両腕を失った紫織が龍明から施された義肢移植と、それを操る術を指す。 使用者の気によって精密な動作と剛性を可能にし、それ次第で生身より も優れたものと成り得るため、操気術に長けた紫織にとっては鬼に金棒 と言えるだろう。難点は、移植が異様に痛いこと。
あれは気功で編み上げているもの。骨と神経に気を通し易くする電極のような針金を差し込んで、それを骨の代わりにしつつ側を術者がイメー ジする感じ。いわゆる幻影肢の実体化。なので、紫織の気脈が止まる、つまり死なない限り消えません。
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