転輪聖王(Fate)

チャクラ・ヴァルティン
作品名:Fate/EXTRA
使用者:セイヴァー(= 覚者)

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する武器。
宝具のひとつ。形状は戦輪と光輪。
上空半径七キロメートルに展開し、射程内へ光の矢を放つ
最大展開時は人類創世のエネルギーを放出する。
別の可能性では天輪聖王という名で質量兵器と今の歴史を剪定事象に変える事象剪定機構を持つ




武器についての詳細

来歴

  • 覚者が持つ武具
    • 徒手空拳の覚者が使う武具。徒手空拳でも充分に強いが
 セイヴァーの小宝具。本来なら徒手空拳の覚者が持
つ、相手を倒すための武具。
  • 転輪聖王の持つ七つの武具を象徴したもの
    • 七つの“慈悲の一撃”を示す。
(チャクラ・ヴァルティンの宝具名は天輪聖王だが、その元となった覚者は転輪聖王とい
う別の可能性を持っており、この転輪聖王は七つの武具を持つとされる。それにちなんだ
七つの“慈悲の一撃”である。)

全天包囲型・自動移動砲台

  • 上空から半径七キロメートル以内へ砲撃する
    • 七キロメートル内にいる対象へ光弾を放つ。
 チャクラ・ヴァルティンは覚者の上空に展開する、
七キロメートルの光輪。ゆっくりと回転しながら、輪の
中にいるサーヴァントへピュンピュン光の矢を放
つ。
 全天包囲型・自動移動砲台……とお考えください。
 光の輪をレールにみたてて、その上を砲台が移動し
ている、みたいな。


天輪聖王

バンカーミサイル

  • 高空より質量のある弾丸を降り下ろす
これは光弾ではなく質量兵器。
地表を抉るミサイル、インド式バンカーバスターのようなものだ。

事象選択樹剪定機構

  • 全ての可能性を断絶するチャクラ・ヴァルティンの機構
    • 稼動開始すると弔いの鐘が鳴り、全ての並行世界を含めた編纂事象を剪定する。
アナウンス「事象選択樹 剪定機構──チャクラ・ヴァルティン、
      伐採準備が整いました。すべての並行世界運営停止、
      すべての可能性断絶開始まで あと一二〇〇秒」

元ネタ

転輪聖王
古代インドの思想における理想的な王を指す概念。地上をダルマ(法)によって統治し、
王に求められる全ての条件を備え、加えて転輪聖王は下記の七つの宝と美貌、長寿、
少病少悩、バラモン・ガハパティからの敬愛と彼らに対する慈愛という四つの神徳を持つとされている。

宝の名前 読み 意味
輪宝 チャッカラタナ (cakkaratana 四方に転がり、王に大地を平定させる。
象宝 ハッティラタナ (hatthiratana 空をも飛ぶ純白の象。
馬宝 アッサラタナ (assaratana 空をも飛ぶ純白の馬。
珠宝 マニラタナ (maniratana 発する光明が1由旬にも達する宝石。
女宝 イッティラタナ (itthiratana 美貌と芳香を持つ従順かつ貞節な王妃。
居士宝 ガハパティラタナ (gahapatiratana 国を支える財力ある市民。
将軍宝 パリナーヤカラタナ(parinayakaratana 賢明さ、有能さ、練達を備えた智将。

チャクラ・ヴァルティン(चक्रवर्तिन्
転輪聖王のサンスクリット語読み。チャクラは「輪」、ヴァルティンは「動かすもの」の意味。


関連項目

転輪聖王の武器分類。

転輪聖王の最大展開。別の宝具として扱われる。
これといいこれ最大出力系即死技は別名が付くものなのか。

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最終更新:2022年08月05日 22:33