すいてんにっこうあまてらすやのしずいし
作品名:Fate/EXTRA
使用者:キャスター(= 玉藻の前)
奈須きのこ作品の
Fateシリーズに登場する道具。
宝具のひとつ。形状は鏡もしくは石。
常世の理を遮断する結界を張る。この遮断領域にいる間は
呪術の行使コストがなくなる。
道具についての詳細
来歴
- 出雲に祀られていた天照大神の神体
- 形状は鏡であるが、実際は鎮石と呼ばれる神宝の石である。
EXTRAでは鏡として表現されているが、玉藻鎮石
とよばれる神宝の中の神宝である。
鎮石は出雲にて祀られていた、武日照命が天より持
ち来たったという神宝であり、出雲大神の神体。
日本書紀の記述によると、朝廷の要請によって出雲
より持ち出され、後に河内に祀られるようになった。
おそらくは後の八咫鏡であり、つまりは天照大神の
神体である。
基本性能
宝具のランク |
EX→D |
種別 |
対界宝具→対軍宝具 |
レンジ |
一国全域→3~30 |
最大捕捉 |
一国全域→百人まで |
宝具による効果 |
呪詛による世界法則遮断とそれによる呪力行使コストの消滅 |
形容
- 鏡であり石
- 鏡の如く反射するほど磨かれた石であり、石の如く厳かな鏡。
キャスター「はい、鏡のごとく磨かれた石、
石の如く厳かな鏡、とお考え下さい。」
世界法則遮断
呪詛によって常世の理を遮断した結界で、この結界の中ではあらゆる呪力行使コストがゼロになる。
使用者との関連性
玉藻の前の霊格に比例したランクダウン
- 作中では玉藻の前の霊格が落ちていることにより宝具もランクダウンしている
- 本来ならばEXクラスの対界宝具だが、作中ではDランクの対軍宝具となっている。
本人の霊格が落ちている為、ランクも下がっている。
本来ならEXランクの対界宝具。EX時の範囲は一刻を覆うとされる。
元ネタ
玉藻鎮石
武日照命がもたらしたという神宝。
『日本書紀』で、崇神天皇が出雲大社から献上させ、その結果出雲氏に内紛が起きたと記されている。
八咫鏡
日本神話の天照大神の岩戸隠れの際に石凝姥命が作った鏡。
天照大神が岩戸を細めに開けた時、この鏡で天照大神自身を映し、興味を持たせて外に引き出したとされる。
天孫降臨の際には、天照大神から瓊瓊杵尊に授けられ、この鏡を天照大神と思って祀るようにとの神勅が下された。
関連項目
水天日光天照八野鎮石の道具分類。
水天日光天照八野鎮石を使うことにより影響受けるスキル。
リンク
最終更新:2014年10月16日 21:43