吸血鬼について
真祖より誕生した種族
- 真祖が吸血することで繁殖する種族
- 真祖によって吸血鬼化した(させられた)者を眷族、眷族によって吸血鬼化された者を野良吸血鬼と呼ぶ。
吸血鬼の種類には、真祖を頂点として
真祖から直接的な吸血行為をされたものを
眷属と呼び、眷属から吸血行為されたものは
親(=真祖)の分からない野良吸血鬼と
呼ばれる。
血の濃さにおける序列
- 真祖から等親(血を吸った吸われたの親子関係)が離れるほど力が劣化する
吸血鬼と言う奴は、『誰』に噛まれたかで血の濃さが
決まる……末端になればなるほど身体能力は低下し、
簡単に狩ることが出来る。
- 眷族は真祖と運命を共にする
- 親である真祖が死亡するとその子である眷族も灰になる。
吸血鬼信奉者というものもいるが、何らか
の縁や偶発的な出会いから眷族となるもの
もいる。眷族は真祖が死んでしまうと、同
時に消滅してしまう為、運命をともにせざ
るを得ないという事情もある。
吸血鬼化
そもそも、吸血鬼化のメカニズムだ……ウィルス性の
モノだったなんて初耳だ。
吸血衝動
- 人とは異なる喉の渇き
- 本能的な衝動なので我慢できない者が多い。
- 一度でも吸血の悦楽を知ると二度と抗えない。
吸血鬼達は人間の感じることのない
喉の渇きを感じることがある。ほぼ本能に
由来する衝動な為、我慢出来ない者も少な
くない。
- 異能の使用過多でも発生
- 吸血するか、興奮状態で体液を摂取するかで解消できる。
【ルナ】「血液以外の体液で代用させるのもアリなのだ。例え
ば、唾液とか……そういうモノでもよいのだ」
「だが、それだけでは完全とはいかない」
「吸血に頼らず渇きを癒すのは、互いの興奮状態が密
接に関係してくる……」
吸血鬼の戦闘能力
吸血鬼の基本性能
高い身体能力
- 人間を身体能力をはるかに凌駕する
- 野良吸血鬼ですら筋力が1.5倍以上上昇する。
- 人狼と吸血鬼の混血種になると少し引っ張るだけで少女の腕がもげてしまう。
吸血鬼の身体能力は人を遥かに凌駕し、鋭い爪はかすっ
ただけで腕の1本くらい持っていくほど厄介だ。
- 耐久力・自然治癒力が高い
- 行動不可のダメージを負っても生きているかぎりは行動可能。
- どんな傷も数日で完治する。
本来、吸血鬼たる彼らは、人間よりも遥かにタフに出
来ている。
人であれば動くことすら出来ないような大怪我でも、彼らはモノともせずに動き回る事が出来る。
そればかりか、人より優れた回復力のおかげで、瀕死
の重症からでも数日レベルで復帰することが可能なの
だ。
- 真祖の血を吸うことで眷族以下の身体能力を底上げする
【ルナ】「いや、方法はある。眷属や野良にとって、真祖の血
というのは特別な力を持つ。取り込めば、一時的に身
体能力が向上し、さらには——」
「自然治癒能力を劇的に高めることが出来る」
弱点
- 銀との接触
- 銀を身体に受けることで肉体の組織が炭化・塵になり崩壊する。
- 心臓に銀を取り込めば瞬く間に塵になり、消失(ロスト)する。
人よりも死ににくい存在だが、ある一定の条件を満た
した時にのみ、吸血鬼達を確実に葬る方法がある。
銀を心臓に取り込んだ場合……彼らは存在さえも塵と
なり、ただ無へと還る——消失する——のだ。
- 海水
- 真祖から等親が離れるほど海水への耐性が失われる。
- 劣化した吸血鬼が全身に海水を浴びると身体が焼け爛れて死ぬ。
【???】『元々、吸血鬼は流れる水に弱いのよ。まあ、弱いっ
ていっても、『嫌い』って程度だけどね』
『でも真祖、眷属、野良、と段階を踏む毎に銀への
耐性が落ちるように、人造吸血鬼は水への耐性が著し
く低いのよ』
『それが海水なら……命に関わるほどにね』
【真紅朗】「そうか……なら質問だ。『お前はユニコーンの夢を
見たか?』」
びくっ、と法月の身体が震える。
【法月】 「まいったな……それを言われる
とは思わなかったよ」
「僕たちをいぶり出す言葉……確
か『力ある言葉』……だったっ
け?」
元ネタ
吸血鬼
欧州の伝承で登場する血を吸う怪物。
一度死んだ人間が蘇ったもの、幽霊のように実体が無いもの、魔女、精霊や妖怪などの人間ではない存在、
狼男、変身能力を持った人間、吸血動物、睡眠時遊行症者が該当する吸血鬼になるとされる。
関連項目
全ての吸血鬼の根源にして頂点。
吸血鬼の細胞から生み出される人造の吸血鬼。
真祖及び眷族のみが持つ能力。
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最終更新:2013年07月06日 22:17