機械死人

サイバー・ゾンビー
作品名:灰燼のカルシェール
用語分類:種族分類

スチームパンクシリーズ(Liar-soft)に登場する用語。
人間が変容した存在。
質量保存の法則等を無視して住処の土地と生命を殺す機械人形。




機械死人について

来歴

  • 世界の終わりの後に現れた異形の鋼鉄
    • 生き残った生命を駆逐し、それが終われば物理法則を殺して自分も朽ちる。
世界の終わりを生き延びた生物すべてを駆逐す
ることを目的として活動する。

機械死人の戦闘能力

基本性能

  • 擬態
  • 質量保則無効化
  • エネルギー保則無効化
  • 重力の無効化

擬態

  • 人の姿に擬態し、民家などで普通に生活しているかのように見せかける
    • 寄ってきた生存者は当然食い殺される。
(中略)通常時には人間
そっくりの姿ではあるが、それは擬態にすぎな
い。

音声探知

  • 悲鳴や嗚咽に反応する
    • 反応して異常な攻撃性を発揮する。
 監視室の無数の画面の向こうで、《あれ》は、逃げ惑う人々や隠れた人々の悲鳴や嗚咽
にこそ反応していた。そう見えた。

物理法則無効化

 爆発音と共にキリエの左腕から放たれた数千発の特殊弾頭は、異形を構成する鋼鉄の表
面で速度と威力を失い、床に落ちていく。
  • あらゆる物質を溶かし、あらゆる物理法則を殺す
    • 自身の変態から土地の汚染まで多種多用に殺す。
(中略)異形の鋼鉄。質量保存の法則を無視して体躯を変形・肥
大させ、重力と引力を無視して起動し、溶ける
はずのない無機物をどろどろの不可解な粘液へ
と変えて、やがて、己の周囲の物質すべての規
則性をひとつひとつ蕩かして、最後には自ら朽
ち果て、物理法則の“死んだ”土地を生み出す。


拡大変容

  • あらゆる物理法則を無視・発現させる。
    • 空間歪曲で攻撃を捻じ曲げたり"機械死人は一つの街に一つ"という法則も無視して稼働が可能
 拡大変容。文字通り、能力と性能と機体サイズを拡大させ、姿を変容させた死人。
 通常の赫い光を放つ《瞳》有する死人とは違う、何もかもが違う。あれは別。別物。せい
ぜいが質量保存則やエネルギー保存則、重力の類を無視する程度の機械死人を凌駕して、
拡大変容した死人はあらゆる物理法則を殺すことができる。任意に。自在に。


関連項目

正史である紫影のソナーニルに登場するエジソンの使い魔。
機械死人と異なり、現象数式をベースに誕生する。

作中に登場した機械死人


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最終更新:2023年05月04日 15:39