Version.1
おぞましい形に蠢き変化しながら、
門の彫刻が、開いて——
中には、靄のような光。
いつか見た道化師の光に似ている!
でも、色が違うような気もする。赫い。
ぼんやりとゆらめく、赫の光。
ぼんやりとたゆたう、赫の色。
そこから——
巨大な、伸長するものが生える。
多足類の触腕の触手に酷似したものが、
生えて。伸びて。ぐねぐねとうねって、
学生街広場を破壊し始める!
自動追跡
触腕、何かを探してる?
先端についた黄金色の目で、何かを探して?
Version.2
青銅彫刻を動かす能力
路地に立ってる青銅彫刻が動き出して、
機械人形を捕まえてくれたりもした。
きっと、異能?
元ネタ
地獄の門
フランソワ=オーギュスト=ルネ・ロダンの代表作の1つ。
ダンテ・アリギエーリの叙事詩『神曲』地獄篇第3歌に登場する地獄への入口の門である。
Per me si va ne la città dolente,
per me si va ne l'etterno dolore,
per me si va tra la perduta gente.
Giustizia mosse il mio alto fattore;
fecemi la divina podestate,
la somma sapïenza e 'l primo amore.
Dinanzi a me non fuor cose create
se non etterne, e io etterno duro.
Lasciate ogne speranza, voi ch'intrate.'
我を過ぐれば憂ひの都あり、
我を過ぐれば永遠の苦患あり、
我を過ぐれば滅亡の民あり
義は尊きわが造り主を動かし、
聖なる威力、比類なき智慧、
第一の愛、我を造れり
永遠の物のほか物として我よりさきに
造られしはなし、しかしてわれ永遠に立つ、
汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ
関連項目
地獄の門の能力分類。
似て非なる異能。
関連タグ
リンク
最終更新:2017年02月27日 22:35