召喚学園の魔法史学に登場する存在。
幻獣の一つ。
人に憑依して正気を奪い操る。
術者に憑依した場合は
超人的な身体能力を獲得する。
存在についての詳細
形容
三角耳に突き出た鼻面、茶ともオレンジともつかない体毛。どこを取ってもイヌ科キツネ属
だが、サイズ以上におかしなことに──下半身がなかった。
いや、ないというか、下半身全体が蛇の尾のようににょろにょろしているだけなのだ。キツ
ネの幽霊か何かかと首を傾げていると、花菱が声を張り上げた。
憑依
「今の幻獣だよな?」「うむ。人に取り憑いて正気を失わせる魔物だ。異常な打たれ強さも、
あれに憑かれているせいだろう。いわゆるキツネ憑きというヤツだな。それにしても……」
使用者との関連性
身体強化
- 自身に憑依させて超人的な身体能力を得る
- 犬歯が伸びたり、三角耳が生えるなど容姿も変化している
桜子の周囲で風が渦を巻き、彼女の身体からローブを剝ぎ取った。キツネに憑かれた影響か、
桜子の髪は燃えるように輝いていた。腕の傷が見る見る塞がり、鋭く伸びた犬歯が唇から覗く。
頭からは、三角耳まで生えてきた。
「体内を巡る管狐の妖気をサーベルに伝わせ、一気に放出したのだ。気の扱いというのは、セ
ンスが問われるぞ? 剣術自体もかなりのものだし、確かになかなかの使い手と言えるな」
元ネタ
管狐
日本の伝承に登場する妖怪。別名「飯綱」
竹筒の中に潜む妖怪であり、人に使役されるもの。
使役者の命に従い、憑りついて呪う。
関連項目
管狐の種族分類。
関連タグ
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最終更新:2019年01月03日 01:02