犬飼現八信道

いぬかいげんぱちのぶみち
作品名:相州戦神館學園 八命陣
使用者:世良 水希、柊 四四八

相州戦神館學園シリーズに登場する能力。
邯鄲法五常楽における急段。
戻りたいと願った特定の時間軸まで時間を巻き戻す能力

+ 詠唱




能力についての詳細

発動条件

  • 互いが同じ時間軸に戻りたいと願う
    • 互いが同じ時間軸を経験し、それを想起するだけの因縁が必要。
 発動のために課せられた条件は、両者が共に戻りたい時間座標が存在すること。そ
してそれが、どちらも完全に一致していること。
 水希の後悔、そして信明の悔恨。両者が今ここに合一するのだ。
  • 戻りための時間を共有し、その時間に戻りたいと感化させなければならない
    • 知り合ったばかりの赤の他人にはまず使えない。
    • 戦局の優劣に関わるものであれば、戻りたいと思わせるのは難しい。
 この条件は、まともに考えれば成立不可能な難易度となる。まず前提として相応の
因縁を共有した者同士でなければならないし、それを戦闘中に喚起させるのは並大抵
のことではないだろう。
 なぜなら戦いの場において、一方の好機は一方の危機となる。よって願う座標が同
じになるなど、普通は絶対に起こり得ない。

時間遡行

  • 限定空間における時間遡行
    • 限定空間内において時間が逆行する。
 さらに、ひとたび発動したこの創界において、水希は時間の軛から外れている。
過去に遡っているのだから負傷は片端から無かったことにされていくし、同様の理由
で疲れも知らない。


使用者との関連性

能力の基となった祈り

  • 過ちの清算
    • 過去に行った過ちを正したいという渇望。
 後悔を重ねたし、一歩も動けない夜もあった。
 それは縛であり、呪いであり、だからこそ今、乗り越えようと希う。
 その祈りこそが世良水希の急段顕象。


元ネタ

犬飼現八信道
南総里見八犬伝の登場人物の一人。
「信」の犬士。痣は右の頬先。
小文吾の母から乳を与えられたため、小文吾とは乳兄弟である。
お七夜の祝いに糠助が釣った鯛の腹から珠があらわれた。
実母は産後に病死、父親も生活が苦しいあまりに禁漁区で漁をして死刑になるところ、
領主里見家の伏姫・五十子の死による恩赦があり、安房を追放される。
その後は、犬飼見兵衛に助けられ、信道たち一家は引き取られることになった。
成長の後は二階松山城介という武術の達人に師事し、捕り物の名人として名を馳せていたが、
獄舎番の職を放棄し成氏の怒りを買って牢獄につながれた。
亡き父が死の間際に信乃に珠と痣を持つ現八の存在をに告げており、信乃と現八は芳流閣で相見え、
庚申山で犬村大角と化け猫退治を行う。
関東大戦では長阪橋(ながさかばし)で小説『三国志演義』の張飛になぞらえた活躍をする。


関連項目

犬飼現八信道の能力分類。

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