呪術(Fate)

作品名:Fateシリーズ
使用者:玉藻の前、タマモキャット、メフィストフェレス、望月千代女(呪術(巫))、エイリーク・ブラッドアクス(支援呪術)

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する術技。
種類は複数あり、玉藻の前の自分自身の肉体を素材にして超常の現象を起こすダキニ天法
メフィストフェレスは西洋系呪詛、望月千代女の巫術、他にも北欧の魔女グンヒルドが英霊の座から行う支援呪術など。




術技について(玉藻の前・タマモキャット)

東洋呪術

  • 東洋の呪術を基本的に使用する
    • 自身の肉体を素材にして組み替える。
キャスターの扱う呪術は、
すべてキャスター自身の身体を使って行われる物理現象である。
通常の魔術は“そこにあるものを組み替える”プログラムだが、
呪術は“自身の肉体を素材にして組み替える”プログラム。

ダキニ天法

  • 栄枯盛衰や死期を司ることができる。
    • ダキニ天としての面の力。
ダキニ天法。
地位や財産を得る法(男性用)
権力者の寵愛を得る法(女性用)といった、
権力を得る秘術や死期を悟る法がある。

ジャミングスキル

  • 自分に関する情報を隠蔽する
    • 熾天の玉座で監視している者でも正体がわからなかった。
トワイス「道理でサーヴァントのデータだけ
     見えない訳だ。
     君、自分にジャミングをかけていたのか。」


術技について(メフィストフェレス)

古典的西洋呪術

  • 不調や報復に使う呪術
古典的西洋呪術を得意とする。
地震を傷つけた相手への倍返し、人間関係の不和、夢魔による悪夢など
用途は多岐に渡る。並みの魔術師では抵抗することも難しい


術技について(望月千代女)

信濃巫として修めた呪術(巫)

  • 生前に信濃・甲斐の巫女頭として修めた呪術
    • アサシンのクラスではCランクまで下がる。
信濃巫として、ある種の呪術を修得している。
アサシンとしての現界にあたり呪術行使能力の多くは失われているが、Cランク程度の力は残されている。


支援呪術

英霊の座から行われる支援呪術

  • エイリークの敵対者のステータスを1ランクダウンさせる
    • 妻にして黒魔術師グンヒルドによる支援。
敵対者のステータスを1ランクダウンさせる。
夫に負けず劣らず悪名高い女魔術師グンヒルドによる呪い。


使用者との関連性


+ 玉藻の前
  • 神霊から英霊へと格下げされている
    • 全力(九尾)ならば百万の軍勢を生み出せるとされている。
「今回はムーンセルからの制約で一つしかありませんが
本来なら多数の尾から百万の軍勢を生み出せるのです!」

とはキャスター本人の弁。実に眉唾である。


+ タマモキャット
  • タマモキャットになることで忘れてしまった
    • 元々はキャスタークラス兼アルターエゴであるため強力な呪術を修得していた。
もともとは強力な呪術をマスターしていたが、このカタチになった事で軒並み忘れてしまった。


+ メフィストフェレス
  • 悪魔として見られたことによる呪術の強化
(中略)彼の場合は呪術の強化、宝具に至った魔術などメリットしか存在しない。悪魔上等である。


+ エイリーク・ブラッドアクス
  • グンヒルドの仲介によってBランクの狂化を深めることも逆に会話を可能にすることもできる
    • ただし常にグンヒルドからクレームと呪術がマスターに届く。
黒魔術師グンヒルドによる、エイリークの狂化ドーピング。自身のダメージなど気にせず、敵に突っ込んでミンチに
する。当然ながら、自身もそれなりのダメージを負う。
  • 常にマスターにクレームと呪術が届く
    • ただし、世界の危機などではある程度自重する。
(中略)ただし、妻であるグンヒルドは別。彼女は如何なる方法を用いてか、夫が召喚されると彼を通してマ
スターに語りかけてくる。召喚し、使役するというだけで我慢ならず、ましてバーサーカーとして召喚するなど侮辱で
ある、とばかり常にクレームを発信する。



元ネタ

玉藻の前
当時の帝を呪いで衰弱せしめた大妖怪。
白面九尾の狐とされる妖怪である。

メフィストフェレス(Mephistopheles
ファウスト伝説に登場する悪魔。
錬金術師であり降霊術師でもあったゲオルク・ファウストが召喚し死後の己の魂と引き換えに欲望を満たす契約をした悪魔として知られている。
ファウストを題材とした作品では契約に忠実な様子を見せる一方で、巧みな弁舌でファウストを操作しようとする。
作品によって結末が変わり、メフィストフィレスの目的が達成される場合もあれば、ファウストの魂を手に入れられないこともある。

望月千代女
戦国時代に甲斐・信濃の巫女頭を務めたとされる女性。
禰津村を起こし、歩き巫女を率いたとされており、人相書きが残っていることと武田信玄の朱印状によってなったことからくの一であったとされる。

グンヒルド(Gunnhird
930年頃に戴冠したノルウェー王にして血斧王の称号を持つエイリーク1世の妻。
フィンランド人の魔術師2名から魔術の薫陶を受け、エイリークと結婚後に夫と息子を支えた。
エイリークが没落して死んだ後、スカルド詩人に「エイリークの言葉」を作らせ、更に息子を王にしてノルウェーを取り返すまで何度も侵攻と略奪を繰り返した。
ノルウェーに凱旋した後は国母として君臨したが、最後は「青歯王」ハーラル1世の手の者によって沼地に沈められたとされている。
エギルのサガにおいては負の存在として扱われている。


関連項目

玉藻の前の宝具
呪術に必要となる魔力を供給し、消費を零にする。

メフィストフェレスを悪魔たらしめるスキル。
このスキルにより呪術スキルが強化されている。

グンヒルドによってエイリークの狂化を深める宝具。

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最終更新:2019年12月13日 02:17