磔の腕

アレーティア
作品名:アンチリテラルの数秘術師
使用者:アンデレ(= リズ = 安藤照子)、アンデレ神父(前任)

アンチリテラルの数秘術師に登場する武器。
集数媒体のひとつ。教団において第四の執行"慈悲"を行う執行官の武器。形状はガントレット。
使用者の 触れた物体・空間の運動エネルギーを0にする能力 を持つ "集数媒体"
運動エネルギーが0にされるので空中だろう物体は絶対に停止させられる。




武器についての詳細

形容

  • 左右一対の赤いガントレット
    • 銀製の金具がついている。
 か細い両手には、銀製の金具がついた無骨なグローブを装備していた。
それは、まるで中世の騎士が使うガントレットのような代物だ。

物体の停止

  • 運動エネルギーを0にする
    • 触れた物体の運動エネルギーを0にすることで確実に停止させる。
    • 無くなった運動エネルギーは全て位置エネルギーに書き換えられている。
 動かなくなった化物から少女が手を離すと———化物は"宙に浮いたまま"だった。
 俺はただ、少女のガントレットに浮かび上がった紋章のようなスカラーの輝きを凝視する。
 紋章に視えたものは、アルファベットを並べた数式だった。
 Ek + Ep
「力学的エネルギー保存則……!」

(中略)

「……力学的エネルギーを操っているのかな。運動エネルギーを、全て位置エネルギーに置き
換えてから消費させているみたい。彼女が触れた物体は動力を奪われ、その場で磔のように固
定されてしまうよ。まるで"絶対停止"の力」

空間停止

  • 空間そのものに停止能力を付与する
    • 触れた空間に上記の"触れたものを停止させる"能力を付与する。
    • 空間が水面のように波紋を広げ、その波紋に触れた瞬間に停止させられる。
「止まれ」
 命令する。
 すると、アンデレが薙ぎ払った空間全体が、水面のように揺らいで見えた。
 その揺らいだ空間に到達した4本のナイフは、同時に虚空で停止してしまう。
「……触れたものを停止させているんじゃない。触れた空間に停止効果を持たせているのよ。」

作中で止めたもの

  • ガウスの迷宮で創造された怪物の体
  • 人間の血流
  • 飛来するストレッチャー
  • 雨のように飛来する自動車と道路標識
  • 数秘術で操られている電車
  • ナイフ
  • 弾雨
  • クマの巨大剣


元ネタ

アレーティア(ギリシャ:ἀλήθεια
エンノイア同様にキリスト教のグノーシス主義で登場する単語。
「真理」を象徴する女の神的存在。

アンデレ
キリスト教の十二使徒の一人。
ギリシア語での主格表記はアンドレアス(Ανδρέας)ウクライナ語ではアンドリーイ(Андрій)、
英語ではアンドルー(Andrew)、フランス語ではアンドレ (André)、ドイツ語ではアンドレアス (Andreas) 、
ロシア語ではアンドレイ(Андрей)と呼称される。
X字の十字架で磔処刑された後に守護聖人とされる。


関連項目

磔の腕の武器分類。

同じく運動エネルギーの遷移を強制的に0にすることが出来る能力。

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