海原に住まう者

フォーモリア
作品名:相州戦神館學園 八命陣
使用者:甘粕 正彦

相州戦神館學園シリーズに登場する存在。
邯鄲法における五常楽の終段から顕象した存在。
血塗れの三日月を呼び水に バロールの軍勢が召喚される




存在についての詳細

血塗れの三日月(クロウ・クルワッハ)

  • 精神汚染波の龍震を放つ魔龍
    • 巨体であり終段顕象した八犬士八人でも即座には倒せない。
    • 龍震を受ければ強烈な自殺衝動に駆られる。
同時に天空から墜ちてきたのは、黒い竜の顎だった。まさに月をも飲み込む暴食の
太陽さながら、信じられない域の巨体をもって甘粕を守る楯となる。

(中略)

先の咆哮で、俺の内部が撹拌されているのだと理解した。これは大地じゃなく魂を揺
り動かして粉砕してしまう龍の震。

バロールの魔眼

  • 直視したものを殺す魔眼
    • 神や盧生すら殺す。
    • 開眼までにバロールを仕留めなければならない。
いつかの空亡を思わせる光景だったが、それは閉じられたままになっており、幾つも
の異形が取り付いて瞼を開こうとしているのが分かった。

(中略)

「フォーモリア——バロールの魔眼だよ。あの瞳に見つめられれば神でも死ぬ。無
 論、盧生とて例外じゃない」


使用者との関連性

魔王

  • 魔神、邪神と相性が良い
    • 海原に住まう者の一軍をまるごと召喚できる。
甘粕は災禍や審判という概念の神威と異常なほど相性がいい。すなわち予想として、
言わば空亡の同類だと結論付けた。


元ネタ

フォーモリア(Fomoire
フォウォレ、フォモールと呼ばれる。
ケルト神話に登場する種族。フォモールとは「海の下」を意味する。
山羊や馬、牛などの頭を持った獣面の蛮族として描かれる事が多い。
インデッハやバロールといった王に率いられる種族で巨石を扱う怪力を持った人喰いの怪物たちとされる。
太古からアイルランドの西方より来る他の種族の侵入を阻み、逆に殲滅したり、支配したとされる。
パーソロン族は侵入し、幾度か戦った後、ペストに感染させられ全滅。
ネヴェズ族は侵略したが敗れ、彼らに隷属させられた。
フィル・ボルグ族はフォモール族とは平和的に共存した。
トゥアハ・デ・ダナーン神族はフィル・ボルグ族よりも巧妙にフォモール族を懐柔し、
フォモール族の隙を付いて彼らをアイルランドから駆逐した。
トゥアハ・デ・ダナーン神族の攻撃から生き延びた者は妖精としてひっそりと暮らしているといわれている。

クロークルワッハ(Crom Cruach
ケルト神話に登場する神。
その名のクロウは「三日月」、「輪」、「頭」を意味しクルワッハは「血まみれ」、「山、積み重ね、塚」を意味する。
アイルランドにおいて最も重要な神の一柱であり、太陽神とされており、アルスター南部では戦いと死の神として崇拝されていた。
姿は巨大な怒れる羊の角を生やした(または牡羊の頭をした)蛇(竜身)ともされ、
その怒りを鎮めるために多くの生け贄が捧げられたとも言われる。
バロールが生み出した暗黒竜と同一ともされ、ヌアザを含め様々な神々を惨殺した。
なお、聖パトリックはクロウ・クルワッハの偶像を破壊し、信仰を禁じたという。

バロール(Balor
ケルト神話に登場する神。
フォモール族を率いる魔神。光神ルーの祖父で「魔眼のバロール」の異名を持つ。。
バロールの片方の目(左目だとも額の第三の目だともいわれる)に、視線で相手を殺す魔眼を持つ。
そのため、魔眼は通常時は閉じられており、戦時になると4人がかりで取っ手を回し、瞼を押し上げる。
魔眼の他にも魔力で嵐を起こし、海を炎の海に変え、クロウ・クルワッハを召喚して神々を惨殺させる。
最期は、孫のルーが投擲した神槍ブリューナクによって魔眼を射抜かれ殺された。
魔眼を射抜いたは頭部を貫通したため、魔眼が後ろにいたフォモール族の兵団を凝視し、
壊滅させてしまった。


関連項目

海原に住まう者を顕現させる能力分類。

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