作品名:相州戦神館學園 八命陣
使用者:夜叉(= 穗積 千早)
能力についての詳細
四腕形成
- 背に四本の腕を形成する
- 使用者の技能により六本の腕を同時に操る。
- 六方向から殺人技を繰り出し、三千人から銃撃掃射を弾くほど。
衣服の背部を弾き飛ばし、剥き出しとなった夜叉の背からは新たに四本の腕が現れ
ていた。つまりは計六本、そのすべてが白刃を握り、蜘蛛のごとくギチギチと蠢いてい
る。
使用者との関連性
六腕使い
- 六本の腕を使いこなせる者
- 人間に可能な情報処理限界を超えて使いこなせる資質と鍛練を積んでいる。
そして、六本の腕を同時に操れる技量を持つ者。それを可能にした資質と鍛錬。人
間に可能な情報処理能力を超えているとしか思えない鬼神の所業だ。夜叉の創形能力は
異常な域で極まっている。
殺人無痛症
- スプラッタに対して無感
- 血や臓物、死体など戦いで生じるものに対して何も感じない。
- いかなる修羅場であろうと戦い続ける阿修羅になれることが能力の発現に繋がっていると思われる。
修羅場そのものに慣れないうちは恐怖や混乱も抱いたが、ことスプラッタに関して
だけは最初から無感のままで、そこは今も変わらない。
ゆえに戦いが必要となればその行為に没頭できる。どれだけ血を浴びようと気持
ち悪いとは感じないから、阿修羅にだってなれるだろう。
元ネタ
夜叉
能面の一種。
古代インド神話に登場する鬼神。薬叉(やくしゃ)とも称する。
男はヤクシャ(Yaksa)、女はヤクシーもしくはヤクシニー(Yaksni)と呼ばれる。
財宝の神クベーラ(毘沙門天)の眷属であり、
のちに仏教に取り入れられ護法善神の一尊と人を食らう鬼神の性格も併せ持った。
護法善神の夜叉は、森林に棲む神霊であり、樹木に関係するため、聖樹と共に絵図化されることも多い。
また水との関係もあり、「水を崇拝する(yasy-)」といわれたので、yaksya と名づけられたという語源説もある。
バラモン教の精舎の前門には一対の夜叉像を置き、これを守護させていたという。
阿修羅
仏教の守護神。
姿は、三面六臂(三つの顔に六つの腕)で描かれることが多い。
古代ペルシアの聖典『アヴェスター』に出る最高神アフラ・マズダーに対応するといわれる。
古くインドでは名前から生命生気の善神であったが、後に帝釈天とよく戦闘した魔神、鬼神のアスラとなり、
さらにその後、仏教に取り入れられ、仏法の守護者として八部衆に入れられた。
中国において「阿」の文字は子供への接頭辞(「○○ちゃん」)の意味合いを持つため
「修羅」と表記されることもあった。修羅ちゃんマジ修羅
発音から阿修羅の神格が異なる。
登場 |
役割 |
発音 |
古代インド |
生命生気の善神 |
「asu」が「命」、「ra」が「与える」という意味 |
ヒンドゥー教 |
非天 |
「a」が否定の接頭語となり、「sura」が「天」を意味 |
住まう天は天の隣国だが天ではなく、忉利天に住めないといわれる。
仏教の六道説では、常に闘う心を持ち、その精神的な境涯・状態の者が住む世界、あるいはその精神境涯とされる。
インドヒンドゥーでは『太陽神』もしくは『火神』とされ、帝釈天と戦争をするが、常敗不勝の存在とされる。
この二柱の戦いが修羅場の語源となっている。
関連項目
夜叉面・阿修羅の能力分類。
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最終更新:2015年02月05日 22:33