犬坂毛野胤智

いぬさかけのたねとも
作品名:相州戦神館學園 八命陣
使用者:龍辺歩美、柊 四四八

相州戦神館學園シリーズに登場する能力
邯鄲法五常楽における急段、破段の能力。
破段では弾丸、弾頭を空間跳躍させる能力
急段では弾丸、弾頭を時間跳躍させる能力
柊 四四八の終段でも八犬士の一人として顕現する。

+ 詠唱
我、ここにあり 俱に天を戴かざる智の銃先を受けてみよ

急段・顕象──

犬坂毛野──胤智





能力についての詳細

先を見つめたい

  • スコープ(観覧席)からではなく当事者として正しく先を見たい
    • 破段では三次元的な障害を乗り越えて先へ進む。
    • 急段では四次元的な障害を乗り越えて未来へ進む。
 己を知り、仲間を知り、その進む先を常に正しく見つめたいと願う歩美の心と


破段

弾丸の空間跳躍

  • 弾丸や弾頭の型に嵌まるものをテレポートさせる
    • 型に嵌まっていれば核弾頭でも飛ばせる。
 そのとき、銃弾はあり得ない軌道を見せた。じぐざぐの蛇行というだけのものじゃ
ない。これは空間を飛び越えている。
 本来進むはずだった道から突如として消失し、まったく異なる角度から出現しては
また消え、現れるの繰り返し。


急段

発動条件

  • 互いに未来が見たいと願う
 己を知り、仲間を知り、その進む先を常に正しく見つめたいと願う歩美の心と、我
を鎮める未来を早く見せろと咆哮する病んだ龍神。
 今ここに合意は成された。協力強制が発動する。

弾丸の時間跳躍

  • 弾丸や弾頭をタイムワープさせる
    • 過去に防がれた弾丸であっても防がれる前から跳躍するため、威力が損なわれることはない。
破段の上を行く急段。空間の跳躍ではなく時間の跳躍。因果律を飛び越えて飛来した
銃弾は、さすがの盲打ちでも防げなかったということだ。


使用者との関連性

戟法性能に依存

  • 弾丸や弾頭を飛ばすための動体視力が必要
    • マッハ44で金属棒を飛ばす兵器「神の杖」など速すぎる攻撃に戟法性能が追いつかなければ跳躍できない。
なぜなら歩美の破段を使うには、歩美と同質のパラメーターにならなければいけない
んだ。そしてあいつの資質では、この超音速で迫る弾丸をたとえ感覚野の話だろうと
掴み取れない。戟法性能が低すぎる。


元ネタ

犬坂毛野胤智
南総里見八犬伝の登場人物の一人。
「智」の犬士。痣は右肘から二の腕。
女性とも見紛う美貌の持ち主で、様々な身分を演じて仇を狙う。
また、八犬士随一の策士であり、関東大戦では里見軍の軍師を務めた。
馬加大記の策謀により、籠山逸東太の手で実父は討たれたため、父の仇である馬加大記と籠山逸東太を狙う。


関連項目

犬坂毛野胤智の能力分類。

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最終更新:2015年02月05日 21:41