電気騎士

ナイトオブサンダー
作品名:黄雷のガクトゥーン
使用者:ニコラ・テスラ
別呼称:超電磁形態

スチームパンクシリーズ(Liar-soft)に登場する能力形態。
ニコラ・テスラの第2の形態変化であり、フランクリン機械帯に電界の剣を全て入れることで形態変化可能となる。
白銀と黄金の騎士。電界の剣が変化したと思われる白銀の盾が付属する。
機械ではなく、ただの巨大な鋼鉄の塊で使用者の雷電を動力として機動する
また雷電から武器を形成してそれを使った戦闘ができる。




電気騎士について

来歴

  • ニコラ・テスラの第3次テスラ・コイル実験の副産物
    • 使用者が世界の果てへ隠した巨大戦闘機械人形。
      • フランクリン機械帯に“深淵の鍵”である電界の剣を差し込むことで召喚できる。
  • 設計が大味過ぎて如何なる動力でも稼動しないしかも未完成
    • 事実上、巨大な鋼鉄のゴミ。
    • 雷電そのものであるニコラ・テスラが乗ることで動力を得て戦闘人形として機能する。
テスラはフランクリン機械帯に5本の“深淵の鍵”を差し込むことで、世界の果てに隠した機械仕掛けの雷電騎士を呼び出すことができる。これは第3次テスラ・コイル実験の折にテスラが製作した巨大な戦闘機械人形であり、理論上は如何なる動力を以てしても動かすことができない(大味すぎる設計がたたってちゃんと完成していない。実質的には鋼鉄のゴミ)。

形容

  • 数十フィートを超す白銀色の鋼鉄でできた騎士
    • テュポーンの走査によるとただの鋼鉄らしいが、実は雷電が浸透している。
      • 後述のサイズが可変機能も電子と物質化を使った応用である。。
その四肢は鋼鉄であり、
その四肢は白銀であり、
その四肢は雷電そのものである。

(中略)

迸る雷電は絶えず鎧の周囲を舞って、
白銀の装甲には黄金の意匠。
数十フィートを超す鎧を纏い、
空の果ての雷を更に多く纏い、
刹那に、巨大な騎士がそこに現れていた。
  • 頭部に翡翠の宝玉
  • 双眸は輝いている
    • 雷電の輝き?
その頭部には巨大な翠の宝玉が。
その双眸には眩い輝きが。


電気騎士の戦闘能力

基本性能

  • 高速機動
  • 耐質量・耐熱
  • 自動防御
  • 物質錬成
  • 瞬速再生
  • 蘇生
  • 高速思考
  • 空間転移
  • 自動防御・自動攻撃の盾

戦闘能力

生身の彼とは違い、
姿を消すほどのものではないが。
その速度、機動、風よりも速い!
  • 耐熱、耐質量
    • 熱線や質量による攻撃を無効化する。
    • ポルシオン涙目である。
【テスラ】『如何なる質量も。
      如何なる熱量も。
      我が大鎧を傷付けること能わず』

自動防御

視線だけでこれだけの威力。
二万枚ほど重ねた不可視の雷電防御膜が
毎秒ごとに全膜打ち砕かれている状態だ。

雷電錬成

  • 雷電で鋼鉄を作り出す
    • 任意にサイズを変えることが可能
      • 電力を相応に消費するため無制限とまではいかない。
雷電、伴って——
電気騎士が拡大する。
白銀の体が変容する。
その体躯、すべてが彼の鎧なればこそ!
自在に拡大させ得る。
数倍、十倍の巨躯へと変容を——
果たしは、するも——
  • 雷電から電気騎士の武器を形成できる。
    • おそらく雷電魔人の電子による物質形成と同じもの。
騎士が、猛烈な速度で迫る!
雷電から形成した白銀の刃を構えて!
  • 原始的な武器のみ形成可能
    • 武器はひとつしか使用しない。
 剣、斧、槍、鎚、弓、など原始的な武装を扱うことができる。が、一度の戦闘ではどれかひとつしか使用しない。

