無間焦熱地獄

作品名:神咒神威神楽
使用者:天魔・母禮(=ベアトリス・ヴァルトルート・フォン・キルヒアイゼン&櫻井螢)

神座万象シリーズに登場する能力。
太極のひとつ。随神相は炎剣と雷剣を持った四腕の鬼
超電圧の剣超高熱の剣から生み出す焦熱地獄
求道太極の性質上、触れるまで伝播しないが、触れようものならば恒星級の熱で
悉くを焼滅させる。

+ 火柱詠唱
おお 道神よ 憤怒して魔性を撃破せよ あなかしこ

オン・ケンバヤ・ケンバヤ・ウン・ハッタ


+ 詠唱

――太極――

 カムナガラ かりじかむい・むげんしょうねつ
 随神相――神咒神威・無間焦熱





能力についての詳細

焦熱地獄

  • 異界の超電圧と超高熱になる
    • 魂を燃料とする異世界の法で編まれた現象であるため一般的な物理法則や概念が通じない。
    • 求道の性質であるため、熱量が伝播することはない。
超高熱の火炎と超電圧の稲妻を操る二刀流。そのどちらも彼女が編み上
げた異世界の法であるため、一般に言う火や雷とはまったく質が違って
いる。すなわち自然を操っているわけではないため、水で消えたり金属に
吸い寄せられたりといった常識は通じない。まさしく地獄の熱であり、
剣の一振りで小国を消しさってしまうほどの破壊を起こす。その身体自
体が恒星級の熱を帯びているため、触れたものを悉く侵すというのは悪
路と同様。反面、触れない限りどれだけ接近しようと熱は伝播しないと
いう性質を持っており、これは求道系の法則に共通することである。
  • 所作総てに焼却効果が付与する
    • 眼光や気炎で対象を焼き払う。
 変わらない不遜な笑みと、視線だけで焼却する魔の眼光が交
差する。

武器の形成

 そのとき、そこに恒星が出現した。
 成層圏に発生した大熱量は物理法則を裏切って燃え狂い、天
地を貫く火炎と稲妻の大柱は、一つ一つが国を消滅させる程の
規模にある。
 それが都合十数本。母禮を中心に旋回しながら束となって形
を成し、両の手へと握られた。

(中略)

業火に燃える赤の剣も。
鬼電が瞬く青の剣も。

炎球

  • 小型の太陽ともいえる灼熱の炎球を生み出す
    • 隙なく放てる最大の炎球。
    • ただの余技なので全力ではなく技名も付けられてない。とある吸血鬼涙目である
 微笑をかき消すべく、雲海を蒸発させる灼熱の炎球が具現す
る。
 これが隙を突かれることなく、放つことの出来る最大の力。
所詮は余技に過ぎないが、それは霊峰不二を軽く四つは蒸発さ
せうる小型の太陽に他ならない。

迅雷

  • 物理法則を無視した雷撃
    • 雷撃は異界の法則(エイヴィヒカイト?)の理で編まれている為、物理的に雷撃を防ぐ手段は通用しない。
 続く雷電の閃光が、真一文字に地表をなぞりながら駆け抜け
て、穢土の大地を幾何学模様に染め上げる。

(中略)

 地上三尺あたりの高さを真横に薙ぎ払った放電切断。巨大な
刃状の閃光が一直線に駆け抜けたのだ。言わば稲妻の斬撃に違
いない。
  • 徒手空拳に雷電が付随する
    • 雷電は成層圏から地上に届く射程。
 弄言ごと撃ち落してくれると言わんばかりに、拳が、手刀
が、空を裂く。それに合わせて雷気が走る。

異界内部

  • 業火が渦巻く焦熱地獄
    • 侵入者に全方位から熱波が襲い、常人ならば焼滅する。
 足を踏み入れた瞬間、全方位から吹き荒れた豪の熱波に、紫
織は一撃で理解を施された。
 ここは焦熱に彩られた無間の地獄。熾烈に外敵を排除する、
業火に彩られた檻なのだと。


使用者との関連性

融合した渇望

  • 融合した螢とベアトリスの渇望も融合した
    • 『仲間が道を見失わないように光と化して燃え続けること』が母禮の渇望となっている。
彼女がこうした能力を持つに至った背景は、仲間が道を見失わないよう
に光と化して燃え続けること。その渇望は変わらないまま、無間神無月
という覇道太極によって神格の域にまで効果が高められており、かつて
とは比べ物にならない強度を獲得している。


元ネタ

焦熱地獄
八大地獄ののひとつ。第六の地獄。
常に極熱で焼かれ焦げる地獄。
豆粒ほどの焦熱地獄の火を地上に持って来ただけでも地上の全てが一瞬で焼き尽くされるという。


関連項目

無間焦熱地獄の能力位階。

無間焦熱地獄の基となったと思われる前作の能力。

無間焦熱地獄の基となったと思われる前作の能力。

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最終更新:2019年01月03日 15:13