作品名:Fateシリーズ
使用者:ヴラド三世、
エリザベート・バートリー、
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
メフィストフェレス、
ファントム・ジ・オペラ、
茶々、
アントニオ・サリエリ、
イヴァン雷帝
奈須きのこ作品の
Fateシリーズに登場する能力。
使用者の身体構造、能力が換えられる呪い。
主に過去、在り方を後世で換えられた人物がこのスキルを獲得する。
能力についての詳細
Ver.1:魔人への変生
生前の行いから生じたイメージによって、
過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
能力・姿が変貌してしまう。
ちなみにこの装備は外せない。
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ヴラド三世:ドラキュラ伯爵化 |
- 吸血鬼の特徴を獲得する
- 特殊能力を獲得する
- 作中では魔力ステータスの強化、浮遊、生贄(吸収)効果の呪いを獲得している。
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エリザベート・バートリー:雑竜種 |
ギルガメッシュ「やはり竜の末裔か。
隔世遺伝にして下位も下位───
亜種がつく程の劣化種だが。
- 竜の混血として竜の特徴を獲得する
- 竜の牙と角、爬虫類の尻尾等が生える。
- 竜の身体能力をわずかながら得る。
- 場合によっては竜に縁のあるスキルや竜に因んだ宝具を得る。
このサーヴァントは
スキル『無辜の怪物』によって魔人化している。
悪魔のように見えるが、
その角と尻尾は竜のもの。
八重歯は吸血鬼の牙ではなくドラゴンの牙らしい。
- 肺の変異
- ドラゴンブレスを吐くために凄まじい肺活量を得る
- 作中では肺を異界化させて凄まじい肺活量を得ている。
エリザベートはスキル『無辜の怪物』によって
竜の混血として魔人化している。
(中略)
エリザベートのドラゴンブレスは超音波に属する。
彼女は魔人化した事で肺そのものを異界化させ、
凄まじいまでの肺活量を我ものとした。
龍にはそれぞれ属性を生かした最強の武器、
竜の息吹が存在する。
(中略)
……とあるルールブックでは、
そのダメージ数値はドラゴンの体力数値と同じとされる。
人間を遥かに超越した体力数値のダメージが
全軍に満遍なく行き渡る事を考えると、
ドラゴン一頭に国が滅ぼされるのも無理からぬ話だろう。
- 牙の巨大化
- エリザベートの精神世界では騎士王と同様に巨竜の牙で侵入者を襲う。
何メートルもの大きさに巨大化した、
エリザベートの、竜の牙が———
- 逆鱗がある
- エリザベートの場合だと尾てい骨のあたりにある。
- 見られるとパニックになり、殺されるか結婚するかを迫られる。
実は体の一部(尾てい骨あたり)に鱗があって、見
られると本人は恥ずかしさのあまり赤面、パニック
後に見たものを殺すか結婚するしかないようなラブコメ
展開になると誰かが得をする。
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メフィストフェレス:契約悪魔化 |
契約悪魔■■■■■■■■■。
生前の行いから生まれたイメージによって、過去の在り方をねじ曲げられた怪物の名。
能力・姿が変貌してしまう。彼の場合は呪術の強化、宝具に至った魔術などメリットしか存在しない。悪魔上等である。
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道化の大笑 |
- 無辜の怪物からの派生スキル
- 『悪魔』として人間に重圧を掛け、負の可能性へと誘う。
無辜の怪物からの派生スキル。悪魔(と定められた)メフィストは、種族としての人間に強烈な重圧を掛けることができ
る。失敗する可能性があれば必ず失敗し、運に見放されたような状態に陥れる。
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ファントム・ジ・オペラ:怪人化 |
- 小説『オペラ座の怪人』の怪人になる
- 両手から鉤爪が生えて貌も異形のものに変化している。
小説『オペラ座の怪人』のモデルである彼は、作品の影響を受けて素顔が異形へと変わり、また、両腕も既に異形の怪物
のものと化している。黒手袋を外してしまえば、大振りのナイフよりも剣呑な鋭い鉤爪が伸びた、異形の両手が露わに
なる。
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アントニオ・サリエリ:モーツァルトの死神化 |
- 特定の人物を殺すためだけの存在となる
- 目にした途端、マスターの制御すら通じず殺戮の暴走機械と化す。
だが、無辜の怪物と化してしまった事でサリエリの精神は既にひび割れている。
死神の伝説にも等しい『灰色の男』と融合した事も悪い方へ働いた。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを目にした時、彼は恐らく、マス
ターの命令を無視し、殺戮の暴走機械となり果てるのだろう。
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イヴァン雷帝:神獣化 |
- 超大型魔獣と同化し、更に神を自称したことによる神獣化
- 400年経った後も成長し続け、山ほどの大きさと雷を降らせる力を得た。
人でありながら「神」と同等である存在と自称し、かつて権勢を誇った貴族たちを追いやったことで、その権力は頂点に
達した。
ロシアは彼を絶対的な皇帝と敬い、西欧の人間は彼を「恐怖(テリブル)」と呼んで怯えた。
