作品名:
魔法少女育成計画シリーズ
使用者:プフレ(= 人小路 庚江(ひとこうじ かのえ))
魔法少女育成計画に登場する能力兼武器。
超スピードで爆走し、光学兵器などを搭載している魔法の車椅子を使う魔法。
さらに車椅子自体は破壊されても時間が経てば再び手に入る。
魔法の車椅子(Ver.1)
爆走
「だだっ広い荒野エリアの端から端まで歩かされる」という嫌がらせじみたミッションを、
手早くクリアできた理由はプフレにある。プフレの魔法は、見たまま「魔法の車椅子」で、
彼女の操る車椅子は衝撃波と爆発音を発生させる速度での走行を可能とし、ひらすらに
歩かれるイベントの必要時間を大幅に短縮させ、数時間かかる道のりを二十分で走破し
た。
光学兵器
- 鳩の装飾から光線を放つ
- 魔法少女の肉体を貫通し、バラバラにすることが可能な威力。
プフレが不意を突いて車輪を飾る小鳥の口から光線を発射し、その光線が刀を振るって
発生した斬撃により分断される。
十脚戦車(Ver.2)
形容
- 全高三十メートルの蟹型十脚戦車
- 全体が黒く厚い金属板で覆われている。
- 目の部分は光っている。
- 胴体からは十本の脚が生えている。
- 脚は一本で二つの関節を持つ。
- 脚の先は尖っている。
胴体部分は丸い。目に相当する部分が光っているのはセンサーかなにかだろうか。層に
なっている縁を見るに、何枚かの装甲版を重ねているようで、その重厚さが鈍重な印象
も与えていたが、胴体から生えた十本の脚は小刻みに素早く動いた。
一本の脚に二つの関節。脚の先は尖がっている。前面が装甲のような厚い金属板に覆われ、
動く度、ウィーガシャン、ガチャン、ガチャン、と機械的な音を鳴らし、全身は黒くメタ
リックに輝いていた。角張ったところがなく、全体的に丸い。本物の蟹とは違い、鋏に相
当する部分はなく、脚の数はともかく形的には蜘蛛のようである。
大きさはチェルナー・マウスと同等、重量はそれ以上かもしれない。とにかくでかい。
車椅子の魔改造
十脚
二本の腕と二本の脚でギリギリと押し合い、その隙を突いて残りの八本の内一本の脚が、
チェルナー・マウスの脇腹を攻撃する。均衡が崩れ、チェルナー・マウスが押し倒された。
光学兵器
チェルナー・マウスが離れても十脚戦車は追いかけようとしなかった。その場に留まり、
蟹でいう目に相当する出っ張った箇所をきらっと光らせると、前方で爆発が起こった。レ
ーザーを発射したのだ。
脱出機能
- 足が使えないパイロットを脱出させる装置
- 直径二メートルほどの黒い球体(パイロット入り)を後方へ射出する。
(中略)蟹の胴体から直径二メートルほどの黒い球体が
発射された。はるか後方に射出され、着地、転々と転がっていく。
改造後の欠点
(中略)改造
後の車椅子は、無茶な改造のせいで機動力は大幅に低下、さらに稼働可能時間はごく短く
なるため、(以下略)
魔改造車椅子(Ver.3)
文句を、不平不満を、止め処なく口にしながら護は毎日毎日少しずつ車椅子を改造し、
本人は認めようとしなかったが、やがてプフレ以上に車椅子への愛着を覚えたらしかった。
プフレの方からいわずとも護の方から新たな改造プランを提案するようになり、利便性と
戦闘能力を両立させ、車椅子は元々の性能を遥かに超えて強化されていった。
オートモード
- 目的地に自動で移動しかつ攻撃も防御も自動で行う
- 悪路も自動で乗り越えるため本当に何もしなくてもよい。
プフレは目を瞑った。車椅子の操縦はオートにした。流れ弾が飛んできた時は迎撃装置
が何とかしてくれる。
使用者との関連性
脚が使えなくなるアバター
- 自律駆動する乗り物が必要になる
- 人小路庚江自身は脚が悪くないためアバターの特性と思われる。
+
|
…と思いきや |
- 実は歩行・走行可能なアバター。
- 相手の虚を衝くためにわざと足が不自由な振りをしている。
- 魔法の車椅子の印象で足が使えないように見せることができるアバター。
だが、上半身の位置が下った。プフレは、とん、と何気なく絨毯の上から地面に降りた。
クランテイルの動きが一瞬止まる。プフレはここまで一度も立つことがなかった。車椅子
に乗るか、魔法の絨毯に乗るか、シャドウゲールに背負われるか。シャドウゲールは知っ
ている。プフレは普通に歩くことも走ることもできる。ただ、それを他の者に極力見せよ
うとしないだけだ。
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落馬しない
- 猛スピードで高速旋回と急ブレーキをかけても車椅子から転げ落ちない
- いかなる慣性がかかろうとも車椅子の機動で落ちることは無い。
(中略)無茶な動きだが搭乗者が放り出されることはない。そういう魔法だからだ。
関連項目
魔法の車椅子を改造して十脚戦車に仕上げた魔法。
前作の爆走担当。
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最終更新:2019年04月23日 23:34