詳細
「魔法によって作られた使役獣だよ。魔法使いが護衛にしたり召使にしたりする。魔法少
女が生み出すこともあるらしいけどレアケースだな」
(前略)使い方を誤れば大惨事を引き起こしてしまう危険極まる存在だ。使用
するためには何重ものチェックをクリアした上での許可、それに監督権を持った魔法使い
がその場に居合わせて申請通りの正しい運用がなされているか監視する。
特徴
- 血液は魔法的な匂いが混ざった獣臭
- 体色はドブ川のように汚らしい黒であり、獣的な特徴を持つ。
クマや猿やイノシシのような獣にしては魔法的な匂いが混ざっている。魔法少女のよう
な、獣のような何かの血液だ。
戦闘能力
基本戦闘能力
身体能力
- 魔法少女並の強さ
- ただし魔法使いが時間をかけて創造したモノならば魔王塾卒業生の決死隊すら倒せない戦闘力を持つ。
その身体能力は魔法少女に匹敵し、腕を振るうだけで太い樹木を薙ぎ払い、機敏な動き
はついていくだけでやっとだ。
再生
美容師が素早くハサミを振るってディスラプターの腕を斬った。しかしその程度で致命
傷にはならない。瞬く聞に傷が塞がり、元気に侵入者に掴みかかっていく。
欠点
- 光に弱い
- 管理者を攻撃してはならない
- 味方を攻撃できない
(中略)ホムンクルスの大きな弱点は合
計三つ。管理者権限を持つ者に逆らうことができない。強い光、特に日光に曝されると動
きが鈍くなってしまう。仲間への攻撃は絶対に避けるよう本能に植え付けられている。最
後の本能云々はホムンクルスの知能が低い故の措置だろう。教育によって仲間への攻撃を
させないようにするよりは本能に働きかけて同士討ちを防ぐというある種の合理的な設定
により統制を図っている。しかし俺の言葉を理解する知性が与えられていたのを見るに、
本能ではなく後付けの教育でも良かったのではないかと思わなくもない。恐らくはコスト
面の問題だとは思うが」
憑融ホムンクルス
生体融合ホムンクルス
- 魔法少女の肉体と融合するホムンクルス
- 魔法少女の能力や知性を残したままホムンクルスとして動かせる。
- 傍目からはホムンクルスであることは分からないが死人にかけられない魔法で判別可能。
- 魔法少女側はホムンクルス化させられ短命かつ管理者の命令に絶対服従になる。
遺跡内部は魔法少女であれ魔法使いであれ生身で入ることができる場所ではない。だが
憑融した魔法少女の肉体は限りなくホムンクルスに近い。魔法への耐性が高く、ある程度
は遺跡内での活動にも耐えられる。ホムンクルスの問題点は知能と判断能力の低さにあり、
それ故に耐性を持っていようと遺跡内の活動には不向きだったが、魔法少女の知能と判断
能力を持つ憑融体はいわば両者のいいとこどりだ。
- 大して難しい術ではない
- 素材となる魔法少女の調達と倫理観の欠如と魔法使いがいれば可能。
- 元々ホムンクルスと魔法少女は相性が良すぎて融合できなかったほど。
スノーホワイトに憑融を使う。魔法少女とホムンクルスを融合させるという術自体は難
しいものではない。遺跡からのエネルギー供給は切れたものの、カルコロ、それにカナと
いう大きなサポートがあれば問題なく行える。
元ネタ
ホムンクルス(Homunculus)
錬金術における製造された人工生命、もしくは生命を製造する技術。
パラケルススが成功したとされる。
アレイスター・クロウリーは人工生命ではなく、赤子の体内に霊を導き入れて創造する製造法と主張している。
関連項目
魔法少女として作り出したホムンクルス。
魔王パムを模して作られた強化ホムンクルス。
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最終更新:2024年02月07日 19:26