+ 瞬速再生
薔薇十字、健在——!
電気騎士の全身と同じく再生、、
砕かれた部分は瞬時に再形成している。
復活。再生。構成。
だが——
再生速度で言えば、同等か。
騎士も、損傷個所は瞬くうちに修復される。


高速思考

  • 最高速での思考
    • 0秒で大量の情報を処理できる。
無論、高速思考。最大速度。
複数同時攻撃からの彼の決意までの時間、
正真正銘の0秒。

空間転移

  • 自身の構成情報を移して空間から空間へ転移する
    • 構成情報を電送することで空間転移が行える。
大雷電回避。とか。
構成情報を電送して空間転移を果たそうと、
高速飛行して際限なく迫る魔手を躱そうと。


作中の雷撃

《電位雷帝の剣斧》(ヴァジュラ・ブレード)

  • 雷電から形成した白銀の刃を構えて突撃する技

《交差雷電の鳳》(オルタネイト・バスター)


《輝光なりし帝の一閃》(ギガ・ユピテル・バスター)



白銀の盾(アーガートラム)

絶対防御の幻想

  • 電気騎士の周囲に浮かぶ4枚の盾
    • 鎧の装甲と同じ材質と思われる。
——そして——
——騎士の瞳、輝いて——
——周囲に浮かぶ銀の盾、4つ——
最大防御行動、
白銀大盾1枚、2枚、3枚、4枚!
重ねた盾のすべて!
万象砕く魔手の群れ、受け止めて——
  • 盾一枚で地獄の門の触手から数百人を守れる
    • 高速で動き回る。
ぐるりと回転する銀の盾が1枚、
のたうって広場を破壊する白黒の腕から、
学生たちを守る。完全に。数百、全員を。

光剣五連(ダンスマカブル)

  • 攻撃も可能
白銀の盾による同時遠隔攻撃四連!
最後の一撃は大剣の投擲!


使用者との関連性

操縦

  • 雷電そのものである使用者のみが操縦できる
    • 自身を動力として雷電を通して鎧に疑似神経数万本を与え、機動させる。
      • 雷電が使える者でも雷電そのものでなければ脳が焼き切れて死ぬ。
文字通りのもうひとつの体躯。
彼の全身から迸る雷電こそが、
生物に於ける神経と等しく働き、動く。
故に集中が必要となる。
騎士の全身を駆け巡る己が雷電の
疑似神経数万本を稼働させるには。
脳が灼ききれる感覚。
彼が雷電ならぬ身であれば——
たちまちのうちに、
刹那、絶命しているだろう。
  • 胸部の演奏席から操縦する
    • 光る鍵盤によって電気騎士を動かす神経を操作する。
騎士の内部——
胸部中心に位置する演奏席にて。

(中略)

意識する。
集中する。
神経操作の鍵盤を引き出す!
左右から自動展開する光なす鍵盤ふたつ、
これが騎士の神経中枢!
  • 視覚を電気騎士と共有する
    • 電気騎士の眼に視神経が通っているため、使用者は視覚をふたつ持つ。
瞼を開いて眼前を見やる。
視神経と繋がった騎士の瞳で。


元ネタ

アーガートラム(Agateram、Airget-lamh
ケルト神話に登場する神の一柱であるヌアザの別名。
意味は『銀の腕』。フィル・ボルグ族最強の戦士スレンとの一騎打ちで右腕を失い、
その後、代わりに銀造りの義手を持っていたことに由来する。

ヴァジュラ(サンスクリット語:वज्र、英:vajra
インド神話のマハーバラタにおいて雷神インドラが振るう武器。
聖仙ダディーチャの骨から鍛造され、雷を操る力を持つ。

オルタネイト(英:alternate
英語で「交互の」という意味の語。電気学では「交流」を意味する。



関連項目

使用者の通常戦闘形態。

電気騎士を召喚するために必要な武器。

関連タグ


リンク

最終更新:2014年03月11日 00:41