レイカル湖 Lake Reykal の南西の平原を商業的に支配し、湖の通行料を握る。サーロナ・レベダ(Nアリ11)が当主。息子ランダー(アリ2/ウォ1)。姉エランナ(NGアリ4)はニュー・スティーブンに暮らし、現在エランナとノレスキとの婚姻をレベダ家が望んでいるのではと噂されている。そのため、ナタラ・サートヴァはエランナを憎みさえしているという。
グロンジ森 the Gronzi Forest の多くを領する最東部の家。自然を崇拝する“古き道”を未だに保っている。オールド・デッドアイ[つまりエラスティルの]神域がある(実はラマーシュトゥの神域であるという噂もある)が、一般的にはアーバダーかゴルムの神殿が多い地域。当主はグレヴ・メドヴィド(NGアリ1/ウォ5)。狩りと乗馬と宴会を愛し、妻と子を溺愛している。
現在失踪中の「王家」。かつてニコス・サートヴァが娘マリナを征服王コラルと結婚させ、両家の手を取り合わせた。火の谷におけるコラルの最終的勝利から、「消失」まで、ロガルヴィア家はブレヴォイの支配者であった。ニュー・スティーブンの要塞ルビー・フォートレスが居城であり、ウルゼン・ロガルヴィアが竜鱗の玉座にかけてから4699arまで、すなわち10年前のあの一夜にして一族郎等がすべて消え失せるまで、が、彼の治世であったこととなる。ロガルヴィアは無情な支配者として知られ、消滅はさほど嘆き悲しまれなかったものの、一族の支配がそれなりの安定をもたらしていたこともまた確かな事実であった。消滅については様々な調査がされたが、ロガルヴィアの支配がきっかり200年であったこと、一族はきっと戻らないだろうということが明らかになっただけである。紋章は白と金で四分割された背景に二つ頭の竜を配したもので、片方が火を噴き、片方が抜身の剣を加えている。家訓は「剣と炎を手に」With Sword and Flame。