螺湮城教本

プレラーティーズ・スペルブック
作品名:Fate/Zero
使用者:キャスター(= ジル・ド・レエ)

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する道具。
宝具のひとつ。形状は人皮装丁本。
怪魔の軍勢を召喚・使役術を記した魔道書
他にも自動再生機能や他の魔術が記されている。




道具についての詳細

来歴

  • フランソワ・プレラーティが使用者にもたらした魔書
    • 悪魔召喚の儀が記載されており、生前はこれを使って悪魔を召喚した。
「我が盟友プレラーティの遺したこの魔書により、私は悪魔の軍勢を従える術を得たので
す。(以下略)」

形容

  • 重厚な人皮装丁本
    • 魔力炉を内蔵しているため、霊感力の持ち主には渦巻く閃光に見える。
(前略)濡れ光るような艶を帯びたその表紙は、人間の皮を張ったものだ。視覚では本と
しか見えないそれが、セイバーの霊感力には渦巻く閃光のように知覚されていた。

基本性能

宝具のランク A+
種別 対軍宝具
レンジ 1~10
最大捕捉 100人
宝具による効果 怪魔の召喚・統率、大魔術の行使

怪魔の召喚・統率

  • 血肉を媒介に異界から怪魔を召喚する
    • 現世の血肉だけでなく、怪魔の血肉も媒介にできる。
 生賛の血肉を介して、異界より呼び込まれた怪魔——出現したのはセイバーを捕縛した
一匹だけではない。辺り一面に散らばる肉片や血溜まりが、続々と触手の塊を生み出して
いく。

その他特性

  • 魔道書
    • 海魔の召喚・統率以外にも大魔術・儀礼呪法が使用できる。
  • 魔力炉内蔵
    • 使用者とそのマスターの魔力供給なしで膨大な魔力を補給できる。
 アレはただ呪文が記載されているだけの紙の束ではない。おそらくは本そのものが大容
量の魔力炉を備え、それ単体のカで術を行使できる〝怪物〟 だ。キャスターは頁から呪文
を読み取って行使するのではなく、魔力の発動源たるソレを自在に〝使役〟 しているにす
ぎないのだ。

欠点

  • 螺淫城教本から魔力供給が無くなった怪魔は消える
    • 存在を維持できずに元の血肉に戻る。
      • 人を襲うなどして魔力を自給自足できれば、螺淫城教本からの魔力供給は不要。
      • 血肉に戻った後でも螺淫城教本と魔力供給のパスは繋がっている。
 (前略)『螺淫城教本』からの魔力供
給が断たれたその瞬間に、彼らは肉、として具現化する力を失ったのである。


使用者との関連性

使役のレベル

  • 召喚の難易度と召喚後の使役の難易度は別
    • 召喚自体は魔力と術式があれば『門』を作り出して可能。
      • 数十人で行う儀礼呪法クラスのような多重節詠唱で呼び出した海魔は使役できない。
「召喚後のコントロールを度外視して、ただ〝招き寄せる〟だけならば……どんな強大な
魔物だろうと、理屈の上では可能だわ。ただ『門』を拡げるだけの魔力と術式さえあれば
いいんだから」


元ネタ

フランソワ・プレラーティ(フランス:François Prelati
中世ヨーロッパに存在したとされる魔術師。
当時の錬金術や魔術にのめり込んでいたジル・ド・レェの前に現れて生き血や人体の一部を利用した悪魔召喚の儀を伝えたとされている。
触媒の生き血は子どもの血液が最も好ましく、次に若い女性のものが良いらしい。

ルルイエ異本(R'lyeh Text
クトゥルフ神話に登場する魔道書。
人皮で装丁されており、使用されたのは夏王朝の桀による虐殺の被害者のものであるとされている。
内容は中華の夏王朝時代の“螺湮城本伝(教本)”という文書を漢文で書き写した写本で、
山と海の神々への祭祀文献『山海経』の原典にあたり、九頭龍召喚の呪文などが記されている。
14世紀にマルコ・ポーロが中国から持ち帰り、15世紀に魔術師フランソワ・プレラーティが部分的にイタリア語へと翻訳したものを
ナポレオン・ボナパルトが所持していたとされる。


関連項目

螺湮城教本の道具分類。

螺湮城教本で呼び出される異海の生物。

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