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 22:31:42.00 ID:Y5o2QvIUo
誰からも信じてもらえず、裏切られ
踏み躙られ、吐き捨てられ、痛めつけられる。
……ただ家族が死に、弟子に拗ねられ程度で
依存症を発症する貴様に分かるか?
……私を裏切った分際で……!
こちらには家族と言える家族すら居ない
友すら置き去りにしたんだ。
奴隷としての、見返りの無い仕事の為だけに……!
葉子「……それを2年も続けるなんて、本当すごいです……」
葉子「しかも1人で……」
……その癖、この豆腐メンタルである。
コレが2年持つとは、ある意味驚愕に値する。
……こちらはたった2ヶ月でこのザマだと言うのに……!
844 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 22:41:20.51 ID:Y5o2QvIUo
マミ「……すごいなんて事、無いわよ……」
マミ「ある意味、自業自得とも言えるんだもの……」
マミ「それの贖罪でしか無いわ……」
葉子「……」
……交通事故とやらの事か。
両親を喪い、その蘇生を願わず自分だけが生き長らえたと言う罪悪感の……。
マミ「……と、私ったらごめんなさい……」
マミ「……何でもないの……」
……自分語りの片鱗、か。
自己顕示欲の塊である。
845 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 22:43:33.22 ID:Y5o2QvIUo
マミ「……と、大した返事は出せないかもしれないけど……」
マミ「何か悩む事が有れば1人で抱え込まず、何時でも言って良いのよ?」
マミ「もちろん、無理にとは言わないけど……」
……ここで貴様の罪を突き付けたら、どんな顔をするのだろうな?
下4レス
848 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 22:45:32.04 ID:cerj2kCVo
ありがとうございます。
それじゃいきなりで不躾なんですけど…もしよろしければ今日、ウチに泊まりに来てもらえませんか?
尾行者の事もあるし私一人ではゆまを守りきれるか不安で…
853 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 22:48:49.56 ID:Y5o2QvIUo
葉子「ありがとうございます……!」
マミ「ふふっ……」
己が醜さを知った時の顔を思えば
笑みすら零れそうである。
葉子「じゃあ、いきなりで不躾なんですけど……」
葉子「もしよければ、うちに泊まりに来てもらえませんか?」
マミ「えっ……」
少しびっくりする巴。
まぁ目的がどうであれ、こんな機会も無かったのだろうな。
葉子「尾行者の事もあるし、私一人ではゆまを守りきれるか不安で……」
マミ「……」
857 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 22:54:29.62 ID:Y5o2QvIUo
マミ「……えぇ、構わないわよ」ニコッ
マミ「寧ろそう言う事なら、こっちからお願いしたいぐらいよ」
葉子「えっ……」
マミ「もし狙われてるのなら、有事の際では遅いし……」
マミ「何らかの兆しがある前に……って」
葉子「……」
マミ「……だから、改めてお願い」
マミ「あなたを守らせてもらえるかしら……?」
葉子「……」
……ハハ―!
下4レス
858 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 22:55:11.86 ID:cerj2kCVo
手をしっかりと握って「ありがとうございます…本当にありがとう」と涙ぐむ
865 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:01:51.12 ID:Y5o2QvIUo
―ギュッ...
マミ「えっ……」
葉子「……ありがとうございます……!」ジワ...
葉子「っ……本当に、ありがとう……っ……!」ポロポロ
マミ「……」
……と、涙ぐんでみせる。
マミ「……ううん、こっちこそお礼がしたいぐらい……」
マミ「受け入れてくれて……」
今のその表情を前周回で見せてくれたなら
どれ程心洗われただろうか?
……だが、もう遅い。
偽りの正義を掲げ、空虚な自分を埋める為に殺戮をもやってのける。
……その本性を見てからでは
忘れたような顔をして仕掛けてくるエゴには、もう心洗われない。
下1レスコンマ秒数判定「結界探知」→01~50
866 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 23:02:08.29 ID:6GEke/E6o
あ
870 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:03:32.58 ID:Y5o2QvIUo
―パァァァ...!!
