《奇械》ポルシオン

作品名:赫炎のインガノック
使用者:ギー

スチームパンクシリーズ(Liar-Soft)に登場する存在。
《奇械》のひとつ。
圧死と焼死を司る《奇械》。終期型になるとインガノックの“現在”を奪う能力を得る
他にも読心能力、能力無効化、使用者を精神攻撃から守護するなどの特性を持ち、
《奇械》の特性として物理無効と物理無効化無効、再生能力および消滅耐性と非顕現時限定で不可視の能力を持つ。
さすがの主人公機である

+ 命令文:“太陽の如く、融かせ”

+ 命令文:“王の巨腕よ、打ち砕け”

+ 命令文:“刃の如く、切り裂け”

+ 命令文:“光の如く、切り裂け”




初期型の《奇械》ポルシオンについて

形容

  • 全長2.5メートルの鋼鉄人形
    • 初期型の特徴を持つ。
      • 見開かれた右目
    • 胸部に押し開かれた《門》を持つ。
      • 《門》から《切り裂く炎の右手》や《打ち砕く王の右手》を導き出して、放つ。
目立つ特徴は、大きく見開かれた形の右目。数秘機関を全身に埋め込んだ人間にも似た、全長2.5mほどの人型鋼鉄。
胸部に組み込まれた《門》からさまざまなものを呼び寄せ、力とする。

《切り裂く炎の右手》

  • “太陽の如く、融かせ”による攻撃
    • 切る→融かす→消し飛ばすの順
    • おとぎ話の火の王の力
      • 超々高熱で相手を包み込んで融かす。
——切り裂き、融かして消し飛ばす。
——炎を纏う刃の右手。
——それは、怪物を焼き尽くす炎の右手。
押し開いた鋼の胸から導き出された
刃の“右手”は、超々高熱の火炎を伴って
ウェンディゴを包み込んだ。瞬時に融かす。
  • “刃の如く、切り裂け”による攻撃
——炎を纏う刃の右手。
——それは、怪物を両断する炎の右手。
おとぎ話の、火の王の手。
押し開いた鋼の胸から導き出された
刃の“右手”は、超々高熱の火炎を伴って
巨像の全身を包み込んだ。瞬時に寸断する。
  • 胎児の死因が焼死だったことが基なっている能力
「焼死
       《切り裂く炎の右手》」

《打ち砕く王の右手》

  • “王の巨腕よ、打ち砕け”による攻撃
    • おとぎ話の鉄の王の力。
      • 対象の全身を超高密度の質量によって圧壊させる。
——打ち砕き、粉々に消し飛ばす。
——鋼鉄を纏う王の手。
——それは、怪物を破壊する巨大な塊。
——おとぎ話の、鉄の王の手。
押し開いた鉄の胸から導き出された
鋼の“右手”は、超高密度の質量を伴って
オロの全身を叩いて砕く。瞬時に破壊する。
  • 胎児の死因が圧死だったことが基なっている能力
「圧死
       《打ち砕く王の右手》」

一撃多殺

  • 多生命体を一撃で破壊
    • 作品中で31の生命を持つ存在を粉砕した。
【ギー】答える者はもういない。
    背後の“彼”の胸から現出した“手”は、
    彼の偽りの31のかたちを完全に砕いた。


終期型の《奇械》ポルシオンについて

形容

  • 真紅の鋼色
    • 手の爪が伸びている
  • 終期型《奇械》の特徴として両目と口が開いている。
それまでの“彼”のものではない。
だが確かに“彼”の“手”だった。
ギーの背後から伸ばされるその色は、真紅。
——赤色の——
——赫の炎にも似た、鋼の手——

《悪なる右手》

  • 対象の“現在”を奪う
    • 作品中で対象の肉体、装備、記憶を10年前の“過去”の状態まで戻した。
さっきまで、背後にいた誰かが言ったの。
すべてを奪い取り、あらゆる意義を奪う、
回帰の右手。
——比類なき《悪なる右手》。
この赤色の右手は、人を傷つけはしない。
ギーの望み通りに。
《復活》が都市にもたらしたものだけを、
選んで奪い取る。消し去る。
  • 宿主であるギー自身の右手も変容する。
    • 《奇械》ポルシオンと同様に刃の手となる。
——意志を伴って伸ばされる“右手”。
——それは、ギーの“右手”。
その手は今や、尋常な人間の手ではない。
真紅の鋼を纏った“右手”がそこに在る。
背後の“彼”と同じ、刃の手。

初期~終期型に共通した能力・欠点

読心能力

  • 心の声を聞く
    • 宿主やその周囲の人間の心の声、物体の持つオブジェクト記憶を読み取る
きみの名は《奇械》ポルシオン。
生まれなかった41の命のひとつ。
ギーの背後に佇みながら、
彼の周囲の人々の心の声を聞き続けた者。

能力無効化

  • 相手から放たれた能力ごと切り裂く
人間の精神と肉体に吸着する黒の種子。
あれこそが死だ。死の集合体。歪みの死。
跡形もなく人を蒸発させ得る、死の現象。

(中略)

キーアも老爺もドロシーも。
感染させはしない。
飛散する種子のすべてを“手”が刈り取る。
  • 終期型へと変容した後は《奇械》トートの《安らかなる死の吐息》ごとトートの“緒”を切断した。
    • 《奇械》トートの吐息は一度、ポルシオンの右手に無効化されず、消滅させている。
闇色巨人が再び咆哮する。
それは周囲の空間数百フィートを巻き込み、
すべてを埋め尽くす。物体の、何もかもを。
咆哮は空間を震わせる。
真紅の鋼を引き裂いた時と同じように。
震えた空間は、光となって。
——眩い白色が。
——空間に白色が満ちる。光が弾ける。

欠点

  • “緒”の切断もしくは全箇所同時圧壊
    • 終期型でも例なくこの弱点を持つ。
砕く条件は同じ。
すなわち“緒”の切断か完全なる破壊か。


関連項目

《奇械》ポルシオンの種族分類。

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