詳細
おとぎ話に登場する神秘生物たち
——幻想生物(モンスター)とは。
幻想の異人種でも、クリッターでもない、
おとぎ話の妖精や精霊にも似た生物たち。
神秘生物とも呼ばれる。
工場から稀にポンと生み出される
機関精霊も幻想生物の一種であるが、
インガノック下層のあちこちに棲息する。
基本的には動物と同じであるため、
撃退することも、手なづけることも可能。
——弱い個体であれば、の話だが。
もしも強力な個体となれば、出現域は
多大な被害を被ることとなるだろう。
下層の数字の多い層、特に最下層には
強力な幻想生物が多数棲息している。
登場・言及された幻想生物
- 機関精霊
- ナーガ
- 翼蛇(コアトル)
- コカトリス
- ケルベロス犬
- グリフィン
- バーゲスト
- カラス
- キマイラ
元ネタ
モンスター(monster)
英語で「怪物」という意味の語。
幻想生物の元ネタ
ナーガ
インド神話における蛇神。転向を操る五頭の蛇。
コアトル
水や農耕に関わる蛇神。ナワトル語で「蛇」を意味する。
コカトリス(Cockatrice)
中世ヨーロッパの伝説上の生物。
雄鶏をトカゲあるいはヘビと合わせたような姿の伝説上の生き物であり、元々バジリスクから派生したものであるためか、バジリスクと混同されることが多い。
槍で襲われると逆に槍から毒を送り込んで殺す、飲んだ水場が長期間にわたって毒で汚染するといった毒の伝承がある。
またその目は殺害する力があり、視線で飛ぶ鳥を焼き、見ただけで命を奪うことが可能とされている。
ケルベロス
ギリシア神話における冥界の番犬。三頭の頭を持つ。
だが、『神統記』では50の頭を持つとされる。
グリフィン
ギリシャ神話に登場する生物。
鷲(あるいは鷹)の翼と上半身、ライオンの下半身を持つ。
バーゲスト
イングランドの民間伝承に登場する妖精。様々な姿を取る。
基本的に鎖を引きずり角と鉤爪のある赤い目の黒犬の姿をとる。
《怪異》ブラックドッグの伝承にも組み込まれている。
キマイラ
ギリシア神話に登場する伝説の生物。
ライオンの頭と山羊の胴体、毒蛇の尻尾を持つ。
関連項目
幻想生物を創造した存在。
関連タグ
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最終更新:2017年10月01日 14:11