蒼穹のカルマに登場する用語。
空獣たちと統率する王種。
空獣(古来種に限る)を従わせる権能と特殊能力を有する。
作中ではフューゼシカ・アシュ・クーレイン、鷹崎在紗、リサがあたる。
詳細
空獣の統率者
- 空獣たちに命令して従わせる
- 空獣のディアボロ級がなる。
- 〈女王〉の血脈であれば当代の〈女王〉が存在しても、〈女王〉の権能を発揮できる。
蒼穹園の空を支配する獣——空獣。その元首が異世界に存在していたこと。
その獣たちを統べるモノ——通常〈女王〉と呼ばれる個体が存在すること。
- 空獣たちから守られる
- 身体から微量の誘性物質を発しているため、例え命令を聞かない空獣であっても引き寄せられる。
「あたしたち〈女王〉の血脈は、身体から微量の誘性物質を発しているんだ。どこにいて
も、他の空獣に守ってもらえるようにな。(以下略)」
戦闘能力について
戦闘能力
- 高い身体能力(フューゼシカ、リサ)
- 空獣に効能がある特殊能力(フューゼシカ、鷹崎在紗、リサ)
- 魔力光(フューゼシカ)
- 随意型防御結界(フューゼシカ)
魔力光
- 魔力の破壊光を口から発射する
- 光線の通過した場所は爆発する。
- 〈女王〉の魔力を宿すことで破壊光線に能力を付与できる。
(中略)そして口から光線を吐き出したかと思うと、そのまま首を回して騎士団本部の演習場
や格納庫を光でなぞっていった。
一瞬おいて、閃光の軌跡が通り抜けた箇所が派手に爆発する。
光球
- 光球を生み出して攻撃する
- 光球は一度に複数個生じさせられる。
- 天駆機関で移動する騎士たちの当てられる速度で迫る。
霞む視界の中、上空を見上げると、女が両手を広げているのが分かった。それに合わせ
て女の周囲に光の球が幾つも生まれ、周りに展開していた騎士たちに一斉に襲いかかる。
随意防御結界
裂帛の気合いとともに、 〈デウス・イクス〉 を侵入者の胴部に突き立てる。——が、覇槍
の刃は、女の胸をほんの少し歪ませる程度のところで、不可視の鎧に阻まれたかのように
停止していた。
槙奈はぺろりと唇を舐めた。——この女は、防御盟術に似たような力で、身体全体を
ガードしている。だがそれはあくまで随意結界のようだった。
つまり——認識できない攻撃は、完全には殺しきれない。少なくともその衝撃だけは、
幾分かダメージとして蓄積するらしかった。
関連項目
〈女王〉が率いる種族。
フューゼシカ・アシュ・クーレインの魔力特性。
鷹崎在紗の魔力特性。
関連タグ
最終更新:2019年05月29日 22:19