禍津日神禁厭

まがつひのかみのかしり
作品名:神咒神威神楽
使用者:凶月 刑士郎、凶月 咲耶
別呼称:禍憑き

神座万象シリーズに登場する能力。
歪みのひとつ。
凶運を味方につけて、あらゆる不幸から身を守る異能。
発動後は同族に返し風と呼ばれる同規模の不運が訪れる。
例外として凶月咲耶が使う場合は返し風の不運は無差別に降りかかる。




能力についての詳細

運気操作

  • 凶事による自動防御
    • 身を守るために本人の意思に関係なく凶事を引き起こす。
      • 結果的に本人以外の誰かが不幸を被り、本人は必ず無傷である。
      • 高位の禍憑きほど悲惨な凶事を引き起こす。
 彼ら凶月——禍憑きとは、原則として身を守るために凶事を
起こす。それが意図的であろうとなかろうと、発動するのは本
人に危険が及んだときなのだ。
 凶事の種類も、方向性も、起きてみなければ分からない。確
実なのはその結果として、凶月だけが一切被害を受けないこ
と。

(中略)

 何にしろ、凶月以外が不幸を被って事態は収まる。
 その際の悲惨さは、高位の禍憑きほど増していくのだ。咲耶
ほどの凶月ならば、文字通り何が起こるか見当もつかない規模
になるだろう。

欠点

  • 凶月一族の誰かも不幸を被る
    • 因果律の修正のため、起こした凶事と同等の不幸が凶月の誰かに当たる。
      • 例外として凶月咲耶のみ誰が被害を被るかわからない。
 何が起ころうが守られるという凶月は、因果を確実に歪ませ
ている。その不条理を埋めるため、無関係の誰かが被った分と
同じ不幸が、別の凶月に直撃するのだ。

(中略)

 ただ唯一の例外として、咲耶の返し風は何処に吹くか分か
らない。まさに彼女はあらゆる意味で、歩く爆弾そのものなの
だ。


元ネタ

禍津日神禁厭
神道の神の一柱。
名前の意味は災厄。

禁厭
日本在来の呪い(まじない)。
『日本書紀』では鳥獣や昆虫の害を払うためにそれ除去する呪いとされる。


関連項目

禍津日神禁厭の能力分類。

禍津日神禁厭の上位互換能力。

禍津日神禁厭の歪みの元と発生源。

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最終更新:2013年11月09日 02:04