シベリアの超大型魔獣と結合し、生前とは明らかに異なる存在と化している。
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Ver.2:風評の侵食
- 生前作った創造物のイメージがサーヴァントを侵食する
- サーヴァントに治らぬ肉体変異を及ぼす。
- 作者に対するイメージで作者本人の性格を変えてしまう。
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ハンス・クリスチャン・アンデルセン:童話の侵食 |
アンデルセンの場合は“読者の呪い”である。
童話が有名になりすぎ、アンデルセン本人の性格が
童話作家のイメージによって塗りつぶされてしまった。
サーヴァントとして現れたアンデルセンの手足は、
彼を代表する童話のイメージに侵食されている。
洋服で隠してはいるが、その下の肌は
人魚の鱗やマッチのヤケド、凍傷に侵され、
喉は喋るごとに激痛を刻んでいる。
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茶々:永遠に焼き続ける烙印 |
- 「豊臣を滅ぼした希代の悪女」としての烙印
- 成長後の淀殿と同一人物であるためCランクではあるがこの烙印を背負う。
- 豊臣の象徴である大阪城と共に燃え尽きた淀殿は非難の的にされた。
豊臣を滅ぼした希代の悪女として歴史に名を残した彼女が背負う烙印。
実際には複合的な要因が重なって滅びたのであり、茶々だけの責任ではないのだが、いつの時代も民衆は分かりやすい
非難の対象を求めるのである。
- 内側から地獄の焔に焼かれ続ける
- 豊臣にまつろうものたちの怨嗟の焔が内側から使用者を焼き続けている。
- 本人はそんな素振りを見せず、逆に戦闘に利用しているようにふるまっている。
見た目や立ち居振る舞いからは微塵も感じさせないが、その身は豊臣にまつろうものたちの怨嗟の焔に今も灼かれ続け
ている。
彼女が操るように見える火焔は彼女を内から灼き続ける文字通り火焔地獄の焔なのだ。
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類似・発展スキル
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無辜の怪獣 |
ゴジラの特殊な撮影の力を得る- このスキルにより火炎や電撃、ミサイル攻撃を可能にしているらしい。
鉄のドラゴン娘であるメカエリチャンは特殊な撮影の力で空を飛び、炎を吐き、電撃を漏洩し、ミサイルを放つ。その
在り方はまさに鋼鉄の守護神。
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魔王 |
- 無辜の怪物の自称版
- 自称した結果、得た風評被害であるため任意に発動と解除が出来る。
生前のイメージによって、後に過去の在り方を捻じ曲げられた怪物。能力・姿が変貌してしまう。
アーチャーの場合、生前の本人が自称してしまっている事から任意発動・任意解除が可能。デメリット無しにその恩恵
を受けることが出来る。
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可能性の光 |
- 人々から信じられたあらゆる事象を全て事実として現界する
実際に自分が手掛けた偉業も、実際には関わりのない伝説も、すべてを一身に受け止めた偶像がナポレオンであり、
現界した彼が「期待」と「可能性」の具現として振る舞う。
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使用者との関連性
著名な人物で風評被害を受けた者
同じスキルを持つヴラド三世はその死後、
小説家の創作によって怪物におとしめられたが、
彼女は生前の行いからこのような扱いを受けたようだ。
変異した人物 |
原因 |
変異した姿 |
ヴラド三世 |
・ブラム・ストーカーの吸血鬼「ドラキュラ」のモデルになった。 |
吸血鬼のような容貌と呪いといった魔的な特性の獲得 |
エリザベート・バートリー |
・生前に拷問・虐殺を行った。 ・バートリ家の紋章がドラゴンの歯を模している |
竜のような容貌と竜の息吹を放つために肺が異界化 |
ハンス・クリスチャン・アンデルセン |
・読者の感想がアンデルセンの実像を塗り潰した。 |
身体の童話化(火傷や人魚の鱗など)、性格の変貌 |
メフィスト |
・ファウストに製造されたホムンクルス。 ・戯曲に登場する契約悪魔メフィストフェレス。 |
魔術・呪術の強化 |
ファントム・ジ・オペラ |
・小説「オペラ座の怪人」のモデル。 ・同一視されたことによる変異。 |
両手と貌の怪人化 |
茶々 |
・豊臣を滅ぼした原因の一つ。 ・豊臣を象徴する大阪城が焼け落ちた ・分かりやすい「的」として非難が集中した |
豊臣にまつろうものたちの怨嗟でできた地獄の焔が体内より湧き出て焼く |
アントニオ・サリエリ |
・某天才音楽家に作曲を依頼したという「灰色の男」と同一視された |
特定人物への絶対的殺意、慟哭外装の取得 |
イヴァン雷帝 |
神の自称、恐怖と恐れられたこと、超大型魔獣と融合したこと |
汎人類史においても必要とあらば超大型魔獣と融合した姿で現界する |
関連項目
自分から怪物になる宝具。俺は人間を(ry
無辜の怪物によって雑竜種化したことで獲得した宝具。
ハンガリーのドラゴンの伝承が関係している。
無辜の怪物によって雑竜種化したことで獲得した能力。
呪術が強化されたことにより宝具の域にまで達した呪術。
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最終更新:2020年04月22日 11:39