魔法少女(魔法少女育成計画)

作品名:魔法少女育成計画シリーズ
用語分類:種族分類

魔法少女育成計画に登場する用語。
魔法の国から素養ありと判断された人物あるいはその人物が変身した少女型のアバターのこと
超人的な身体能力や専用の装備、固有の魔法を獲得する
素養ありと判断されれば男性だろうと40近い女性だろうと動物だろうと魔法少女になれる。
また本来魔法少女の素養がない者でも外的要因でマジカルパワーを得れば魔法少女の素養を得る。




用語についての詳細

概要

  • 魔法少女に変身する資格を与えられた人間
    • 超人的なもう一つの姿をエンチャントされた人間という感覚に近い。
      • 資格を与えられる人物は元から異常な体質や才能を持ち合わせているケースが多い。
  • 魔法少女の資格を持つ者なら自在に変身できる
    • 心の中で念じることで変身・解除が思うままに可能。
    • 変身時は光に包まれる。
 試しにもう一度変身しろと念ずると光に包まれて変身するし、解けろと念じると変身が解
除される。
  • 魔法少女の資格は剥奪できる
    • クラムベリーの試験では魔法少女の権利を失う=人間の全てを失う=死ぬということになる。
    • 「魔法の国」から正式に魔法少女の資格を剥奪される場合は、関係する記憶を全て消されて放逐される。
      • 例外として何らかの要因で魔法少女に戻されると困る者は刑務所に入れられる。
 魔法少女と人間とは別種の生き物である、というわけではない。
 魔法少女は人間である。人間が魔法少女になる。
 しかし魔法少女になってしまえば、もはや並の人間ではない。魔法の力によって強さを
極限以上に引き出された人間である。
「魔法少女である権利を失うってことは生き物としての本質をなくしてしまうってことで。
つまりは死んじゃうぽん」
  • 資格の剥奪条件
    • 下記の条件を満たせば魔法少女の資格を失う。
条件 備考
魔法少女であることが一般人に知られる 魔法少女同士ならば問題ない
犯罪を犯す 軽度ならば厳重注意、悪辣ならば資格を剥奪し、
何らかの原因で再び魔法少女になられては困る者は刑務所に投獄する。
魔法少女認定試験に落第
自ら辞める意思を伝える

魔法少女の生態

 その後懐妊し、「妊娠している」という状態は変身後に受け継がれず、しかし変身を解
除すれば赤ちゃんは無事なままであることを知った。
  • 基本的に容姿端麗
    • アバターによっては獣耳、翼など人外の器官を所有しており使うことができる。
(前略)声も顔立ちも可愛らしく、頭からは犬のような耳が生えていてぴょこ
ぴょこ動かすこともできる。
  • 無制限に使用できる武器を持つ
    • アバターによっては能力と相性が良い。
    • 生得的に武器の使い方を知っている。
 魔法少女の武器には、制限なく使えるものがある。どれだけ撃っても矢筒から出てくる
弓、どれだけ食べても無くならないひまわりの種、どれだけ投げても尽きることのない投
げナイフ。リップルの手裏剣やクナイもこういったアイテムの類だろう。どれだけ投げて
も一向に終わる気配が無い。
  • アバターは基本的に変化しない
    • 姿形を変容させる魔法を使わない限り変化することはない。
 魔法少女のコスチュームや髪型は、基本的に変化することがない。
  • 知能の強化
    • 元々人間ではない生物が魔法少女になった場合、人とは異なる精神性から理解しがたい世界観を持つことがある。
(前略)人間ではない生き物が変身して魔法少女になった場合、
言語を用いることの経験不足と非人間的な精神性から他者には理解し難い自己ルールを見
せることがままある
  • 呼吸を必要とする
    • 支給される魔法のアイテムや固有魔法によっては真空地帯でも行動が可能になる。
 特殊な装備か魔法を持っていない限り、魔法少女は呼吸をする。酸素が無ければ屈強な
魔法少女であっても活動することができない。

+ 品種改良
  • 魔法の国では魔法少女の品種改良が行われている
    • 食事等のエネルギー補給については300年前より遥かに効率性が上がっている。
「ええ。現代の魔性少女とは色々違いますから。品種改良は着々と進んでいるのですよ。
少なくとも燃費については我々の方が勝っています。……それはともかく」
  • 魔法の国では魔改造が横行している
    • 本人の同意なしに新技術を試したりするので世代わけが不可能。
 魔法少女という分野はイレギュラーが起こりやすく、好き好んで「例外」を発生させよ
うという研究者もいる。そこへきて相手の意思や権利を無視し面白半分に新技術を投入す
る狂った倫理観の持ち主が定期的に現れるため、第一世代や第二世代といった区分でさえ


