神座万象シリーズに登場する用語。
神座闘争において神座へ至るために空ける穴、及び神座へ辿り着くまでの道筋のこと。
覇道神はまず、己の理で特異点を空け、そこから神座へと落ちる。
詳細
- 覇道神の理の重ね合いによって生じる異次元の穴
- 穴から落ちることで神座へと至れる。
- 強力な神格ほど穴の深い場所に座を設けているため、辿り着く時間はまちまち。
そうした場所を、特異点と言う。覇道太極のぶつかり合い、
異なる法と法の鬩ぎ合いが起こった場所では、世界がその圧に
耐え切れず、穴を生じさせてしまうのだ。
するとどうなるか、言うまでもなく当事者は落下する。世界
の壁を飛び越えて、どこでもない場所を落ち続ける。
その果てにあるもの、穴の底こそが太極座に他ならない。
- 覇道神たちの意志に関係なく特異点を超える必要がある
とはいえ戦場となるのは現世に非ず。だいたいにおいて挑む
側が受ける側の待つ場所まで行かねばならない。
(中略)
と言うよりも、当人たちの意志に関係なくそうならざるを得
ないのだ。
形容
- 〝無〟の空白地帯
- 侵入者にも影響を与えない無色透明の空間。
- あまりの透明度に生半可な意志の者ならば拡散してしまう。
肌から感じる感覚は、ここがまさに無色透明の空白地帯であ
るということ。踏み入った夜行に対して何一つ。僅かとして影
響を及ぼさない無休の闇。
これはまさに、極限まで透き通った水のようなものだおう。
もしくは徹底的に清潔さを保った無菌の箱か。人間の考え付く
『無』を体現しながら、同時に如何なる様にも発展する多様性
すら有している。
元ネタ
特異点
宇宙の特異点は光が届かない(かつその領域から光速以上の速さの光が飛んでこない)領域を指す。
光すら脱出不可能なブラックホールもこれに含まれる。
関連項目
特異点の終着点。
森羅万象を統べる座。
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最終更新:2016年12月18日 12:35