神座万象シリーズに登場する用語。
4段階あるエイヴィッヒカイトの魔術の最初の位階。
再生等の能力獲得に加え、
聖遺物の特性を生身へ乗せることができる。
詳細
活動前の状態
時折、こうして首が疼く。頸椎を通して頭蓋骨を内側からくすぐられている
ような不快感が、纏わりついて拭えない。
それに比例して湧き上がる、暴力的な衝動。
(中略)
まるで欲情しているような息苦しさ。このままこいつの首を刎ね飛ばしたく
なるような……そんな衝動。
そして俺には、それが出来るんだという凶暴な自信。
(中略)
螢「肥大化した好戦性と、それに伴う理性の摩耗……典型的ね。あなた、 このままだと狂うわよ」
活動後
- 聖遺物の特性を生身へ乗せる
- "斬る"という概念を斬撃として飛ばしたり、"杭"という特性を武器として飛ばす等が可能となる。
螢「今のが“活動”……聖遺物の特性を生身に乗せる基本中の基本。
あなたのはギロチンだから、こういうことができる。
しかも、全方位に向くようね」
- エイヴィヒカイトを使っている者に傷を負わせることが可能になる。
- さらなる身体強化と再生能力を獲得する。
螢「手はまだ痛い?
藤井君?」
蓮「あ……いや」
俺は頭を振って気を切り替えた。撃たれた右手に視線を落とす。
蓮「……常識外れだな、ほんとに」
熱さのようなものは感じるが、痛み自体はすでに薄まってきていた。
螢「じきに何も感じなくなるし、そもそも銃なんかじゃ血の一滴もでなくなる
わよ。その怪我だって、明日の朝には消えるでしょうね」
元ネタ
アッシャー(Olahm Ha-Assiah)
カバラ思想にある位階の一つ。現実世界を指す。
関連項目
"活動"を位階のひとつとする能力分類。
エイヴィヒカイトにおける第二位階。
特性を宿した聖遺物を具現化させる。
エイヴィヒカイトにおける第三位階。
聖遺物の特性と使用者の渇望から異界法則を生み出す。
エイヴィヒカイトにおける第四位階。
創造位階で生み出した理を全世界へ流れ出させる。
関連タグ
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最終更新:2020年04月23日 08:52