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詠唱 |
ひい ふう みい よお いい むう なあ やあ ここのたり
ちのみちとちのみちとそのちのみちかえしかしこみたまおう
かさいになやむこのびょうどくを このかじにいまふきはらうとこいのかみかぜ
禍災に悩むこの病毒を この加持に今吹き払う呪いの神風
たちばなの おどのみそぎをはじめにて いまもきよむるわがみなりけり
橘の 小戸の禊を始めにて 今も清むる吾が身なりけり
ちはやふるかみのみせいのわれなれば いのりしことのかなわぬはなし
千早振る神の御末の吾なれば 祈りしことの叶わぬは無し
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能力についての詳細
腐敗毒化
- 自身に接触するものを腐敗させ分解する腐敗毒へと変わる
- 肉体は勿論、視線や声、気勢にも腐敗毒の概念が宿っている。
紫織の拳が崩れていく。のみならず手首も、肘も、肩まで
も、異界の獣がその顎で食らい尽くしていくかのように、凄
まじい勢いで体細胞を分解していく。
腐っているのだ。あれは視線も呼吸も何もかも、触れると言う概念
総てにその現象を付随させると見て間違いない。
叫喚地獄内部
- 存在するモノを腐蝕する腐界
- 物質・エネルギー、あらゆるものを腐らせて無効化できる。
悪路の体皮へ接触した途端、斬撃そのものが腐り落ちた。足止めに
すらならぬまま、轟と音を立てて死風が荒ぶ。
異界内部
巨大な荒神の内部に突入を果たすものの、核たる悪路へ宗次
朗の渾身は届かない。ここが彼の腹の中だと言うのなら、入り
込んだ異物の挙動など手に取るように分かるのだろう。
使用者との関連性
太極の基となった渇望
- 愛する者を守るために総ての穢れを引き受けたい
- 自分は毒で穢れて全身腐っている=腐敗毒化が発現した。
彼がこうした能力を持つに至った背景は、愛しい他者を数多の嘆きから
守るため。彼らを傷つかせないし汚させない。そのためならば、自分一
人が毒を被ることになっても構わないという救済の祈りである。
元ネタ
叫喚地獄
八大地獄ののひとつ。第四の地獄。
釜茹や猛火の鉄室に入れられた罪人が号泣、叫喚する地獄。
泣き喚き、許しを請い哀願する声を聞いた獄卒はさらに怒り狂い、罪人をますます責めさいなむという。
関連項目
無間叫喚地獄の能力位階。
無間叫喚地獄の低位階術技。
関連タグ
リンク
最終更新:2018年12月29日 04:24