• のほほん番長。

何処の世界、何処の国にもやっぱり悪い人は居るわけで。
弱い人からお金を巻き上げようと、悪巧みをしていたりした。

「金を出せ!!!」
「嫌です! このお金は息子の誕生祝のためなんです!!」
「うるせえ! 痛い目に会いたくなかったら金を出せ!!」
「たすけてーー!!!」

「こんにちはー」

緊迫する空気を無視して、のほほんとした声が聞えてきた。




「何だてめえ」
「あ、初めまして。私、きr…じゃなくて のほほん番長と申します。」
「…・・・・・・は?」


「悪い人はおしおきですー」



突然、見開かれた目。
尖る牙と爪が、突如として現れる。

「おしおきですにゃー!!」
「ぎゃあああああああ」


/*/

「ぶじでよかったですー」
のほほんとした猫妖精。
けれど助けられた女性はドン引きしている。

のほほん番長は女性の手をとって歩き出した。