術技について
肉体置換
- 書き換えて無理矢理肉体を修復
- 肉体の置換であるため、置換している部分は必ず失う。
- 一部の攻撃は再生しにくい。
肺炎。栄養不良と免疫力低下。
10年前なら死んでいただろう、確実に。
けれど今は。変異する前にあった病など、
どうとでもなる。
肉体治療に特化されたギーの現象数式、
すなわちクラックが肉体を書き換える。
—―どうとでも、なる。
自動高速再生
- 即死級の傷すら即座に治癒する
- 連続的な攻撃を受けても、置換可能な限り再生し続けて命を繋ぐ。
凄まじい高熱はギーの喉を融解する。
即死だ。
——ギーがただの人間のままであれば。
——しかし、そうではない。
(中略)
融解する喉を最大速度で修復する。
修復のために用いられる全身の筋肉組織が、
みるみるうちに削り取られていく。
- 自動的に現象数式が発動する
- ダメージを受けると自動で大脳器官が起動し、肉体を置換する。
——自動的に脳内器官が起動する。
——現象数式が、破損した心臓を修復する。
欠点
- 肉体置換で治せないものがある
- 赫炎のインガノックに登場する以下のものが治せない。
【ギー】存在の形質変異を引き起こす病に対して、
肉体を置換修復する現象数式は通じない。
何も、できなかった。
現象数式による肉体の正常化と、
数秘機関への置き換えによる「切り離し」。
それだけが、唯一の対処法だ。
- 攻撃に使えない
- 使用者の信条で傷つけるためには使わない。
- 現象体であるクリッターの通用するか不明。
変異したこの脳に現象数式を思い切り
詰め込んでも、治せないものは無数にある。
汚染された第4貯水池に漂う細菌のように。
今回のように病巣を取り除いたり、
内臓の機能を回復させる程度では、
どうにもならないことも、ままある。
形質変異たる《忌罹病》。
異形の死の刃たち。蔓延するドラッグ。
そして、姿を隠す41体のクリッター。
使用者との関連性
大脳の変異によって得た技術
- 大脳が変異していることで現象数式を納めることができた。
- 他にも脳が変異することで現象数式を修めている者がいる。
——脳が機能する。
——現象数式を司る器官である“脳”が
(中略)
質の悪い冗談のような、
この、現象数式という手品を扱えるように。
ギーの脳は歪んでこうなった。10年前に。
元ネタ
クラッキング
コンピュータネットワークに繋がれたシステムへ不正に侵入したり、コンピュータシステムを破壊・改竄するなど、コンピュータを不正に利用すること。
関連項目
関連タグ
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最終更新:2018年04月17日 23:32