禁忌の箱

エンノイア
作品名:アンチリテラルの数秘術師
使用者:タデウス

※この項目では使用者タデウス自身の能力も説明します。
アンチリテラルの数秘術師に登場する道具。
教団において第10の執行"隠匿"を行う執行官の武器。形状はブラックケース。
思念体であるタデウスを持ち運び、肉体に憑依させる"集数媒体"




能力についての詳細

  • 箱自体に戦闘能力は無い。
    • タデウスという存在を持ち運ぶための箱である。
    • タデウスという肉体を持たない思念体だからこそ、この箱に内在することが出来る。
「ボクは肉体を持たない、いわゆる思念体と呼ばれる存在に近くてね。実はこの肉体は、ボク
の本体じゃないんだ。そうだな、こう考えてくれ。ボクをパソコンに喩えれば、この箱がOS。
肉体は交換可能なハードウェアだ。(以下省略)」

思念体・タデウスとの関連性

  • 禁忌の箱が本体
    • 肉体が何度滅んでいてもスーツが無事ならば肉体を交換して蘇る。
      • 絶対離さないためか手錠で片手とトランクケースをはめている。
片手に手錠つきのスーツケースを持っているが

(中略)

以前、彼女から聞いた話によれば、スーツケースが彼女の本体なのだとか。

思念体としての能力

ちなみに全能力が同時多発的に使用可能。
脳内の電気信号への解析
  • 脳内の電気信号をバイナリデータに変換して解析することが出来る。
    • 記憶・心理を一方的に読み取ることが出来る。
    • バイナリデータの読取/改竄を自在に行える。
「(前略)ボクは肉体を持たないから、他人の
脳内で行われている電気信号の中に割り込むことが出来るんだよ。同時多発的にね。人間の脳内
で行われている電気信号のやり取りは、トランジスタロジックにそっくりだ。1か0かの数値
信号の組合せで意味を成す事が出来る。これをバイナリデータと呼ぶんだけど、それを書き
換えて改竄する事で、みんなの記憶を思いのままにってわけなのさ」
  • 死体だろうと関係なく情報を得る事が出来る。
「ボクの話は真実さ。何せ、さっき"死体から得た情報"だよ?」

+記憶野への干渉
  • 他者の記憶を喪失させたり、自我を破壊させることが出来る
    • 面倒な前提条件が色々あるらしい。一般人には容赦なくやってたが
「ボクの能力は便利でね。たとえば他人の記憶野を破壊して記憶喪失にしたり、災厄の数に能力
の使い方を忘れさせる程、自我をめちゃくちゃにしてやることも出来るのさ。まあ、そこまでの事を
やるには色々と面倒な前提条件もあるんだけど、(以下省略)」


+意識介入
  • 他人への意識へと介入して、意識の覚醒レベルを操作できる
「心配は要らないよ、冴上クン。実は今現在、ボクは君と明津クンの意識の中に少しだけお邪
魔させてもらっているんだ」

(中略)

「(略)ボクは君達が放送を聴いて眠ってしまわないように、
意識の覚醒レベルを維持してあげているところなんだよ?(以下略)」


+脳波探知
  • 脳波を分別することで任意の対象を見つけ出す
    • 探知範囲は明らかになっていないが、水平線上の彼方にいる敵を発見している。
    • 作中で主人公にタデウスレーダーという名前がつけられている。


欠点

  • 意識を持たない生物には干渉しにくい
    • クマさん等の意識を持たない生物には干渉できない。
「こういった緊急時だ。ボクだって君達に力添えしたいのは山々なんだけど、面倒なことにこの
人造人間たちは、人間のように意識を持っていない。ただの動く肉体でしかないんだ。だから、
なかなか上手く中に入れなくてね。(以下略)」
  • 作中で"集合"の災厄の数(アルヘトス)といった吸収能力者には取り込まれる可能性を示唆している
    • 同系統や精神・存在吸収を行える能力者には厳しいのかもしれない。
「彼女は他人の要素を自分の器の中に取り込む事が出来る力を持っていた。ボクと似ている力
だからこそ、ボクは下手すれば彼女の中に取り込まれる危険性があったんだよ。(以下省略)」


元ネタ

エンノイア(英:Ennoia
キリスト教のグノーシス主義で登場する単語。
「思考」を象徴する女の神的存在。

タデウス(英:Thaddeus
キリスト教の十二使徒の一人。


関連項目

集数媒体(アーティファクト)
禁忌の箱の武器分類。

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