能力についての詳細
思考把握
- 視界内の対象の心理をコピーする
- 高速思考の思考速度に合わせられる
- 高速思考の持ち主の心と重ねることで思考加速に使用者の脳が耐久できる。
メフィスト「視線を合わせた対象の心を自分に上書きすることにより、
その思考を自らのものとしてトレースする『能力』」
欠点
- 使用者の人格・意識が書き換えられる
- 自分が本当に考えていたのはなんなのかが分からなくなる。
- 自分より強大な存在に使えば自身の自我を喪う可能性がある。
「使い方を間違えると、即座に心を失ってしまうような、
そんな危険極まりない代物さ」
(中略)
「例えば私がミカンのことを考えているとしよう。
そして久司郎はリンゴのことを考える」
「『堕天神眼』は、ミカンの上にリンゴのイメージが
無理矢理重なってくる、そういう『能力』さ」
「最初から自分はリンゴのことを考えていたような、
そんな気にすらなる。それが心を重ねるということ」
『技巧』としての堕天神眼
超洞察能力
「結構頑張って読んでたよ。姿を消していると、
視覚情報がかなり制限されてしまうから……」
「姿を現して、言葉で巧みに感情や思考を引き出して。
そして強く見つめることで状況を読み取った」
欠点
「俺たち、目で見て物事を把握するタイプにとって、
オフィーリアの『能力』は正に天敵──」
「認識をずらされれば。そして思い込まされれば。
俺とお前は回避することなんて出来ないのさ」
- 人の負の感情が読めてしまう
- 呼吸同然に自動で読んでしまうため、遮断することもできない。
自分の意志で目も耳も閉ざすことが出来なくなった。
そんな少女にとって、人の世界の闇は深過ぎる。
対策
- 膨大な計算や思考の分岐に対応できない
- 作中では1853京通りの思考で本当の考えを分からなくして攻略した。
- 下らないことばかり考えて読ませない
- 使用者の思考を乱すことを考えられてしまうと更に効果的になる。
「流石に、そんなに無限に近い思考をされてしまうと、
わたしも読み取ることは出来ないなー」
使用者との関連性
失った『能力』の模倣
- 『能力』の喪失を悟られないために鍛え上げた技能
- 過去に聖女アナの因子に塗り潰されそうになったことから手放した能力の模倣。
- 長い因果の果てに聖女アナの因子がある存在によって消失した時、再び使用者の元へ堕天神眼は戻る。
「わたしには確かに『堕天神眼』があった。
それを使ったのも事実──」
(中略)
「『アレ』に『わたし』が消されてしまう前に、
『能力』ごと無理矢理手放すしかなかっただけだよ」
元ネタ
エンジェルダスト(angel dust)
麻薬であるフェンサイクリディン(phencyclidine)の通称の一つ。
症状として第一段階で、自分が肉体から離脱してゆく感じや
「離人現象」(自分のしていることを外部から自分で注視している感じ)の感覚を味わう。
第二段階では、知覚的な歪みが発生し、非常に多弁になる。
第三段階では感覚麻痺、自分の状態や症状に対しての無関心となる。
最終段階では虚しさと絶望感のみに支配され、それが昂じてさし迫った死だけを見詰めるようになる。
堕天神眼の欠点と、使用者の自暴自棄からしてこちらと思われる。
関連項目
堕天神眼の能力分類。
関連タグ
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最終更新:2019年12月08日 15:09