電界の剣

作品名:黄雷のガクトゥーン
使用者:ニコラ・テスラ
別呼称:電界光剣(フォースブレード)

スチームパンクシリーズ(Liar-soft)に登場する武器。
洋上学園都市では異能(アート)に分類される。
チェスの駒状の柄がある黒い刀剣で光の刃が伸びる
銘はトール、ヴァジュラ、レイ=ゴン、ユピテル、ペルクナス。




武器についての詳細

来歴

  • Mから奪い取った暗黒物質で製造された剣(とされる)
    • 黒の王と同じ材質と思われる。
(中略)これは、過去、死にかけながらもテスラがMから奪い取った暗黒物質で出来た《神々の残骸》であるというが真偽は不明。

形容

  • 雷電を刀身として伸ばす五本の黒い柄
    • 暗黒物質でできているため黒い。
    • 柄尻のチェスの駒状の部分は“深淵の鍵”と呼ばれる。
      • 電界の剣の核。
 5本の剣状の発光体。
 雷電で形成されており、実体があるのは黒色の柄部分のみ。
 更に、柄尻の“深淵の鍵”と呼ばれるチェスの駒状の部分が核である。

守護

  • 防衛対象を自動的に守る
    • 物理的な武器の攻撃から音などの現象まで有形無形関係なく防ぐ。
      • 音速移動で生じたソニックブームの衝撃や轟音などの現象なら一本で防げる。
       立ち竦んだまま動けないネオンへも。
       無慈悲に、無感情に音の塊が迫って。

       (中略)

       ネオンは気づけない。
       自分を、光の剣のひとつが守ったことに。

       (中略)

【ヴァルター】雷電で音を斬ったか!

死の舞踏(ダンスマカブル)

  • 自動多角攻撃
    • 自律的に五本の光剣が宙を舞って攻撃する。
    • 使用者は他の攻撃が可能。
彼の周囲に浮かぶ光の剣が5本!
光の剣はひとりでに舞って、
刀構える黒の少女へと襲い掛かる。
縦×1。横×1。斜×1。突×2!
発雷とは異なる弧描く光剣は、
自在に、握る者もなく次々に襲い来る。
時に同時に、時に呼吸をずらしながら。

その他

  • 機械帯との接続
    • 柄から通電ケーブルを伸ばして有線接続する。
      • 通電ケーブルは最大100フィートまで伸びる。
 また、柄部分は、機械帯(マシンベルト)から通電ケーブルで有線接続することができる。ケーブルは最大100フィートまで伸長し、発想次第でさまざまな使用法が可能。


使用者との関連性

超電磁形態への遷移

  • フランクリン機械帯(マシンベルト)に電界の剣を挿すことテスラの超電磁形態へと遷移する。

世界介入者

  • 世界介入を行う度に使用できる本数が減る
    • 一定時間が過ぎると再び使えるようになる。
 能力を使用状態としたテスラの周囲に浮かぶ。ただ、「世界介入」と呼ばれる能力を使用した回数ぶん、一定時間、浮かぶ本数は減少してしまう。


元ネタ

トール(古ノルド:Þórr、独:Donner
北欧神話に登場する雷神であり北欧神話最強の戦神。

ヴァジュラ(梵:वज्र
インド神話に登場する雷神インドラの持つ武器。
金剛杵と書き、雷を操る力を持つ。

レイ=ゴン(中:雷公 英:Lei Gong
中国の宗教や道教における雷神。

ユピテル(ラテン:Jūpiter
ローマ神話に登場する神性。最高神にして気象変動の神(主に雷)。
ギリシャ神話の最高神ゼウスと同一視される。英語読みでジュピターとも言い、木星の名前の由来となった。
ローマ最初の神殿はユピテルの神殿で、カピトリヌスの丘に建立された。ここにある樫の木にロムルスが戦利品を捧げる誓い(スポリア・オピーマ)を行って以降、
ユーピテル・フェレトリウス(Jupiter Feretrius)という名で祀られ、一騎討ちで勝利して得た戦利品が捧げられた。

ペルクナス(リトアニア:Perkūnas
リトアニア神話に登場する雷神。
地方、部族によって呼び名は異なり「ウェザディス」(老人)、「ウィザイス・デウス」(年食ったおやじ)、
「天空で太鼓を鳴らす者」と呼ばれる。



関連項目

使用者の戦闘形態。通常戦闘ではこの形態で電界の剣を使う。

使用者の超電磁形態。電界の剣をフランクリン機械帯に挿入することでこの形態へと変ずる。

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最終更新:2020年04月25日 05:30