マミ「……!ソウルジェムが……」
葉子「……結界の反応、ですね……」
……やっとお出ましか。
下1レスコンマ秒数判定「だがこの方角は……?」→01~50
871 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 23:04:02.31 ID:S+bcusty0
へい
875 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:05:38.06 ID:Y5o2QvIUo
……いや、待て。
この方角は確か……。
葉子「……マミさん」
マミ「?」
葉子「……この先には確か……」
マミ「……えぇ、ショッピングモールが有る筈よ」
……この時期に?
ならば髭の使い魔辺りか?
……にしてはまだ早いぞ……?
葉子「……」
……巴になにか言うか?
下4レス
879 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2013/01/07(月) 23:07:18.23 ID:EM5Rljfj0
なんか嫌な予感がします。
慎重にいきましょう。
881 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:09:32.19 ID:Y5o2QvIUo
葉子「……何か嫌な予感がします……」
マミ「えっ……?」
葉子「慎重にいきましょう……!」
マミ「……えぇ!」
……そしてショッピングモールに向かって走る私達。
近付くにつれ、ソウルジェムの輝きが増す一方である。
……しかしこの反応。、どうやら魔女の物である。
そして何やら、妙な魔力のパターンまで混じっている。
この反応は恐らく……。
883 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:10:12.50 ID:Y5o2QvIUo
―魔法少女が三人ほど
―――
――
―
891 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:13:32.87 ID:Y5o2QvIUo
━ショッピングモール改装エリア━
葉子「……マミさん」
マミ「えぇ、分かってる」
マミ「……魔法少女が三人居るわ」
……確定だな。
……さて。
下1レスコンマ秒数判定「こちらのチームが真っ先に到着」→01~35
892 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 23:13:47.58 ID:KsQ9fidq0
うにゅ
895 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:14:35.49 ID:Y5o2QvIUo
━結界━
使い魔「■■■━━!」
さやか「……なによ……!なによこれ……!?」
さやか「悪い夢だよね……!?ねぇ……!まどかぁ!!」
まどか「……いや……こないで……いやぁっ……!」
使い魔「■■■━━!」
使い魔「■■■━━!」
使い魔「■■■━━!」
さやか「……ぁ……ぁあ……!」
まどか「や……ゃぁ……っ……!」
901 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:16:28.66 ID:Y5o2QvIUo
犬の魔女「■■■■■■■■■■■■■■■■━━━!!!」
まどか「いやぁああああああああああっ!!」
さやか「うわぁああああああああああああああああ!!」
903 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:17:52.66 ID:Y5o2QvIUo
―バシャァアアアアアアアアアッ!!
まどか「……え……?」
さやか「……な、何……?」
―――「……危なかったね……」
―――「でも、もう大丈夫……!」
まどか「……え……?」
さやか「お、女の子……?」
―――「……」
906 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:18:40.90 ID:Y5o2QvIUo
―――「……自己紹介、と言いたい所だけど」
―――「……その前に……」
あすみ「……一仕事、片づけるわ……」ニタァ...
914 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:21:40.33 ID:Y5o2QvIUo
―ギィンッ!!
使い魔「■■━?!」
使い魔「■■━!?」
使い魔共の地面から、鉄球の付いた鎖が伸び……
―ギチギチギチィ...!!
使い魔を絡め捕り……。
―ブシィィィィィィィィッ...!!
使い魔「━━……」ボロボロ...
使い魔「━━……」ボロボロ...
そのまま圧し、絞め殺した。
915 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:23:54.58 ID:Y5o2QvIUo
―ジャラララッ...!!
犬の魔女「━!?」
次に、魔女本体を絡め取り
鎖でつないだまま引き寄せ……
あすみ「――フッ!」
―ゴシャァッ...!!
犬の魔女「━━━━!!」
ハンマー形態に変えた武器で、一突き。
あすみ「……はい、終わり」
……同時に結界が崩れ始め……。
―コロン...
