月光の雫

ムーンシャイン
作品名:黄雷のガクトゥーン
使用者:ジョージ・クレランス・モラン

スチームパンクシリーズ(Liar-soft)に登場する能力。
異能のひとつ。
自身から放出される光で魔酒を醸成して、飲用者を操る能力




能力についての詳細

醸成

  • クラッキング光に当たった酒を魔酒に変える
    • 酒のアルコールと異能因子を結びつける。
 モランが両腕を左右に広げると、彼の全身から朧げな藍色の燐光
が立ち昇った。それと呼応するように、酒瓶を収めた木箱や樽の継
ぎ目の奥で、彼から発せられるのと同じ色の燐光が明滅した。

魔酒

  • 精神活動へ干渉する異能の寄生体
    • アルコールと共に体内へ摂取され、体内にて精神干渉の菌糸様ネットワークを構築する。
    • 異能因子の配列を弄ることで指向性のある思考への干渉が可能。
 報告書に曰く、アルコール成分と密接に結びついた異能因子が飲
用者の体内に菌糸様に展張、いわば精神寄生体とも言えるネット
ワーク網を形成、宿主の精神活動に強力な干渉力を行使することが
確認された。またこの異能因子の配列を制御することにより、宿主
の精神への干渉に特定の指向性を持たせること——いわばメスメル
学的意識の刷り込みを可能とするであろうことが充分予見される。
  • 異能因子の修復本能による常用(中毒)性を有する
    • 分解される異能因子が修復しようとして宿主に精神的飢餓感をもたらす。
      • 重度常用者は精神寄生体の過干渉によって心身喪失状態に陥りやすくなる。
      • 宿主は禁断症状に苦しみ、結果常用者となる。
 体内に取り込まれた異能因子は時と共に漸減するも、寄生体の自
己修復本能とも言うべき反応が宿主に精神的飢餓感をお誘発せしめ、
これが強い常習性および禁断症状を引き起こす主因と目せられる。


元ネタ

ムーンシャイン(Moonshine
ウィスキーのスラング。
18世紀末、独立直後にワシントン大統領政府がウイスキーに重税を課したため、隠れて密造酒が醸成されるようになった。
夜間の月光のもとでひっそり酒を蒸溜したため、密造酒を”月光”としゃれて呼ぶようになったもの。


関連項目

月光の雫の能力分類。

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最終更新:2015年06月10日 23:53