生と死の刹那に未知の結末を見る

ウィーウェ・メモル・モルティス=アクタ・エスト・ファーブラ
作品名:Dies irae
使用者:カール・クラフト=メルクリウス、第六天波旬

神座万象シリーズに登場する能力。
カール・クラフトの"流出"位階。
既知世界を創造した力であり、 星々の運航を操り、永劫回帰を繰り返す世界を流出させる
カール・クラフトも聖遺物を所有しているが、流出には必要ない。
波旬は神座の記録からこの能力を再現する。

※詠唱は作中では楔型文字らしき文字を使用しており、一度もローマ字で表記されていない。

+ 詠唱

+ グレート・アトラクター

+ 超新星爆発

+ 暗黒天体創造

+ 多元宇宙グランドクロス

+ 素粒子間時間跳躍・因果律崩壊

+ 波旬詠唱




能力についての詳細

永劫回帰

  • 世界を始まりまでやり直す
    • 望んだ結末以外の終焉は総て拒絶し、何度も世界をやり直す。
      • 神座にある限りは最強者が相手だろうと押し流して元に戻す。
 ならばこそ繰り返す。願い求めた終わり以外を許容せず、そ
の他の終焉を妥協をせぬまま拒絶したのか。
 結果、幾度も世界はやり直される。勝者は再び擦り切れた勝
利を繰り返し、敗者は惨めに無限の苦痛を味わうのだ。

星の運航操作

  • 星の運航と並行宇宙の配列を自在に操作する
    • 並行宇宙レベルの運命管理を行える。
    • あらゆる事象の時系列を自在に並び換えられる。
 永劫回帰。始点と終点の結合円環。すなわち時間軸を無視する法則であ
り、始まりも終わりも皆一つ。

(中略)

 その意味するところは、星の運行の完全支配。自転・公転の逆回しなどは
序の口であり、強固な運命管理の成す占星の神座なのだ。
 万象、己が脚本に踊る演者にすぎぬと断じた通り、並行宇宙の配列すら自
在に操る彼にとって、事象の時系列など意味はない。

+ 流星

+ 超新星爆発

+ グレート・アトラクター

+ 暗黒天体創造

+ 多元宇宙グランドクロス

+ 素粒子間時間跳躍・因果律崩壊(エレメンタリーパーティクル タイムパラドックス)

随神相

  • 光輝を纏う双頭の蛇
    • 聖槍の一撃すら消し飛ばす防御力。
 破壊の光を防いだのは、更なる光輝を纏う蛇だった。都市一つ消し飛ばして
余りある一撃は、宇宙を覆う双蛇の前に消え失せる。

神座改造

  • 時系列を逆転させることで神座の支配領域を拡大した中興の祖
    • 三代目まで単一時間、単一宇宙のみ支配した神座を改造した。 神座版劇的ビフォーアフターである
      • 神座の支配領域は多元時間、多元並行宇宙まで拡がり、使用者はそれを同時掌握した。
「すなわち、すでに神座にある己を知覚したからこそ、そこに
 至った。それまで単一時間、単一宇宙のみで構成されていた
 座の機構を、破壊し書き換えたのが彼である」
「現在過去未来の内包、多元的並行宇宙の同時掌握。それを成
 したこの男は、過去三代を上回る最大の支配領域を獲得した
 中興の祖と断言できる」

 (中略)

「しかし、彼はそれを可能にする者なのだ。多元時間、多元宇
宙、
 あらゆる領域に手を伸ばしてその不条理を成立させる」


波旬が使う残滓の場合

超重力による圧壊

  • 光すら脱出不可能な超重力の穴
    • 上述の暗黒天体を再現していると思われる。
    • 穴の咒で潰されずに永劫回帰を解体し、残滓が望む終焉を与えられれば解除される。
 超重力に潰される。光の欠片も脱出できない穴の中へと恐れ
ることなく身を晒し、終わりと始まりが同時に存在するこの法
則を解体するため、咒の間隙を縫っていく。


使用者との関連性

流出の基となった渇望

  • 想い人に抱かれて死にたい
    • その結末に至るまでに那由多の永劫の永劫倍繰り返した。
  • 黄昏の女神と出会う既知だけは変えたくない
    • 起源のみを同じにして回帰する。
      • 結果を変えることが非常に困難となってしまった。
「君と過たず出逢うため、ただそれのみを渇望して私は回帰する理を流れ出
させた。一本道ゆえに結末を変えるのは困難を極めたが、何度失敗してもい
い。地獄の苦痛に擦り切れても構わない。
 それでも私は、マルグリット……君に出逢わない可能性を生み出したくは
なかったのだ。出逢うことなく、すれ違うなど……」

今代の神座

  • 座の記録している残滓から再現する
    • 波旬は敬意皆無で魂を詰め込んだだけであるため、中身スカスカの能力で再現する。
夜行「座とは本来、そういうものだ。先代を喰い潰し、それが持っ
   ていた魂を奪い取り、代替わりするごとに強大となってい
   く」
  「ゆえに無論、あれは歴代の座、総ての太極を呑んでいる。す
   でに消し去った残影だが、記憶として使ってくるぞ」


元ネタ

ウィーウェ・メモル・モルティス(羅:Vive memor mortis.
ラテン語で「死を忘れずに生きていけ」という意味の語。
メメント・モリ(memento mori)と同意。

アクタ・エスト・ファーブラ(羅:Acta est fabula
ラテン語の格言で「芝居は終わり」という意味。
既知世界を脱却するため、女神を中心として芝居がかった筋書きを作り、
運用した使用者にとって芝居の終わりは未知の結末を知る行為に他ならない。


関連項目

生と死の刹那に未知の結末を見るの能力分類。

生と死の刹那に未知の結末を見るの能力位階。

使用者の自滅因子が発動させる流出。
攻防共に使用者に対して高い相性を持つため天敵である。

使用者が改造した森羅万象を支配する座。
波旬はこれにより生と死の刹那に未知の結末を知るを再現できるが、
使用者は神座を改造しまくった当人であるため、
神座から歴代神格の能力を再現できない。(歴代神格と愛称がかなり悪い)

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