917 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:25:44.13 ID:Y5o2QvIUo
―――
――
―
マミ「……!」
葉子「……!?」
着いた頃にはもう、結界が無くなっていた。
……いや、それどころか……。
まどか「……も、戻った……?」
さやか「な……っ?……え、あ……?」
……鹿目、そして美樹に加え……
葉子「――――――!?」
あすみ「……ふぅ」
……あすみまで居る。
マミ「……気を付けて」ボソッ
葉子「……」
下4レス
919 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 23:26:29.67 ID:4YKriA7No
ここは巴に任せる
928 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:30:39.26 ID:Y5o2QvIUo
……ここは巴に任せよう。
マミ「……」コクン
マミ「……その子達を救――」
あすみ「魔女は倒したわ」
あすみ「これは譲ってあげる」ポイッ
マミ「――――!?」パシッ
……巴があすみから受け取った。
……グリーフシードだ……。
マミ「……どう言うつもり……?」
あすみ「うふっ、呑み込みが悪いのね……?」
あすみ「……見逃してあげると言ってるのよ」ニタァ...!!
マミ「はっ……!?」
葉子「……」
……邪悪極まりない笑みを、巴に向ける。
丁度彼女は鹿目達に背を向けているから、この表情を見られることも無い。
934 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:32:47.86 ID:Y5o2QvIUo
あすみ「……それとも、やっちゃうの……?」
あすみ「四つ巴の殺し合いを……さ?」
……!
あすみ「……貴女達はどうするのぉ?」
あすみ「ねぇ……」
あすみ「……呉キリカ」
……!
あすみ「そして……」
936 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:33:14.21 ID:Y5o2QvIUo
あすみ「暁美ほむら」
948 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:37:42.23 ID:Y5o2QvIUo
葉子「……!」
……あすみが視線を移した、二つの箇所。
よく目を凝らして、その先を見ると……。
ほむら「……」チィッ...!!
……彼女にしては珍しく
無表情ながらも、脂汗の浮かぶ戦々恐々とした色を見せるほむらが居た。
……そしてまた、彼女から離れた所には……。
キリカ「……ほう」ニッ
……笑みを浮かべる呉キリカ。
葉子「……」
あすみ「……さぁ、どうするの……?」
マミ「……貴女……!」
下4レス
950 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 23:38:19.37 ID:FgRUTjeIO
戦う気はないが、一般人のその子たちに危害を加えるつもりなら見逃すわけにはいかない
979 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:50:47.02 ID:Y5o2QvIUo
葉子「……戦う気は無い」
葉子「けど、一般人のその子達に危害を加えるつもりなら」
葉子「……見逃す訳にはいかない……!」
マミ「えぇ……!」
ほむら「……」
キリカ「……」
あすみ「……」
あすみ「……」クフ
あすみ「……」ニタァァァァァ...!!
吹きそうな仕草を、表情だけで見せるあすみ。
その後の笑みは、より一層邪悪さを増していた。
……だが……。
さやか「……ちょっと……!!」
985 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/07(月) 23:54:21.66 ID:Y5o2QvIUo
……美樹か。
まどか「さ、さやかちゃん……!?」
さやか「……」
さやか「……なんだかわかんない、けど……!」
さやか「その子、あたし等を守ってくれたんだよ……!?」
……嗚呼、またそれか。
さやか「……なのに、危害ってどう言うワケさ……!?」
さやか「見逃さないってなんなのよ!?その上から目線……!!」
葉子「……」
996 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2013/01/08(火) 00:00:50.83 ID:IGNF/0FDo
……あぁ、良い……!
さやか「……何とか言ったらどうなの……!?」
さやか「ねぇ!?」
……良いね良いね……!最高だね……!?
その猪突猛進なまでの善意の方向音痴!
見ているだけで笑みすら浮かんできそうだ……!!
あぁ……たまらない!たまらないよ……!!
……それこそが私を奈落へと落とした、偽善の下に秘められた悪意……!
下3レス
997 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/08(火) 00:01:04.69 ID:CabtNjswo
その子だけに言ってるわけじゃないよ。
罪もない女の子に、危害を加える悪い子がいるかもしれないじゃないか。
と言ってからあすみに謝罪する。
最終更新:2013年05月03日 18:21