召喚学園の魔法史学に登場する用語。
魔力を持つ幻想の生物。世界に存在するだけで魔力が失われていき、高い魔力を持たない幻獣は消失する。
学園長のように高い魔力を持つ幻獣か、人間と契約して生命力を与えられる幻獣のみ世界に存続できる。
詳細
この世に相容れない存在
- 強い魔力を持たない幻獣は時間と共に消滅する
- 人の契約者がいればこの世に現界し続け、更には互助関係になれる。
- 強い幻獣ほど強力な魔力を持ち、一定量を持てば単独で現界し続ける。
「幻獣というのは、もともとこの世と相容れない存在だ。それなりに強い魔力を持つものなら
抵抗は出来るが、そうでなければただそこにいるだけで消耗し、やがて自然と消滅する」
「ぞよ。幻獣にこの世との繫がりを持たせることで、そうした自然消滅を防ごうというのが、
契約の一側面なのぞよ。もちろん妾くらいになると、そんなものは必要ないぞよけど。ただ契
約は、幻獣と契約者双方の合意がなければなりたたないぞよ。しかし契約さえ出来れば、幻獣
の魔力を契約者が借りることも、逆に契約者の生命力を分け与えて瞬間的に幻獣の能力を強化
することもできるというわけぞよ」
「マズいぞ! 他の幻獣を喰らって魔力を吸収するつもりだ!」
「はぁ!? んなこと出来るのかよ!?」
「中にはそういう幻獣もいるのだ! 考えてみれば学園長を連れ去ったのも、魔力の高さに反
応したのに違いない!」
契約
- 人間と契約することで任意に世界に存続し、応じて召喚される
「ただし与えた名前は誰にも教えるな。もちろん私にも、学園長にもだ。その名はこいつを縛
る真名に──一種の呪になる。お前だけがだけが知っていればいいし、いざという時以外は口
にも出さないようにすべきものだ。分からないことがあったら、あとは学園長に聞いてくれ」
元ネタ
幻獣
神話、伝説、宗教、あるいは芸術等で語られる空想上の生物。
関連項目
作中に登場した幻獣
関連タグ
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最終更新:2017年11月25日 18:03