クラレント
作品名:Fateシリーズ
使用者:モードレッド
奈須きのこ作品の
Fateシリーズに登場する武器。
宝具のひとつ。形状は剣、全力解放の形態では雷、憎悪。
王位を継承した所有者の威光を増幅させる剣。
モードレッドは王の資格がないままこの剣を所有し、アーサー王への憎悪で邪剣に変えた。
邪剣と化したクラレントの全力解放は王気を増幅させる代わりに
血の色をした赤い雷撃を直線上に発射する。
武器についての詳細
来歴
- 宝物庫から簒奪した聖剣
- 『王の象徴たる剣』ということで気に入った使用者がカムランの丘まで愛用した。
(中略)元々はアーサー王の宝物庫にしまわれていた
剣だが、モードレッドは反乱を起こした際に、宝物庫
に乱入。「王権の象徴たる剣」という点が気に入ったの
か、これを愛用した。
基本性能
宝具のランク |
B→C |
種別 |
対人(宝具)宝具 |
レンジ |
0 |
最大捕捉 |
1人 |
宝具による効果 |
カリスマスキルの獲得、身体能力の上昇 |
王気増幅
本来は王位継承の際に与えられるBランク相当の剣
であり、王の威光……王気を増幅するために使われる。
具体的には身体ステータスの1ランク向上。スキル『カ
リスマ』の取得などが挙げられる。
我が麗しき父への反逆(クラレント・ブラッドアーサー)
基本性能
宝具のランク |
A+ |
種別 |
対軍宝具 |
レンジ |
1~50 |
最大捕捉 |
800人 |
宝具による効果 |
赤雷ビーム |
発動時の形容
- 憎悪に染まり形状も歪む
- 使用者を中心とした周囲が血に染まる。
- 奇怪な音と共に剣が血の極光に包まれる。
瞬間、剣を構えた〝赤〟のセイバーを中心とする一帯が血に染まる。そればかりではな
く〝赤〟のセイバーが持つ剣の刀身が血の極光に包まれ、奇怪な音を立てて変化していく。
赤雷
- 進行方向上に赤い雷撃が奔る
- 使用者の膨大な魔力と燦然と輝く王剣の『増幅』と歪んだ父親への想いが赤雷となったもの
分かりやすく言うと、『我が麗しき父への反逆』は『魔
力放出』の応用であり、出現する赤雷は増幅させるこ
とで歪んだ父への想いそのものなのである。
使用者との関連性
モードレッドの場合
(中略)が、モードレッド
は王として認められた訳ではないので剣自体が1ラン
クダウン、装備した際のボーナスも獲得できていない。
- あまりの憎悪によって宝具の性質が変化した
- 王にしか持てない剣を憎悪で押し込め、無理矢理振るった。
これはもちろん、本来の宝具の姿ではない。その有り余るほどの憎悪によって、清廉に
して華麗だった名剣は、魔人が手にするべき禍々しい邪剣へと変貌していく。
元ネタ
クラレント(英:Clarent)
アーサー王伝説に登場する剣。ソーントン写本に記載。
モードレッドがアーサー王から玉座を簒奪する際にウォリングフォードの宝物庫から取り出した。
アーサー王が(恐らくはローマ皇帝として)戴冠時に侯爵へ叙勲する時に儀式剣として使う予定だった。
元々はガリアの王フロロから分捕った宝剣で、アーサー王の父ウーサーから伝わり、フランスの宝物と共に仕舞いギネヴィアのみが在処を知っていた。
ソーントン写本ではモードレッドとギネヴィア王妃は相思相愛になってしまうためモードレッドがこれを入手。しかし封印は解けず鞘が破壊されている。
見た目は「如何なる銀よりも眩い剣」とされている。
カムランの戦い
イギリスの叙事詩『アーサー王伝説』で語られるブリテンの内乱、およびアーサー王の最終決戦。
反逆したモードレッドは最後にクレラントでアーサー王に致命傷を与えた。
なお、雷をぶっぱなした記述はない。
関連項目
燦然と輝く王剣の武器分類かつ
我が麗しき父への反逆の術技分類。
関連タグ
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最終更新:2020年01月19日 14:37