武器についての詳細
形容
さらにもう一本、三本目の──今度は槍が顔を見せた。柄の長さの半分ほども刃がある
というバランスの悪さがプク・プックの目から見れば大変好もしく見えた。どちらも魔
法の力そのものを集め、高密度に固めて形を作ったような、迸るエネルギーを感じる。
そこにあるだけなのに、しゅんしゅんと唸るような音を立てていた。
魔法の国の宝槍
- 他の二つ同様に強力な魔法の強化武器
- 戦闘用ホムンクルスが一撃で消滅する切れ味。
それって切れ味か?
宝物庫から持ち出した刀剣類は、どれも強力無比な強化の魔法がかけられ、掠めただけ
でも戦闘用ホムンクルスを黒い染みに変える鋭さを持つ。それだけではなく「傷つけた相手
の魂を直接抉り取る」という凶悪な付随効果を有していたが、三賢人の現身は単なる身体
の頑丈さだけでそれに耐えた。
元ネタ
天沼矛
日本神話に登場する槍。
イザナギとイザナミの二柱の神が漂っていた大地を完成させることを命じられた際に与えられた槍。
天沼矛で、大地をかき混ぜて矛から滴り落ちたものが淤能碁呂島(おのごろじま)となった。
関連項目
関連タグ
リンク
最終更新:2016年12月15日 19:13