魔法少女の戦闘能力

基本性能

  • 高身体能力(アバターによって特徴が出る)
    • 腕力・脚力・視力・聴力が強化されている。
    • 超反射。
    • 夜目がきく。
    • 強さに応じた治癒力の高さ
  • 悪性耐性
    • アルコール、通常の毒物が無効。
  • 精神耐性
  • 音速機動でも破れない衣装
  • 魔法少女アバターに沿った身体機能の補正
  • 魔法の獲得
  • 奇蹟
    • 覚醒

身体能力

  • 腕力・脚力・視力・聴力が限界以上まで強化されている
    • どれだけ非力の魔法少女でも常人の域を超える身体能力を持つ。
      • 壁面の垂直移動や二十キロを10分で走破できる速度(最低でも33.3m/s)と持久力を持つ。
    • 二キロ先までの人物の容姿を視認できる。
    • 暗視が可能。
 こうして犬吠埼珠は魔法少女「たま」になった。ビルの壁面を駆け上がり、漬物石を握
り砕き、連続バク転で町内一周できる身体能力。夜の闇を見通し、針の落ちる音も聞き逃
さない五感の鋭さ。声も顔立ちも可愛らしく、頭からは犬のような耳が生えていてぴょこ
ぴょこ動かすこともできる。
  • 高い治癒力を持つ
    • アバターの身体能力が高いほど治癒力が高い。
(中略)魔法少女の身体は修復しようという力
が強い。骨を接がずとも骨折は綺麗に治る。人間であれば失血死するだけの怪我でも、食
べて休めば身体の方が修復してくれる。プキンのように強い魔法少女なら特に治癒力が高
く、自己修復に必要とする時間もごく短く、肉体的な損傷だけではなくコスチュームへの被
害も気がつけば直っているというのが有り難い。
  • 超反射神経
    • 0.1秒以内に攻撃を見て対処することが可能。
    • 反射神経はアバターによって異なる。
 カラミティ・メアリがホルスターから銃を抜き、リップルに向けて発砲した。リップル
は背中の刀を抜いて飛来した弾丸を弾いた。一連の動作は二人合わせてコンマ一秒にも満
たない時間で行われた。
  • 悪性耐性
    • 免疫力等も強化されているため、通常の毒や酒類の作用を受け付けない。
    • 特別な装備をしていない魔法少女でも溶岩の付近に居て無事。
 魔法少女に毒物は通用しない。肉体的な頑健さが毒の作用を受けつけないからだ。
  • 精神力が向上する
    • 常人ならば正気が失われるような場面を見ても、正気を保ち続ける。
    • 気弱なものでも戦闘に加わり、変身前ならばできないような大胆な行動もできる。
「何が起きたって正気失うようなことはないから安心してほしいぽん。魔法少女は精神
的にも肉体的にも健やかじゃないとやっていけない商売ぽん」

魔法少女アバターに沿った身体機能の補正

  • アバターの種類によっては身体機能に補正が入る
    • 基本的に身体能力の高さは関係ないと思われる。
      • 作中で明言されているのは「飛行可能な羽を持っている魔法少女のパワーはあまりない」(breakdown恋々評より)
補正内容 アバター
偽装 人形
嗅覚補正 料理人、吸血鬼(血液のみ)
柔軟性補正 人形(関節を完全無視)、ステージマジシャン、ネコ科
聴覚補正 音楽家、兎
同一ID 双子
飛行 悪魔、天使、ランプの精霊、烏
再生 植物
耐久補正 植物、金魚

奇蹟

  • 本人の資質や強い思い込みで有り得ざる現象を起こす
    • 人間時でも起きる。
      • 元々そういうことができる素養のある人物が魔法少女になったともされる。
具体例 実行者 備考
超感覚 レインボゥ
能力強化 レディ・プラウドなど
能力拡張 スノー・ホワイト 元の能力の適用範囲が大きく広がる
死の先送り 多数 致命傷を受けた後に僅かだが動ける程度
復活 ドリーミィ・チェルシー 魔法少女信仰+精神力+経験+肉体の欠損を抑えた+強靭な肉体+ド外れた体力+自分を呼ぶ声により起きた


元ネタ

魔法少女
魔法少女とは、日本のサブカルチャーにおけるキャラクター類型(ストックキャラクター)の一つ。
魔法などの不思議な力を使い、騒動を巻き起こしたり事件を解決したりする。魔女っ子(まじょっこ、魔女っ娘)ともいう。


関連項目

魔法の国の住人。魔法少女を作り出した種族。

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最終更新:2024年01月22日 19:59