《ウラエウスの尾》

作品名:召喚学園の魔法史学
使用者:朝木野 晃路

召喚学園の魔法史学に登場する武器。
魔術器のひとつ。形状は鞭。
幻獣のウラエウスが鞭になった姿
所有者の意思を汲み取り物理を無視した動きを取る




武器についての詳細

形容

  • 白く滑らかで強靭な鞭
    • 巨大化も可能。
 表面は白く滑らか。しなやかで、しかし見るからに強靱そうなロープ状のものが、俺の手の
中で幾重にも輪を描いている。思わず吐息が漏れるほど美しい──

自由自在鞭

  • 所有者の意思を汲み取り物理を無視した動きをする
    • 状況を汲み取って巨大化なども行える。
花菱が首を傾げると同時に、俺は手首を返した。その些細な動きの意味を、俺の意図を、鞭は
正確に汲み取った。


使用者との関連性

魔人

  • 幻獣であるため三代目の秘術により魔人になれた
    • 三代目と異なり所有者の風貌が変わった。
 俺はムカデの頭上を舞っていた。長く伸びた髪が広がる。真っ白真っ白だった。肌も少し白
くなった気がする。首元に触れると、両肩から鎖骨、首の両脇にかけて硬い鱗が張り付いてい
た。
 泉の中で視た通りだ。双眸は金色に輝いていることだろう。


元ネタ

ウラエウス(古代ギリシャοὐραῖος)、英:uraeus
古代エジプトにおいてイアールト(iaret)と呼ばれる蛇の神性。
意味は「立ち上がるもの」。またイアールトは怒ると翼を生やすとされ、香を焚いて歌って怒りを鎮めたとされる。
記章ではエジプトに棲息するアスプコブラが鎌首を持ち上げた様子が使われていた。
記章は神性・王権の象徴あるいは王家の守護や魔除けとして帽子、冠や装飾品に使われる他、杖などにも使われた。
神話上では太陽の発するエネルギーから生まれ、その破壊力を持って触れようとする資格無き者を滅するとされた。
ウラエウスというのは単一の神格の名前ではなく、王を守護する蛇の女神達が別名として使う。その為単独の神話は存在しない。



関連項目

《ウラエウスの鞭》の武器分類。

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最終更新:2018年01月20日 01:04