三匹の猛毒犬

作品名:フィニアンサークル
使用者:黒足(デュコス)、白足(フィンコス)、強足(トレンコス)

ケルト神話フェニアンサイクルに登場する使い魔。
焼死、溺死、武器による殺害が出来ない三匹の猛犬
猛毒犬と呼ばれるが、作中で毒を使う場面はない。




使い魔についての詳細

猛毒犬

  • 焼死、溺死、武器による殺害が出来ない
    • 火の中水の中だろうと主の敵の居場所を嗅ぎ出す犬。
「われわれの名前は、黒足、白足、強足だ。クーアルの息子フィンの頼みでここに来た。
(中略)さらに、聞いた
ところでは、このダーマットなる者は勇敢で危険だというので、ここに連れて来た三匹の
猛犬を放って彼の跡を追わせ、隠れ家を嗅ぎ出させるつもりだ。この三匹は火にも燃えな
い、水でもおぼれない、武器にも傷つかない(以下略)」

殺害方法

  • 作中では以下の手段で殺害している

+動物による殺害
  • 雇った傭兵モダンの飼い犬による殺害
    • 一撃で心臓を抉り出し殺害した。ちなみに殺した方は子犬である
緑のマントの戦士は彼らを見ると、三匹の犬のうちの一匹を放った。グラーニアはその
しわがれた吠え声が谷間に聞こえた時、ひどく怯えた。しかしモダンは、自分がこの犬の
始末をするから、怖がることはないと言った。後ろをむき、飾り帯の中から小さい子犬を
取り出し手のひらにのせた。怒り狂った大きな猟犬が口を大きく開けて来るまで子犬は
じっとしていた。子犬はモダンの手から跳び降りると、猛犬の喉からおりて心臓を引き裂
いた。犬は倒れて死んだ。


+ガ・ジャルグを用いた殺害
  • 猛毒犬にかけられた魔法(かどうかは不明だが)の加護を無効化する槍による殺害
 そのあと三人は、モダンがグラーニアを抱いて、さらに一マイル上流にむかって山の中
を歩いた。しかし二匹めの犬が放たれ、まもなく追いついた。それでダーマットが言った
—— 「この犬にはガ-ジャルグを使ってみよう。ブラフのアンガスからもらったこの槍に
はどんな魔法もきかない。それに、聞くところによると、どんな魔法を使っても動物の喉
だけは無傷というわけにはいかないそうだ」
 モダンとグラーニアが立って見ている間に、ダーマットが槍の絹の紐に指を入れて投げ
ると、槍先が犬の喉に落ちて、犬の内臓があたりに散らばった。

+撲殺
  • 岩に頭部を叩きつけての殺害
    • ディアルムドの膂力に任せた叩きつけで犬の頭部を破壊した。
しかしダーマットは超えていこうとする犬の後足をつかんで振り回し身体を岩に打ちつけ
て脳味噌をたたき潰した。



関連項目

猛毒犬のうち一匹を殺害した槍。

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